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2016年06月26日 イイね!

旧車優遇政策の到来なるか

旧車優遇政策の到来なるか旧車を守る!!自民党内に「自動車文化を考える議員連盟」設立!!!
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2016年6月4日)






クラシックカーイベントの前後に相応しく、こんな情報が出てきました。


自由民主党の有志達により、「自動車文化を考える議員連盟」が、立ち上げられました。
会長を務める古屋圭司衆議院議員は、「モータースポーツ振興議員連盟」にも名を連ねる、どうやら車好きの国会議員のようです。
古屋議員だけでなく、メンバーも同じく、車好きが中心だそうです。

これが仲間内だけの同好会のノリかと思いきや、総務省、財務省、文化庁、経済産業省、国土交通省からも出席者があったそうです。
自動車雑誌の編集者や、自動車評論家も招いて、意見を募ったりも。
どうやら彼らは本気のようです。

そういえば古屋議員は、国家公安委員長を務めた2013年にも、「実情に沿った道交法改正が必要ではないか」という旨の発言をしていました。
(その後具体的な動きは聞こえてきませんが)





日本には、「物を粗末に扱うな」「物を大切にして長く使おう」という、“もったいない精神”がありました。
それは国土が狭く資源が乏しく、外界とは海で隔絶されているので容易く交易できなかったという、歴史的事情があったために生まれた、昔の生きる知恵ですが。

だからこそ尚更、今乗っている車がまだ新しいうちに次々と新車に買い換えるのは、日本人の精神風土にはあまり馴染まないのかも知れません。
日本には本来、クラシックカーを愛でる文化が根付くべき土壌があると言えます。
(勿論、そうでない人も一定数いるのは、承知しています)


しかしその狭い国土の中に、世界に名立たる自動車企業が、9社もあります(光岡自動車も含めれば10社)。
一応、生産終了しても10年はパーツを作り続ける義務があるものの、しかし企業の本分としては新車の企画・製造・販売。
だから政府も新車購入を促すような政策にする。

そのせいで、車を使い捨てにするとも取れる扱いを、メーカーも政府も推し進めてきた。
新車登録から13年経った車には、自動車税が15%増える(軽自動車は20%)。
自動車重量税も、13年後・18年後と、段階的に増税。
鳴り物入りで始まったエコカー減税にも期限があり、初代プリウスは対象外になるという、本末転倒な事態も。
日産自動車に至っては、先人たちが血と汗と涙の末に築き上げてきた遺産に敬意を払うどころか、露骨に侮辱してまで新車購入を促す。

新車を売らなければ商売が成り立たず、そうなれば経営が傾き、従業員にまともな給料を払ってやることが出来ない。
それは分かりますが、現状は流石に歪です。


保険会社ですら、車両が持つプレミアム性とは裏腹に、一定年数を越えた車両には価値はないと見做しており、車両保険は異様なまでに安い。
だから万一事故や災害に巻き込まれた場合に、もらえる保険代は新車のそれ以下。
保険会社もまた新車至上主義であり、クラシックカーを冷たくあしらっています。



本田技研工業が、最近ビートやNSXやS2000のパーツを再生産したのは有名ですが、それも或る意味クラシックカーを尊重する文化とも言えますね。

文化だとか何だとか言っているのであれば、各社もう少しそんな動きがあっても良さそうなものですが…。
クラシックカーそのものを税制上で優遇せずとも、せめてレストアに必要な基幹部品だけでも、細々とでも作り続けて欲しいところ。
現にそのせいで、僕の友人の身にもかつて廃車の危機が訪れたので、他人事とは思えないのです。

尤も理由は分かっており、つまりそんなことをしても大手企業にとっては旨味がないからなのですが。
現在は一部の好事家や専門店が、趣味と実益を兼ねて手作りでレストアパーツを作っているだけであり、そこへ大手企業がいつまでたっても参入してこない理由など明らかです。
だからこそ、ホンダがパーツを再生産したのは、ちょっとした事件であると言えます。





旧車、クラシックカー、ヒストリックカー、ヴィンテージカー…。
呼び名は様々ですが、それら古い車を持っている人というのは、痛むのを避けるために動態保存として一ヶ月に数度乗る程度というのが、往々にして一般的です。
これも一つの“もったいない精神”ですね。

確かに最新鋭のエコカーよりは、排ガスは汚く、燃費も悪いかも知れません。
しかし毎日乗るわけではないのだから、長い目で見れば差し引きゼロになるはずです。
クラシックカーオーナーはもう一台、環境に優しいエコカーを持っており、そちらを日常の足にしているのが実情です。



また近年では、町興しの一環としてクラシックカーイベントを催す自治体も、増えてきました。

クラシックカーは環境を壊す悪者ではありません。
観光客を呼び込んで地域に貢献してくれる、僕らの味方なのです。

であれば尚更、クラシックカーに対してもう少し優しく接しても良いはずです。





どこまでを「保護すべきクラシックカー」とするかで、意見は分かれることでしょう。
スカイライン・GT-R(BNR32)が、生産開始から25年過ぎた右ハンドル車ということで、アメリカで並行輸入車に必要な衝突実験の対象から外れ、昨年晴れてかの地への輸出が解禁されました。
それが一つの目安になるでしょうか。


