スペCタービンをGVBに導入して3ヵ月経過して、サーキット走行もしてきたので感想を少し上げたいと思います。
スペCタービン関係に影響すると思われる、自分のGVBのノーマルからの変更点をおさらい。
あくまでそのままでもディーラー出入りOKの合法仕様。
〇吸気系
・インテーク SYMS エア インダクションBOX
・エアクリ BLITZ SUS POWER AIR FILTER LM (純正形状)
・サクションパイプ HKS カーボンサクションパイプ
〇排気系
・触媒 HKS メタルキャタライザー
・マフラー STIスポーツマフラー(リヤピースのみ)T社のチタンの一本出しにしたいけど車検
アウトだし…
中間はノーマル
〇その他
・ブローオフバルブ PROVA ハイプレッシャーバイパスバルブ
・ECU PROVA アクセスポート(SPSSECUモード)
・プラグ HKS SUPER FIRE RACING M35iL (純正7番相当)
エンジン本体はノーマルでまったく手をいれていません。
パワーデーター
※触媒ノーマル、インテークPROVA、タービン標準車装着ノーマルタービン時SAB柏店ローラー式シャシダイで計測
出力 336.9PS
トルク 47kg.m
触媒、SYMS エア インダクションBOX 、スペCタービン導入後の現在では計測値プラスアルファー?と思われます。
街乗りの感想
・発進時にSIドライブがIモードでもノーマルタービンの時のもっさり感が解消されて、スッ~と前にでる感じが確実に向上。
・エンジン回転数が2600~2800rmp位から前に出る感じがします。
・SIドライブS#で低いギヤから急激に加速する際に、ブーストの掛かりが急だと、ECUが過給圧を制御しているのか1.3位までしか上昇せず。
それ以外は特に問題無くブーストは1.5~1.6までしっかり掛かります。
スペCタービン交換前にノーマルタービン時に、お山をツーリング?した際にチェックランプが点灯した事が2回点灯してフィールセーフモードに入った事がありましたが、今のところはなし。
吸排気系を一通りやったら、現車合わせセッティングをやった方がベターかもしれません。
サーキット走行
サーキット TC1000
気温 20~25℃
ノーマルタービンと比べてヘアピン等低速コーナーの立ち上がりでアクセルをガバッと踏んだ時のレスポンスは若干改善された感じはします。
今年の3月に気温0~9℃、タイヤの状態がまだいい状態で39秒916だったのが、10月に気温21℃、タイヤが終わり掛けと条件が悪いなかでも39秒901と僅かですがベストを更新したので、TC1000のような低速コーナーが連続する所ではノーマルタービンより確実にアドバンテージはあると思います。
気温が高めと言う事もあり、高回転域の伸びはノーマルタービンと比べるまでもなくパンチは無かったので、この辺りは真冬のキンキンに冷えた時期に要再検証といった感じです。
総括
・ノーマルタービンと比べて、確実にエンジン回転が低回転からのレスポンスは改善されています。
・低速コーナーが連続するようなサーキット、今まで3速でもたついていたのが解消された。
・ECUがPROVAのアクセスポートのデータでもノーマルタービンから変更してポン付けでOKだが、
気温が低い時期に全開率が高いサーキットでチェックランプが付かないか要検証の必要有り為、
TC2000で検証予定。
※ただし、何も問題が無いと言いきれないので、ポン付け導入は自己責任でお願いします。
おすすめ度
・パワーより低回転域からのレスポンス、信頼性、純正形状やディーラに入庫にこだわる人向けで、価額を考えると、スペCタービンより風量が上の社外タービンも視野に入ってしまうので、TC2000を分切り目指すとか、今後パワーアップを考える方にはおすすめできません。
・社外タービンでもポン付け+ECU書き換えで、安パイでオイルクーラー等の冷却系強化やっとけば、確実にノーマルタービンよりパワーアップしますしね。
さらに、インジェクター、燃料ポンプ、インタークーラー等の容量をあげれば更に上も狙える伸びしろもあります。
・特に、ジムカーナやサーキットでのタイムを縮めるとかしないのであれば、ノーマルタービンのままでいいと思います。
スペCタービン導入した事によって劇的にサーキットでタイムが縮まると言う訳ではないので、やはり導入コストを考えると他に効果がある事が色々出来るので、コスパは悪い?と思います。
交換を考えるならタービンがヘタってきて明らかにおかしい時のタイミングで交換する方がいいと思います。
・走行会でレギュレーションあり、または競技だとスペCタービン交換はタービン交換とみなされてアウトの可能性も大ですので要注意です。
自分としては、スペCタービン交換は元々ある同車種純正流用なので、矛盾していると突っ込まれそうですが、「タービン交換であってタービン交換にあらず」だと思ってますので(^_^;)
次回は12月に限界がない?エボだらけの走行会で71Rのフレッシュタイヤを導入して何時も通りマジモードでTC2000を走って、TC2000でもスペCタービンの導入の効果があるか検証してみたいと思います。
しかし、スバルはVABではスペCつくる気がなく、競技系路線はやる気がない感じがするのは自分だけでしょうか?
今後のSTIの戦略がどんどんN産のとある車種のようにスポーティー路線からラグジュアリー路線に変更し過ぎて間違った方向に行かないか心配です。
Posted at 2016/11/03 19:23:02 | |
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