夏のボーナスで散財した物が予定より1ヵ月早く届きました。
R35GT-Rは純正の状態で完成されているので、nismoなんかは吊るしの状態でプロがTC2000で乗って分切りするポテンシャルがあります。
自分のグレードはピュアエディションなので、サーキット走行する上で色々対策、強化しなければならないですよね…
今回購入したものがブレーキ系の対策、強化、ニュルで走れるだから別に手を入れる必要がないのでは?と思われますが、諸々の理由からそうはいかないですよ。
※あらかじめ個人的な主観によるものなのであしからずm(__)m
まず、R35には純正でブレンボ社製モノブロックキャリパー、ドリルドブレーキローターが入ってます。
レース等で連続周回しなければ素人が乗る分には十分だと思います(たぶん…)
しかし、この中でサーキット走行する上で問題なのがドリルドブレーキローターです。

写真はフロント。
これは昔から言われている事なんですが、鋳鉄製ドリルドブレーキローターでサーキット走行を繰り返して熱を入れると、ドリルド部分の穴からクラックが入ってしまいます。
その対策として、エンドレス製の2ピースレーシングブレーキローターを購入

フロント2ピース390mm(純正と同サイズ)

リヤ3ピース380mm(純正と同サイズ、リヤのみインナードラムサイドブレーキの為3ピース構造)

Eスリット入り、未使用なのでローターの色が黒い。
純正ベルハウジング使用でローターだけ購入して安く上げる事も出来たのですが、自分で交換するので、ローターとベルハウジングをばらして付け替えするのが面倒なのと、純正を丸ごと取っておくことで色々と都合がいいので、アッセンブリで購入。
ベルハウジング部分がアルミ合金になるので少しは軽量化されるのかな?知らんけど…
メーカー選択で、某ショップのPFC製を選んでローター径を400mmに拡大しようかと思いましたが、値段と入手性を考慮した結果エンドレスを選択しました。
ベルハウジング部分は特注色オーダー可能で純正キャリパーとのマッチングを考えてブラックアルマイトを選択

本当は熱に強いタフラムコートにしたかったですが、写真の通り2、3ピースローターは選択不可(選択出来たような気が…)
前車のWRX STI GVBで使用、アルマイト色でサーキット走行でシバキ倒すとこうなるからです↓
使用前新品

サーキットで繰り返し使用後

ベルハウジングの色が熱で抜けるからです。
欲を言えばキャリパーも交換したいですよ、純正のオレンジ色のキャリパーもサーキットでシバクと、どどめ色?べっこう飴色に熱で変色するからです。
エンドレス製の前後モノブロックブレーキキットなんてとても手が出ません(定価約170万円也)(>_<)
対策その2 ブレーキパッド

これも安心のエンドレスMX72
迷ったらこれ選んでおけば間違いないと思います。
前車のGVBでも使っていたので。
R35の純正ブレーキパッドってどうなんですかね?純正系ってシバキ倒すとパッドが炭になるしかイメージが無いですが…
普段使いでも純正ブレーキパッドには大きな欠点が1つありまして、洗車や雨天走行して長期間駐車して置くと、メタル成分が多いパッドなのか、ローターにパッドが張り付き、酷いと固着して車が動かなるドラブルが起きます。
自分も1度ヒヤッとした事が有ります。

パッドの面積は大きいですが、エンドレスのモノブロックブレーキ用のパッド程厚みはそんなんに無いですね。
対策その3 ステンレスメッシュブレーキホース

これも前車のGVBで使用していた物
通常のゴムホースに比べて、ブレーキを踏んだ時に油圧が掛かった時にホースの膨らみが少ないので、ペダルタッチがカッチリします。
導入コスト(定価税込み)
フロント 2PCSブレーキローターRacing E-SLIT
1枚136,400円×2、ベルハウジング色特注2枚+11,000円
リヤ 3PCSブレーキローターRacing E-SLIT
1枚158,400円×2、ベルハウジング色特注2枚+11,000円
MX72ブレーキパッド
フロント 39,600円
リヤ 27,500円
ステンレスメッシュブレーキホース
スイベルレーシング 93,500円
定価合計772,200円也!
GVBならエンドレスのフロント6POT、リヤ4POTのブレーキキット買えちゃいますね(-_-;)
※一応、定価では購入しておりませんが…それでも高かった。
予算に余裕があるなら、エンドレスのレーシングモノブロックキャリパーキット入れたいですが、ブレーキに約170万円なんて一気にポンと出せません。
次は車高調の導入なんですが、自分が知っている範囲でR35GT-Rは下は231,000円~上は1,705,000円↓

これ欲しいですが流石に…
「なんか、R35GT-Rに掛かるお金の話ししかしてないな?」って思われますが、実際それって大切だと思います。
安く済まそうとすればそれも可能、上を見ればきりがないですし、下手したら借金地獄ですし、車弄りってどこで折り合いを付けるかだと思います。
若い時は後先考えずチューニングに有るだけ資金をつぎ込み、色々と突っ走てましたが、前車のGVBでの失敗や経験がR35GT-Rを弄る上で生きているような気がします。
自分の基準でR35GT-Rをサーキット走行を安心して走れる仕様にするには?という趣旨で、財布の中身と相談しながらマイペース?でやってますのであしからずm(__)m
メーカー保証、車高調とタイヤ購入の資金問題を考えると、サーキット走行できるのは早くて後1年先かな?