R32のスカイライン GT-Rをアメリカで乗ったらフェラーリよりも声をかけられるんだが
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2015年6月6日)
発売から25年 日産R32GT-R、米国で輸入解禁となり高騰中!
 (同、2015年8月8日)


少なくとも僕の愛車は、まだまだ珍車の領域であり、文化として守るべきクラシックカーにまでは至っていませんねw



この動きには、懐疑的な声も一部にはあります。
すなわち、貴重なクラシックカーを複数台所有している一部の富裕層(連盟所属の議員も含む)に向けた優遇措置であって、新車を買いたくとも買えないような貧乏人を助けるためのものではないのではないか、と。




それにしても、本来であればこういう活動は、左翼だのリベラルだのを標榜する野党側から出て来なければおかしいのですけどねぇ…。
なのに、民進党(旧:民主党)や、社会民主党(旧:日本社会党)や、日本共産党のやってきたことと言えば……。


















今後どのような動きをしていくのか、注目に値します。
モータリゼーションがこれだけ普及した今日、そろそろ「徴税すべき資産」から「語り伝えるべき文化」に、自動車を取り巻く環境は成長してもおかしくない時代です。
その為にも、連盟所属の議員たちに、嘆願書を送ったり個人献金したり選挙で投票したりなどして、働きかけることが肝要です。
Posted at 2016/06/26 13:55:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | ビジネス/学習
2016年06月23日 イイね!

第5回 ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形オフ

第5回 ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形オフ前回のウェブログの続きです。
因みに今回のブログは、イベントではなくオフ会なので、顔やナンバープレートは隠してあります。




おやんず@ともちゅわん一行は、一家で二次会をするということで、逸早く搬出しました。
黄色いビートのA氏も、同様。


15:30。
会場も大分空いたところで、残った僕らも搬出します。
毎度のことながら、見学者やスタッフが手を振って見送る中、嬉しいやら照れ臭いやら。

次なる会場は、AZ-1山形さんのご自宅です。
開催当初は少数派だった平成ABCトリオも、もはやそれなりの所帯にまで成長しました。
今後の更なる親睦を深めるべく、これから懇親会としてバーベキューパーティをするというので、喜んで着いて行きます。
これもまた、当イベントの恒例の楽しみです(^ω^)



AZ-1山形さん(AZ-1)が先導し、桜霞(sakurakasumi)さん(AZ-1)、KSさん(カプチーノ)、僕(赤いキャラ)、ASさん(青いキャラ)、OCさん(ヌォーヴァ500F)の順で、ツーリング。
会場付近の道路でも、恐らく見学者だったと思われるバイカーや、警備員の方まで、手を振って見送ってくれます(*^ω^*)

毎年ながら、この経路はアップダウンのあるワインディングロードが続くので、軽スポーツカーにとって絶好のドライビングロードですね。





16:40、関屋ベースに到着。
A氏も来れば、平成ABCトリオが揃ったのですが。
毎年毎年、際どいところで「関屋ABCミーティング」が実現しませんねぇw


既に関屋ベースのメンバーが、準備をしています。
今年は岩魚や鮎の塩焼きがメイン。
専用の器具や竹串を新たに造っており、それを使って焼いています。
魚だけでなく様々なものを焼くのに応用が利く構造です。
内臓を取り去って塩水に浸けて下ごしらえしていた魚たちを、その場で竹串に刺して、たっぷりの粗塩を素手で豪快に万遍なく擦り込んで、炭火でじっくり焼いて、熱いうちに食べるのが美味い!
(或る程度冷ましてから食べようとすると、身が骨に絡み付いて食べにくいのだ)

他、定番の、塩胡椒をたっぷりまぶした豚の焼肉もあります。
個人的には牛肉よりも豚肉派w
更に、縦に四分割したエリンギを焼いて醤油を付けて、板海苔を巻いて手掴みで食べるというのも。

今年は新メニューが多くて、食べるだけでも楽しい!

20歳になったということで、今年は桜霞さんもお酒を飲んでいます。
帰りの運転はお父様がするということで。

Billy's Barbeque
 (Arabesque、1981年)

・ヨーデル食べ放題
 (桂雀三郎withまんぷくブラザーズ、1996年11月27日)


只、美味しすぎて食べるのに夢中になっていたのと、手が脂で汚れきっていたのとで、俺としたことが写真を撮っていなかった。
詳細は桜霞さんのブログでどうぞ(*゚ω゚)っ


程々に食欲が満たされてきた辺りで、のんびりと自動車談義。

KSさんによる、桜霞さんの愛車のフロントフード補修講座w
ASさんは何かと災難続きですが、中古車なのであちこち壊れてその度にお金が掛かり、壊れていないときでも欲しかったパーツを買うので、結局お金が貯まらないねとかw
桜霞さんのお父様は500Fに惹かれ、僕はカプチーノに興味津々。

イベント会場ではゆっくり交流できなかった……というか、こうして二次会で交流できるから、敢えて一人で別行動を取っていたのです。


17:30、KSさん・OCさんのご兄弟が離脱。
有難うございました。道中お気を付けて。





17:40、近所に住むS氏が、息子さんと共に突如来訪。
あれーっ、もう10分早ければ、「関屋ABCミーティング」が実現したのにー!
皆で
 「ど、どうしよう、KSさんを呼び戻そうか…?」
 「もう国道13号線に出ちゃったかな…?」
と、おろおろw

