よく某ショップに行くと一万円を越える価格のエンジンオイルを入れる、 昔はエンジンオイルにこだわった時代も有りました。が、 これではクルマを維持していけないと思い私なりにエンジンオイルについて勉強しました。
昔のレース用エンジンオイルは植物性オイルが良いオイルと言われた時代もありましたが、今ではオイルのほとんどの成分は重油です。(ベースオイル)
ではエンジンオイルとはどんな役目をしているのか
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と言うと、潤滑性、冷却性、気密性、対酸化性、対錆性、燃焼安定性(最近環境問題がうるさい時代、オイルにもブロバイ等に有害な物が含まれると問題)等々です。
またエンジンオイルには規格と言うものがあります。
その一つがAPI分類(アメリカ石油協会)の性能レベルです。(記入例:SH/CDで最初のSがガソリンエンジン用でHはそのグレードです。またCはディーゼルエンジン用でDがグレード表記です。)
もう一つが粘度です。
粘土表記には5Wー40(表記例)ような記入がありますが5Wは冷寒時の粘度を表し、50は高温時の粘度を表しています。
また粘度の数字はべたべた度を温度変化で表しています。
ターボ車や高回転エンジンは少し粘土の高いオイルを入れないと気密性能が確保出来なかったり、オイル切れを起こしてしまいますし、最近のエンジンは低燃費車が多くありますが、低粘土のエンジンオイルをチョイスすると摩擦係数が少なくなり低燃費になります。
ではエンジンオイルの粘度はどのように計るのかと言うと粘度計で計ります。
昔は簡易粘度計はストリングスメーターで計りました。
(オイルを少量計器にたらして、針を持ち上げてオイルが糸状になり切れる所を計っていましたが、今ではキネティックビスコスメーターにて計ります。)
因みに私はスープラにはカストロールの10Wー50の全合成オイルを、ロードスターには同じくカストロールの5Wー40部分合成オイルを入れています。
また、交換時期は6ヶ月又は走行距離5,000㎞で交換しています。
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Posted at
2011/05/10 07:25:08