
ポルシェ 911 のタイプ 991 が発表され、巷ではぼちぼちと
試乗記事なんかも出始めましたね。
ポルシェ 911 といえば、世界最高峰のスーパースポーツの筆頭格として語られることが多いと思うのですが、ではフェラーリやランボルギーニ、あるいはアストンマーチンといった車と比べて、これらと全く同じ立ち位置にいるかというと微妙に違うのではないかと思います。
ではポルシェには、特別な何かがあるのでしょうか?こんなところから話を始めつつ、今回から2回にわたってポルシェについて書いてみたいと思います。
最初にお断りしておきますが、過去に知人のカイエンの助手席に乗った経験が一度ありますが、自分でポルシェを運転したり、ましてや所有したことはいまだかつでありません(笑)。なので、「みんカラ」にも多くのポルシェ 911 のオーナーがいらっしゃり、その印象などを詳細に書かれていますが、実物に触れての話なんかは、当然ながら自分は書く資格はない訳です。
そうではありますが、
・小学校時代に、通学途上に緑の 914 を持っている家があり、しばしば内外観を穴が開くほど観察したり、
・スーパーカーブームの折には漫画「サーキットの狼」の熱心なファンであったり、
・マルティーニカラーのポルシェ 935 のプラモデルを組み立てたり、
・あるいは、同じく小学生から中学生の時代には、917、956 等のポルシェのモータースポーツでの活躍を写真付きの記事で読みふけったり、
・はたまた、他のスーパーカーとは異なり、街角では 911、924、928、後にはボクスターなどは良く見かけたり (車を運転できる年齢なった後は、高速道路で後ろからぶっちぎられる後姿として、ですが)、
と、昔から少なくともポルシェ社の車を目にする機会は多く、そのためなのか「ポルシェ」というプロダクト、あるいはブランドについてはクルマ好きの私の中ではずっとそれなりの位置を占めてきました。ドイツ車、特にプレミアム御三家のクルマは必ずしも諸手を挙げて賛美する気にはならないのですが、ポルシェ、その中でも 911 については、他の全ての車とは違う特別な何かを強く感じるのです。
と言う訳で、次回はそんな脳内オーナーである私のポルシェ 911に関する思いの一端をお聞きいただければと思い、今回はその前置きとさせていただきます。
* * *
ところで、上に書きましたポルシェ 935 のプラモとはこれ↓
タミヤ製の優れものでした。特にマルティーニカラーが実に格好よく、935 というよりは、このカラーリングに惚れ込んでいた部分も確かにありました。そして、マルティーニカラーというと、個人的にはこれ↓が一番のお気に入りなのです。
F1 マシンのブラバム BT45 です。マシンとしては前モデルの白いボディカラーの BT44 の方が有名で実際活躍もしましたが、一方、BT45 はコスワース製の8 気筒エンジンに変えて、馬力はあるが重くて燃費が悪いアルファロメオ製の12 気筒エンジンを搭載して、成績自体はもうひとつぱっとしませんでした。しかし赤のボディカラーとマルティーニストライプの組み合わせは、今見ても格好よくて惚れ惚れします。
すみません、余談に過ぎましたね(笑)
Posted at 2012/01/03 12:49:39 | |
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