でも考えようによっては、実現したと言えるかも…w(Az-1,Beat,Cara)
しかも、キャラが多めという、ちょっと貴重な現象です(`ω´)


ビートをASさんが試乗して、かなり心動かされた様子w
同じ軽スポーツカーといっても、キャラクターも性能も居住性も使い勝手も、全く違いますからね~。

これが全て同じような方向性だったら、きっとそれほど話題にはならなかったのではないでしょうか。
ナンバーワンを目指せば目指すほど、収斂進化によるコモディティ化を招き、どれも似たような品揃えで溢れ返ってしまう。
それでも尚ナンバーワンを目指そうとすればするほど、馬力や低燃費や居住スペースという分かりやすい数値の競争に終始し、各自が体力を消耗するだけの不毛な泥仕合に陥ってしまう。
その行き付く先は、フォルクスヴァーゲン・コンツェルンの排ガス不正や、三菱自動車工業の燃費不正

それぞれに異なる魅力がある、ナンバーワンよりもオンリーワンを目指したからこそ、当時だけでなく未だに愛されるのでしょうね。

多くの日本人が持っている「これ」が生き残るための武器だ
 (DARKNESS DUA、2015年6月19日)





18:40、僕も離脱。
まだ明るく、例年なら最後まで残っているところですが、今年は逸早く後にします。

桜霞さんのブログによれば、間もなく19:00頃には解散したとか。
例年なら19:30頃なのですが、今年は早めのお開きだったようです。



20:00、ジョーシン山形嶋店
国道13号線をひたすら南下して、ここへ来ました。

懇親会を途中で抜け出したのは、帰り道で買い物をしたかったからです。
丁度、最近買い物をしていなかったせいでポイントカードの有効期限が迫っており、良い機会でした。
遅い時間まで営業しており、助かりました。



駐車場では、同じスズキ・同じ軽自動車・同じ赤の車が!
しかも、丸目ライト、赤黒ツートーン、フォグランプ装備というところまで、同じ!

こういうのを見ると、隣に並べずにはいられませんね~(*´∀`人)
鈴菌感染者としてのウィルスが騒ぎます。

  鈴菌撒いてやんよ
    ∧_∧
   ( ・ω・)ノ>゚s+。:s゚s
   C□ /゚。:゚s:。+゚s
   /  | s s s s
  `(ノ ̄∪

相当手が込んでいるようであり、オーナーが現れるのを暫し待っていましたが、中々現れないので仕方なく入店します(´ω`)



買ったのは、ブルーレイディスク10枚組、プリンター用インク2種(カラーと黒)。
これで、BDレコーダーのハードディスクに溜まっていた録画番組をダビングできる。名刺を作れる。





22:50、帰宅。
今年は早い帰宅になりました。
この後風呂に入って汗を洗い流しますが、流石に腕や足が日焼けしてひりひりしますw




イベント会場だけでなく、二次会でも楽しみが盛り沢山。
ご一緒してくれたABC仲間の皆様、メンバーを挙げて手厚い歓迎をしてくれた関屋ベースの皆様、今年も有難うございました。
来年もお邪魔します。

フォトアルバムにも掲載。
見学者用駐車場、焼肉OFF、復路、事後整理
Posted at 2016/06/23 16:23:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | オフラインミーティング | グルメ/料理
2016年06月20日 イイね!

第5回 ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形

第5回 ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形12日日曜日は、第5回 ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形に行ってきました。
会場はアユパーク舟形、時間は10:00~15:30、エントリー\2,000(\100パンフレット・\100記念ステッカー・\1,000分昼食券・粗品付き)、見学者無料。


第2回は見学者として、第3回以降は参加者として、もはや僕にとって初夏の恒例行事です。

国産旧車が中心ではあるものの、希少でマニアックなヴィンテージカーのみならず、当時ありふれていて顧みることの無かった普通の車、海外製クラシックカー、スーパーカー、そして時代の仇花・平成ABCトリオまで。
実に多種多様であり、飽きる気配が一向にありません。

初夏の暑さ(個人的に冬より夏が好き)、牧歌的な雰囲気、家族でも楽しめる催し物、バンド演奏、地元舟形の特産品…。
クラシックカーイベントというよりは、クラシックカーを媒介にした町興しイベントと言っても差し支えない雰囲気が、魅力です。
純粋に車だけに特化したイベントも好きですが、車に興味のない一般人をも巻き込むような、開かれたイベントであれば尚楽しいですね。

クルマのイベントは底上げの発想が必要(1)
 (あなたの知らない方が良かった世界、2016年5月24日)
クルマのイベントは底上げの発想が必要(2)
 (同、2016年5月26日)


只、天気予報によれば、当日は午前中は小雨でお昼から曇りだそうで、そこが気掛かりでした。
いつもなら焼け付くような炎天下と、川沿いゆえの高い湿度とで、灼熱地獄なのですが。
雨に降られるよりは、ましなのか…。




04:30、出発。
今年はいつもとは道程を変えてみました。


いつもであれば、
・南陽市→山形市→村山市、国道13号線
・平地で、片側2車線で、流れも速い道路を、何も考えずにひたすら北上
・約150km、約4時間

ですが今年は
・白鷹町・国道287号線→河北町・国道347号線→尾花沢市・国道13号線
・山の中や町中で、片側1車線で、信号や上り下りやカーブの多い道路
・約135km、約3時間
の、いわば下道ルートを通って行きました。
5月22日の「第18回 東北セリカday 2016春の陣」に見学に行ったことで、途中までは分かったので、更に進むとどうなるか知りたかったというのもあります。

