TAの合わせ方、準備編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
TAとは、「タイムアライメント」の事です。
スピーカーへの音声信号の遅延を調整することで、リスニングポジションでの「音の到達時間」を合わせる技術です。
TAをきちんと合わせると、「スピーカーから音が鳴っている」状態から、「自分の前に音源がある」的な気持ちよさを得ることが出来ます。
あくまで、「一点のリスニングポジション」に対して行うものなので、複数人乗車時に全員が気持ちよく聴ける的なモノではありません。
#まぁ、でもBGM的に流す分には全然聴ける音ですよ、経験上。
TA機能は、高級路線カーナビ、DSPユニット、高級モデルのカーオーディオ等に装備されています。
まぁ、これを機械使って合わせましょう、てのが今回の趣旨。
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さて、オイラは耳がアレなので。
お気軽に機械を使ってやっちゃいましょう。
使うソフトは「MySpeaker」、関連URLを参照してください。
もしくは、「
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/myspeaker/」です。
このソフト、本来は自作スピーカー測定用ですが、TA調整にも非常に役立ちます。
ちなみにシェアウエアで、レジストしないとデッカく「未登録」とか画面に出ますが、TA合わせる分には使えます。
が、このソフトでTA合わせた上でそれが気に入った場合、まぁレジストするのがいいんでないですかね。
ちなみに5000円です。
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そして必要なもの。
まずは当然PC。
PCは、画面解像度が高く、かつ軽量のだったらなんでもいいでしょう。
但しWindowsXP以上が動く必要があります。
また、USB使うので、USB付で、また「バッテリーモード」で測定するので、バッテリーが死んでないモノを選んで下さいな。
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次に、測定用マイク。
べリンガーのECM8000、てのがMySpeakerが対応しているので、ソレで。
Soundhouseというサイトで、大体4000円くらい。
こいつの注意点、「コンデンサマイク」というモノなので、衝撃を与えたりしないように、直ぐ壊れます。
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次に、オーディオI/F。
USB給電で動き、DI(マイクI/F)がついていて、オーディオライン出力が出来て、ファンタム電源が供給できるもので、扱いやすいモノを適当に。
オイラは、「TEAC US-144mk2」を使っています。
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次に、ハーネス類。
マイクケーブル、音声用ピンケーブル、あとUSBケーブル。
音声用ピンケーブルは、お使いのナビに合ったモノをご用意下さいな。
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