
今月もAsa-Roc!に参加してきました。
いつものコンビニに集合して…、

いつもの展望台までドライブです(途中の写真、ほぼ撮ってない(汗))。
六甲山に入る辺りは7時過ぎで18℃でした(トップ写真参照)。この時間だともう涼しくなってきてますね。
展望台までの動画の一部です↓
途中からはZC32Sスイスポがいい感じのペースで引っ張ってくれたので、気持ちよく走れました。
展望台に着いて、いつものようにウダウダしてましたが、今日も試乗させて頂きました。
以下、試乗感想文です。

1台目はいぬねこ改さんの現行(F56)ミニクーパーS。
先代(R56)のクーパーS(AT)は試乗した事がありましたが、現行型は初めてです。
代を重ねる毎に内外装が立派になって、質感も良くなってるように感じます。
それで、走り出す訳ですが…
先代と比較して、マイルドな仕立てになっている感じです。
先代は電動PSの割に操舵力が重め(アシストが少な目)で、乗り心地も結構硬めでした(履いてたタイヤはハンコックの17インチだったような?)。
いわゆる「ゴーカートフィーリング」を否が応にも感じさせる、分かりやすいまでのキビキビさで、キャラが立っている印象でした。
それを想像しながら走らせてると、随分と大人っぽくなってる気がします。
動きは若干ダルに、ステアリングも(モード設定次第ですが)操舵力はほどほどに軽めです。
因みに、視界はデザイン優先だからかそこまで良くないです。屋根が頭上に迫ってきて、ヘッドクリアランスはそんなに無い印象(拳で測ってないので、大まかな感じですが)。
エンジンは現行3シリーズにも積まれる2ℓターボ。数ある設定の中では大人しめ?の192馬力です。
そういえば、R30スカイラインのRSターボも最初は190馬力でしたね…(いや、思い出しただけw)。
ただ、RSターボと違うのはトルクが結構ある事。28.5 kgmを1,250~4,600rpmで発生します(RSターボは23kgmを4,800rpmで発生、いわゆるドッカンターボだったようです)。
そのせいもあるのでしょうか、4速とかで走ってても十分加速します。
そこから2速に落とすと、フィエスタに慣れている身体では付いて行けないほどの速さです。
西六甲で試乗しましたが、このクルマはどちらかというと芦有や箱根ターンパイクのような中高速域を多用するワインディングロードの方が楽しめそうです。
車体が大きくなったのと全体的なスタビリティが上がったので、中速域が中心の西六甲だと、何も起きなくて面白くないかもしれません。
現行クラブマンを以前見かけて思ったのですが、ミニシリーズは現行になって全体に立派になってきた印象があります。
それはオリジナルミニとの比較ではなくて、「BMWミニ」という枠内での話です。
基本二人乗り+αで、デザインが面白くてコンパクトで、キビキビ(過ぎるほど)走って、というのが持ち味だったはずですが、デザインはそのままにしつつ大きく重く、また大人しくなっていっていると思います。
ここまで来ると、ミニより小さめのサイズのクルマが欲しくなってくるかもしれません(笑)
ミニとして考えるとちょっと普通になった気がしますが、ライバルと比較するとまだキャラは立ってるように感じます。
いぬねこ改さん、ありがとうございましたm(_ _)m
2台目はモアイ。くんの86です。

↑これではありませんw(86、とだけ言うとこっちだと思う人、10人いたら全員なんだろうな…)

こちらでございます。
87年式のGT-APEXです。
3.5速ギアも5バルブの7A-Gもブリッドのフルバケも入ってない、近年稀に見るフルノーマルです。
一体どんな風に走るのかな?と思ってましたが、非常に普通のクルマでした(モアイ。くんには言いましたが、これ褒め言葉です)。
パワステは感触がデッドで、ギア比も随分とスローに感じます(操舵力は軽め)。
ボディ剛性も、30年以上前の設計のクルマなので、そもそも期待しちゃいけません。
分かりやすい楽しさがあるかというと、多分無いです(笑)
ですが、ビッグMC前のプロボックスにも似た素朴さというか、毎日使ってて飽きない真っ当さを感じました。
自動車評論家の沢村慎太朗さんの表現を借りると、「普通の白いご飯」という感じでした。
「ブレッド&バター」カーとも同義ですね。
全体に、人間の操作に忠実というか、非常に正直な反応を返してくれます。
ブレーキの効きが甘く感じたものの(多分これが普通)、アクセルを踏んだら踏んだだけちゃんと加速するし、シフトダウンでアクセルを煽るとキレイに回転が合います(エンジンのレスポンスも十分だし、いい音させてます)。
低速トルクが十分あるので、フル乗車とかでなければ扱いにくいところは無いでしょう。
個人的に面白いと思ったのは、加速してるとスピードメーターの針が微妙に震えながらじわじわ上がってくるところ。

昔ながらというか、今のクルマじゃ絶対に味わえないアナログな感じでした。
自分が言う事でもないと思いますけど、このクルマはこのまま楽しむのが多分正解ですし、これを維持し続けてほしいなと感じました。
モアイ。くん、ありがとうございましたm(_ _)m
あとそう、橋下先生…じゃなくて(笑)、気がプーさんにフィエスタを乗ってもらいました。

詳しくはご本人のブログに譲るとして、ブレーキの効きや空気圧など、色々とご意見を頂きました。
自分が気にしてたのと大体同じだったので、自分の感覚にちょっと安心したのでしたw
という感じで試乗感想文が長くなりましたが、今月も大変楽しめました。
また来月も宜しくお願いします!