道中微妙に道を間違えたりしましたが、距離そのものは短く済みました。
山の中や町中が中心であり、その分信号も多いものの、早朝ということで混雑することもなく、目まぐるしく変わる風景も楽しい。
これからはこちらを通ることにしましょう。





07:30、会場へ到着。
しかし、幾ら何でも早く着きすぎましたw
受付開始は08:00からであり、会場は未だ設営中。参加者は僕以外誰もいません。
展示場所となる多目的広場は、今年は白い砂利を敷いてるのですね。

やがて、トヨタ自動車工業 スプリンター・1200デラックス・4ドアセダン・5MT(E40)や、黄色いポルシェなど、同じように早く到着してきた人々も。
その間、朝食として持ってきたおむすびとお茶を食べながら、のんびり雑談したり、イベントに備えて洗車するなどして、待ちます。
興味を持って話しかけてくれる人は、かつて初代アルトワークスを愛車にしていたりと、やはり相通ずるものを感じてくれているようです。





08:00を回り、搬入車両たちが続々と増えてきたところで、僕らも搬入します。

まずは、AZ-1山形さんと撮影担当・T氏が搬入したのを見て、僕も搬入。
次いで桜霞(sakurakasumi)さん父子もやって来ます。

何でも、先月の「若鮎まつり」の後に大雨が降り、小国川が増水してここ多目的広場が水浸しになり、テントまで流されたとか(゚Д゚;)
だから今年は砂利を敷いているのですね。
スタッフにすれば今年は重労働だったことでしょうが、でもその甲斐あり、硬い草が足に刺さることもありません。

互いの近況報告や身の上話、愛車秘話などを話し合っていたら、ASさんが!
2015年11月8日の「104th仙台・泉ヶ岳ミーティング」以来の再会です。
先週5日の「ノスタルジックカー・ミーティング2016さがえ」にも午前中のみ見学に行っていたそうですが、その前にオイル漏れが発生して、しかし無事直ったから見学に行けたということです。
受難続きですが、良かった良かった。
それにしても、お会いする度に、車はあちこち変わっていますw

その後も、カプチーノ・リミテッドのKSさんと、その弟でヌォーヴァ500(チンクエチェント)FのOCさん。
今回初参加の、黄色い純正ビートのA氏も。



受付を済ませ、AZ-1&キャラ仲間の愛車を眺めていると、優華猫さんがやって来てくれました。
2015年7月12日の「100th仙台・泉ヶ岳ミーティング」以来の再会です。

もうすぐ免許を取れる歳なので、益々車が気になっているとか。
とはいえ気になるのは、新車よりも、こういった旧車。相変わらず渋いご趣味です(*´∀`)b



僕が優華猫さんとの雑談に気を取られている間、気が付けば、おやんず@ともちゅわんご夫妻、シュウ@RSさん、こっぺーさんも、いつの間にか搬入していました。
一昨年の西部警察仕様と、昨年の山形在住の“鉄仮面”仲間のエントリーに触発されて、今年は一家四人でエントリーしようと意気込んでいたのが、早速実現しました!

昨年は一番乗り(と言うか、スタッフすらいなかった04:00w)だったのに、今年は開会式寸前の搬入です。
何でも、“Aちゃん”のブレーキの調子が悪く、ぎりぎりまで修理していたとか。
でもその分、積載量に勝る“鉄仮面”が2台もあるので、僕らの本部となるタープテントを持ってきてくれました(*´∀`)





10:00、開会式。
好例の花火と、舟形町立舟形中学校吹奏楽部による演奏です。
有名どころを他所から連れてくるのではなく、地元の人材にやってもらうというのが、益々好感度が高いです。


さて、その後は早速車を見て回ります。
今年は当日参加含めてエントリーが150台に達したそうで、その分実にヴァラエティ豊かです。
今まで以上に楽しめそうです。

只、最近デジカメのバッテリーの減りが早くなってきて(只でさえ中古で買ったのに、散々酷使しすぎたからですかね)、スマートフォンのカメラを使おうにもバッテリーを異常に消耗するので、のんびりとイベントを満喫することは叶いません。
まして他車オーナーとの質疑応答や、AZ-1&キャラ仲間との交流も、その分疎かに。
だから体験同乗試乗会にも、今年は敢えて応募しませんでした。
参加台数が増えたのは嬉しいのですが、それがちょっとジレンマですね~(´ω`)

会場には白い砂利を敷き詰めていたお蔭で、太陽光が地上から乱反射して、良い感じに撮れていました(^ω^)
その分、例年は草が熱を吸収していたのが、今年は砂利のせいで暑さも結構なものになり、砂埃も舞います。
果たしてどちらが良いのやら(´ω`)


それにしても、今年はポルシェの参加が多く、さながら「ポルシェ・ミーティングin舟形」ですw
何でも、今年はランボルギーニにとって記念すべき年だそうですが、そちらは10月9日開催予定の「第10回スーパーカー・ミーティング2016in山形」がフォローすることが決まっています。


個人的には、昨年リクエストした、トヨタ自動車工業 2000GT・5MT(MF10後期型)の参加が実現したのが、大感激!!
実車は思ったより小さいのですね…。
ステージトークでの車両解説でも、心なしか2000GTについてが最も詳しかったような…。

