勇退。

「昭和している。レトロで最高」
　日産セドリックのパトカー引退へ
　最後のイベントに同行

　佐賀県警のセドリック３台もかなり有名になりましたが、山梨県警にも残っていたんですね、YPY31セドリック。

　全国でごく僅かに生き残っていた１台が、惜しまれつつ引退してしまいます。

　平成初期、パトカーやタクシーと言えばクラウンかセドリック／グロリアしかなかった時代も、何時しかセド／グロはおろか、クラウンまでパトカーではなくなるかも知れない時代となってしまいました。

　端正なセダンのフォルムをしたYPY31、私にとってはこれこそ「ザ・パトカー」と言えるスタイルなんですけどねぇ…。
　クラウンパトカーもセダンらしいスタイルはS210までですし、現行クラウンでパトカーになれそうなモデルは（今のところ）なさそうですし…。

　果たして全国で一番最後に生き残るYPY31は何処の県になるのでしょうか？
　そのパトカーは是非とも、日産ヘリテージコレクションに飾ってほしいものですが。

　日産も過去にはパトカー専用モデルがあったことを後世に伝えてほしいものです。

　某逃亡者が社長をしていた時、「商用車モデルはブランドに瑕がつく上、儲からない！」と言っていた弊害が今も残っているのかなぁ…。