これで、何かと共通項が多く「現代版2000GT」とも言える、レクサス LF Aと一緒に並んでいれば、完璧でした。
良いものを見させて頂きました(^ω^)


体験同乗試乗会は、K.O.CARS Kode9がエンジン不調になり、お昼頃からは展示のみになってしまいました。
折角、鳴り物入りで参加したのに…(´ω`)

その代わり、クライスラー レ=バロン・コンヴァーティボル(3rdジェネレイション前期型)が、飛び入りによる代打を務めていました。
オープンカーの解放感と、アメ車のゆったりとして大らかな乗り味は、良いアトラクションになったのではないでしょうか。

他にも、搬入待ちで一緒だったスプリンターが、若い人に運転させて、会場を出入りしていました。
傍目にも相当におぼつかない運転でしたが、今年免許を取ったばかりであり、しかもAT限定なのだとか。
来年は、僕らもやっても面白そうですね…?





会場では、色々な人々とも再会。
丁度ロータス並べの近くにいたら、デスラーさんが、息子さんを連れて、これから帰るところでした。
期待以上の内容にテンションは上がりっぱなしだったものの、息子さんはゲーム(マインクラフト?)にしか興味がなく、連れてきた甲斐が無かったとかw

今の子供にとって最大の娯楽は、携帯型ビデオゲームやソーシャルゲーム、カードゲームなのですね。
彼らにとって、スーパーカーや旧車やヴィンテージカーというものは、これだけイベントが催されて映画にも登場してインターネットも発達した現在、幾らでも触れられるから殆ど有難味はないのでしょう。
ましてやノスタルジーに浸れるような年齢でもなし。
尤も僕らの世代も同様に、きっと上世代から「今時の子供は、スーパーカーブームだのブルートレインブームだの、訳の分からないものが好きなんだなぁ┐(;´Д`)┌」と呆れられていたのでしょうねw

こういう子もどうやって巻き込むかが、これからのイベントにとっての至上命題になってくるのでしょう。
一部の車好き以外をシャットアウトするのではなく、地域密着型イベントとしていかに深化するか。
だから、車を只展示するだけではない、何らかのプラスアルファがある当イベントが好きなのです。





一旦テリトリーに戻ると、大きなお友達wが、ラジコンで遊んでいますwwwww
「よし、じゃぁ俺も!」と、色々な人を巻き込んで、レース大会。こういうのも、AZ-1&キャラに興味を持ってもらう切っ掛けになるでしょうか。
全台、AZ-1山形さんによる塗装ですが、これがまた力作揃い!

タープテントで涼みながら、ともちゅわんさんの差し入れである、アイスコーヒーを5杯も飲んでしまったw
男ばかりの集まりだったら、こういうのは最初から考えすらしませんからね。
お蔭で生き返りました。

ASさんは終始愛車の横に佇んで、AZ-1&キャラに興味を持った見学者に対して、車両解説。
勿論、座ってみたいという人には、「世界最小のスーパーカー」を体験させてあげます。
そして中古車を見たら買うよう勧めるとw
ASさんが案内係を買って出ていたお蔭もあり、今年のAZ-1&キャラコーナーは、いつになく繁盛しています。





天気予報は少しだけ当たり、お昼過ぎからは曇り、その分涼しくなってきました。
だからというわけではないのですが、今年の昼食もまた、舟形特産の山菜を使った、あつあつの山菜蕎麦(\500)。
僕は体が弱いので、暑いからといってかき氷などの冷たいものを一気に食せば、後で必ず二~三日は下痢になるのです(´ω`)
それよりも、適度に熱いものを食べれば、全身の毛穴が開いて放熱が捗るかと。

お店のおばちゃん達は、一年振り、それも2~3分ほどの接客しかなかったというのに、なぜか僕のことを覚えていましたwwwww
そんなに強烈なインパクトを与えていたのだろうか…。

ステージコンサートも常連であり、手慣れたものです。
例によって、車に関係する音楽が中心。
更に、映画メインテーマのカヴァーを演奏する際は、映画公開年に発売された車について言及したりと、相当勉強してきたであろうことを伺わせます。




やはり予備含めてバッテリーは使い果たしました。
こうなることは予想していたので、交流はせず、流れ作業宜しく急ピッチで撮り続けていたのですが、それでも間に合いませんでした。
只でさえ感情の籠らない記録写真風の撮り方なのに、そんな理由から、気になるディテールに着目したり情感を込めて撮ることは、一切せずに。

スマートフォンに切り替えるも、バッテリーを温存するために、フラッシュを点灯させずに自然光のみで撮ります。
しかしそれも、暑さと、カメラの連続使用による熱暴走とで、やがてすぐに画面がブラックアウトして、強制シャットダウン。

それらが重なって全台撮影は叶わず、撮り逃した車も多いです(その筆頭が“Aちゃん”)。
やっぱりデジカメ、新調しないと…。
あ~お金が欲しいお金が欲しい(;´Д`)=3 ハァ

カメラ! カメラ! カメラ!
 (フリッパーズ・ギター、1990年9月25日)



再びテリトリーに戻れば、桜霞さんから、ちゃべさんを紹介して頂きました。
みんカラでは毎回拝見していますが、初対面です。
宮城県で銀色のビートに乗っている方とハンドルネームが似ているので、一瞬判りませんでしたw
職業柄、当日にならないと、イベントやオフ会は参加どころか見学すら行けるかどうか分からないというのは、もどかしいですね。僕も行きたくとも行けなかったものが多いので、分かります。

その後も、スイフト・RSにお乗りだという見学者をASさんから紹介して頂き、3人で鈴菌ステッカーやスズキ車の魅力について語り合います。
因みにその方も『東方Project』好きであり、もっぱら二次創作ヴォーカルアレンジのファンだそうですw
ゲーム自体はあまり興味はなく、まして原作ゲームは膨大なので今更手を付けるのは気後れし、しかしヴォーカルアレンジなど原作以外の様々な切り口からファンになることが出来る、そんな間口の広さが『東方』の良さですね。




15:00、表彰式、閉会式、参加者全員記念撮影。
昨年は、普通に撮るのが2枚、「はっちゃけポーズ」が1枚でした。
今年は1枚だけ。

そこでAZ-1仲間で恒例の
    _人人人人人人人_
    >ガルウィングッ!<
     ̄YYYYYYYYYYY ̄

  ヘ(^o^)ヘ  ヘ(^o^)ヘ  ヘ(^o^)ヘ
     |∧      |∧      |∧
    /       /       /
をやろうとしたのですが、狭い撮影スペースに鮨詰めで並んだ都合上、腕が大きく広げられず、“ダンパーが緩んだガルウィングドア”になってしまったw



15:30、搬出。

楽しい時間はあっという間に過ぎます。
スタッフや見学者達が手を振って見送る中、一台また一台と会場を後にします。

幾ら展示イベントだからといって、単なる置物にはしたくないですね。
車は走ってこそ、運転してこそ。


この日のために準備してくれたスタッフの皆様、地元特産の美味しい料理でもてなしてくれた出店の皆様、僕ら自慢の愛車を見に来てくれた見学者の皆様、遠いところからエントリーしてくれた参加者の皆様、有難うございました。


参加案内到着(4月5日)
事前準備(6月6日)
事前給油(6月10日)

往路、会場の様子
ドイツ車
欧州車
国産車・1(トヨタ、日産)
国産車・2(ホンダ・いすゞ・スバル・三菱)
国産車・3(軽自動車)
特別展示、フードコート
見学者用駐車場




次回へ続く。
Posted at 2016/06/20 13:53:07 | コメント(4) | トラックバック(1) | 自動車イベント | 旅行/地域
2016年06月08日 イイね!

スズキも燃費不正、しかし

スズキも燃費不正、しかし【燃費データ】スズキ、アルトやワゴンRなど16車種で不適切な測定
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2016年5月18日)

スズキ、全車種を再計測したところ全てカタログ燃費を上回る
 (同、2016年5月31日)






わははははははは!!!!


スズキも燃費不正をしていたことが明るみになりました。
しかしその実態は、国の基準通りに再測定したところ、むしろカタログ燃費よりも良くなったと。

こwwwwwれwwwwwはwwwww

まさかこんな展開が待っていようとは、誰が想像したでしょう。
痛快とは、正にこのこと。
おさむちゃん、やってくれました!


ソースは些か古く昨年末ですが、こういう情報もあります。

自動車の燃費性能に応じた課税、総務省が検討
 (大艦巨砲主義!、2015年10月3日)
地方税は「燃費の悪い車を買った人から」という総務省案 自動車業界猛反発
 (同、2015年11月30日)


これは益々、スズキ車が売れそうな予感wwwww


だからなのか、謝罪の言葉に真剣さが感じられないどころか、
 「お前ら何か文句あっか? あ?」
とでも言いたげな心情が感じられますw

【自動車】スズキ会長「深くおわび」 燃費測定16車種、210万台で不備 「燃費性能を偽る不正行為はなく測定誤差の範囲内」
 (保守速報、2016年5月18日)




僕の愛車も、メーカー公称18km/Lですが、実際の平均燃費は25km/Lですwwwww
しかもこれは、23年前に造られて、あまりの不人気に僅か531台で生産打ち切りになった、絶版中古車でしかない。
間違っても、最新鋭のエコカーでは、決してありません。

見たか、これがスズキの底力だ!!!!
名ばかりのエコカーどもは道を開けろ!!!!

(↑「名ばかりのGT達は、道を開ける」のパクリ)




ところで話は変わりますが、まとめサイト毎の傾向によって、取り上げられる「ネット上の反応」が全く違っているのが興味深いです。

自動車情報に特化したサイトでは、管理人や読者が自動車好きであり、その分スズキの商品傾向、おさむちゃんの経歴や気質を知り尽くしているので、この件は好意的に捉えているようです。
しかしそうでない、自動車に詳しくなく関心も低いサイトでは、実態を掘り下げようとせず、不正という一言だけで脊髄反射して非難しています。
更に輪を掛けて、おさむちゃんの謝罪会見から、尚更反感を抱いている様子です。


上述の「保守速報」も、後者に相当しますね。
車に関しては専門外だから仕方ないのでしょう。

乗り物速報」は、サイト趣旨としては前者であるものの、全体的な傾向としては面白可笑しく揶揄や挑発している。


まとめサイトではありませんが、「くるまン。」の場合は、反原発・反自民党・反安倍・反安保法案・反自衛隊・反産経新聞・反レイシズム・移民賛成・中国譲歩といった左翼思想の持ち主であり、事あるごとに安倍晋三批判を織り交ぜています。
しかし自分なりの提案は一切ない。
当然、民進党(旧:民主党)・社会民主党・日本共産党の悪事には、絶対に触れようとしない。

仙台・泉ヶ岳ミーティング」の発起人であるもときち氏は、大学時代は安保闘争に加わり、以来ずっと反政府主義を掲げており、今でも全国の左翼デモを飛び回っている、筋金入りの反日極左分子。

中には、先日の三菱の燃費不正と併せて、
 「軽規格そのものが限界なのだ」
 「どの道ガラパゴスなのだから軽を廃止するべき」
と主張する人も。




スズキの燃費不正で考える「軽自動車不要論」
 (DIAMOND online、2016年5月20日)

スズキ燃費不正、悪意は否定の“苦しい言い訳”
 (同、2016年5月23日)



マスゴミどもも、やりこめるつもりで記者会見に臨んだものの、返り討ちにされてぐぅの音も出なかったのが、余程悔しかったようで…。
前回取り上げたロイターもそうですが、名のあるマスコミでありながら、誤報・ミスリード・隠蔽・捏造・印象操作・偏向・濡れ衣が多く、しかも正しい情報が出てからも当人にも読者にも謝らない。

東洋経済ONLINE」の場合は、
 「日本は終わった。これからは韓国の時代だ。みんな韓国に投資しろ、韓国に現地法人を建てろ、韓国の商材を買え」
と散々煽っており、かと言って自らは積極的には関わろうとせず、裏に潜むカラクリを暴くことは最後までしなかった。

最近も、中国が、南スプラトリー諸島の珊瑚礁を埋め立てて海軍基地を建設していることに対して、
 「大した問題ではない」
 「日本の安全保障に何の影響もない」
 「アメリカ海軍の“航行の自由作戦”に関わるべきではない」
 「いたずらに中国を刺激してはならない。話し合いで幾らでも解決できる」
と主張していたり…。

南シナ海危機は日本の存立危機事態ではない 日米共同パトロールはリスクが大きすぎる
 (東洋経済ONLINE、2015年6月6日)



これらのニュースサイトも、先ほど述べた二種類のサイトの内の、後者に相当すると言えましょう。
いえ、悪意で以て日本を貶めているのだから、より悪辣。
だから、三菱燃費不正に関してグローバル・スタンダード(失笑)な動きをした日産を称賛し、日本らしさを体現するスズキをこうして酷評せずにいられない。




確かに、遥かに抜きんでているポテンシャルがあるとはいえ、ルールはルール。
スズキには何らかのペナルティを課してもらわなければ、筋が通りません。

まして、国土交通省や総務省にすれば、面子を潰された気がして、プライドがずたずたなのではないでしょうか。
だから尚更、何かしらの制裁はありそうに思えます。



でもそれは、低いポテンシャルを高く見せようという虚栄心からではなく、あくまで弱い者の味方であろうとした結果に過ぎない。
どれほどマスゴミどもが責めたてようとも、車好きの人々であれば分かってくれるはずです。
Posted at 2016/06/08 00:06:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治、経済(自動車関連) | ビジネス/学習
2016年06月02日 イイね!

三菱の燃費不正の実態は御家騒動

三菱の燃費不正の実態は御家騒動「火中の栗」三菱自工をあえて拾った日産の野望
 (DIAMOND online、2016年5月20日)

燃費偽装問題、2年前に指摘されていた火種
 (同、2016年5月21日)

三菱自で暫定政権、日産が狙う「リスクは避け果実は取る」
 (同、2016年5月30日)


訂正:三菱自の燃費不正は経営陣の圧力 国交省、スズキには再報告要請
 (REUTERS、2016年5月19日)

訂正:三菱自、相川社長が6月引責辞任 益子会長は新体制発足まで続投
 (同、同日)

焦点:三菱パワーに賭けた日産ゴーン社長、提携効果実現には曲折も
 (同、2016年5月22日)

日産の山下元副社長が三菱自開発トップに、改革推進へ=関係筋
 (同、2016年5月23日)





嫌な予感は的中しました。
一種の大政奉還だとして話題になった相川哲郎COOですが、6月24日付けで引責辞任するとのことです。
代わりに、新体制に自工を受け渡すのが自分の使命だと言って、益子修CEOが、それまでの間COOを兼任。

繰り返しますが、相川さんが、一体何をしたというのか。
燃費不正のあった車はどれも、益子が代表取締役社長(現在のCOO)だった時代に開発・販売されていたもののはず。
なのに、益子の責任を、なぜ誰も追及しないのか。
なぜ、日産への身売りを英断と褒め称えるような報道しかしないのか。


マスコミへの不信感が募る理由は、それだけではありません。

燃費不正が騒がれた当初は、
 「上意下達の社風に問題がある」
 「筋の通らない命令には頑として歯向かう、気骨のある開発者が不在なのが、そもそもの原因」
などと糾弾。

しかしその後、相川さんが現役時代に、i(アイ)の開発を中止しようとしていた上層部に反して、型式を偽装するなどして密かに開発を進めていた過去があると知られるや否や、
 「三菱には上意下達がない」
 「上司の命令を聞かない社員ばかりだから、このような不祥事を何度も繰り返すのだ」
 「こんな人がトップに立てば、組織は自ずと腐るのは当たり前。一刻も早く辞めるべきだ」
などと態度を一変。

その場その場で主義主張をころころ変えてばかりで、一貫した批評性がない。
一体お前らはどっちなんだよ!

特にロイターは、過去の「ロイター通信社」時代はいざ知らず、2008年に買収されて「トムソン・ロイター」となって以降は、海外でも売国極左メディアとして悪名高いですからねぇ。

お前らマスゴミどもに、三菱を責める権利など、あるわきゃねぇだろ。
捏造、誤報、隠蔽、不正、利権…。
それで日本と日本人の尊厳をどれだけ踏み躙ってきたことか。どれだけ不利益をもたらしてきたことか。
そしてそれを謝るどころか、新聞の隅に小さく記載するだけであり、海外向けに英語で書いた電子版では、未だに嘘を垂れ流して訂正しない。
そんな自分たちのことを棚に上げて、さも正義の味方であるかのような顔をして、三菱を批判するのだから。




リンク先の記事はどれも益子を称える内容ですが、読めば読むほど、奴の罪はあまりにも重すぎるという感想しか湧いてきません。
リコール隠しで揺れる三菱自工を立て直すために遣わされておきながら、11年もの任期の間、一体何をしていたのか。
立て直すどころか、却って三菱自工をここまで駄目にした戦犯ではないか。



「開発部門は戦前の戦闘機開発から歴史があるので、プライドが高く閉鎖的で、外部からの声に耳を傾けない」という話も、下手な言い訳にしか聞こえません。
当時社長だったにも拘わらず、部下を統率出来ず、経営者としての力量が無かったということなのですから。
自らの恥を白状したにも拘わらず、自分で気が付かず、マスコミでさえもそこに触れない。

或いは、益子の言うことを誰も聞かなかったというのは、それが間違った命令であり、無能なリーダーの指示を仰いだところで却って裏目に出るのは、火を見るよりも明らかだったからでは?
どう逆立ちしたって不可能なノルマを一方的に課され、達成できなかったら懲戒解雇されるのが、始めから判り切っていたからでは?
それだけ、誰からも信頼も尊敬もされていなかったということでは?

そもそも、「俺は悪くない。悪いのは現場の連中だ」という、保身のためのアピールを暗に仄めかしてもいます。
リーダーとしてだけでなく、社会人としても失格。
卑劣にも程があります。


これの一体どこが、「ジリ貧の三菱を救った救世主」だというのか。
勝ち馬に乗ることとコストカットしか取り柄がなく、リーダーシップはなく、経営ヴィジョンもなく、弱い相手に責任を押し付けるばかりで、本来しなければならない目の前の仕事には無関心。
組織を率いる器ではありません。




叩き上げの開発部門出身であり、三菱重工業とも深い繋がりのある、相川さん。
それを追放して、三菱商事から派遣されてきた益子が、再任。
益子は、燃費不正が明るみになるや否や、光の速さで日産に助けを求めた。それどころか、報道によれば、それ以前から日産とは日に陰に繋がりを作ろうと躍起だった。
折しも日産も、従来付き合いのあったみずほ銀行と徐々に手を切り、逆に三菱商事系の銀行と取引を始めていた。
新体制人事は、日産は元より、三菱商事からも派遣。
逆に、自工を本来子飼いにしていたはずの三菱重工業は、人員は送り込まず株式も徐々に手放すなど、少しずつフェードアウト。

色々と符合する要素が多すぎます。
これだけあまりにも都合の良すぎるタイミングばかりだと、一部でまことしやかに囁かれていた「三菱グループ内の御家騒動」説にも、信憑性が増してくるというものです。
即ち、重工と商事による派閥争いであり、自工はそのための生贄にされたと。

勿論、以前書いたように、それによって日産としても“漁夫の利”を得た。
と言うか、日産も、自工旧経営陣も、皆グルだった。


 「ジリ貧の三菱を救ったところで、日産にすれば旨味は無い。だからゴーンはやはり救いのヒーローなのだ」
 「マツダはフォードの子会社になって救われた、それを思い出させる」
と言う人もいますが、あの時とは状況が異なるのだから、論点がずれているとしか。

フォードはマツダの技術や理念や車造りに理解を示し、表向きは親会社子会社ながら友好的な関係を結び、最終的には自立を助けてやりました。
しかし今のゴーン体制下の日産を見ていると、三菱に体力と自信を取り戻させて、ゆくゆくは自立させてやる気が、果たしてあるのか非常に疑わしいのです。
養分だけを吸い取ったら、後は生かさず殺さず。
現に、再建プランが未だに発表されない辺りに、それが現れているような気がしてなりません。


今後の三菱自工は、益子以上のコストカッターによる改革で、営業利益は右肩上がりになることでしょう。
しかしその実態は、日産の下請けとして、日産車のOEMが中心になり、往年の三菱らしい車など消えてなくなりそうな気がします。
今の日産の姿を、縮小再生産するかのように。

「良い車を造ることで利益を上げる」のと、「まずは金儲けと売名。車はそのためのツール」というのは、似て非なる物ですから。
Posted at 2016/06/02 23:13:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 反日勢力 | ビジネス/学習

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「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
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何シテル?   07/03 23:51
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