最近めっきり涼しくなり、サーキット走行や外でDIYするのちょうどいい季節になってきましたね。
最近路面が荒れている所を運転していると、フロントのピラー辺りからキシキシと異音がするのでその異音対策と先日のTC1000の走行会でブレーキングからリリースして旋回に入る時に、フロントの入りが以前よりアンダーぽく感じたのでセッティング変更の為車高調整を行いました。
まずはフロントのピラー辺りからの異音対策。

室内のピラーカバーはメクラ蓋を取って10mmのボルトを緩めて引っ張れば簡単に外れます。
異音はダッシュボードとピラーカバーの先端の擦れが原因だと思われます。
対策方法はダッシュボードとピラーカバーの隙間を埋めるのにスポンジテープを使いました。

一応カーショップに売っているエーモン製の物ですが、何でもいいと思います。
自分はダッシュボードの端っこ(赤丸の部分)
ピラーカバー先端の爪(ピンボケですいません)

2ヵ所スポンジテープを張りました。
ピラーカバーの先端の爪の所はすでにメーカーで貼って対策はされて?いますが、おそらく長年乗っていると振動で擦れてテープが痩せて音が出易くなるだと思います。
対策後乗ってみたらバッチリキシキシ音は無くなりました(^-^)
次に車高調の車高調整
一応アンダー対策でフロント4mm、リヤ3mmとあまり影響が出ない範囲?でほんの少し前下がりにしました。
フロント
フロントはまずマジックでマーキングして、六角レンチで2ヵ所緩めます。

オーリンズは車高調は取説にもありますが、前の六角レンチのサイズは6mmで後ろは5mmですので、手持ちのKTCの六角レンチセットで何とかなりました。
最初前後6mmだったらもう一本買ってこないと作業できないと思いヒヤヒヤしました(^^;)
緩めた後は固着とかしてなければ手でスプリングを回すと調整できます。
フロントはネジのピッチが2mmなので、1回転で2mm車高が下がります。
リヤ

リヤは付属の車高調レンチで一番下のロックナットを緩めます。
リヤもフロントと同様にマジックでマーキングして手でスプリング本体を回すと調整できます。
ここで注意なのはリヤはネジのピッチが1.5mmなので、1回転で1.5mm車高が下がります。
実は前後のネジのピッチの違いは作業が終わった後に発覚しました。
フロントリヤとも同じネジのピッチが大体1.5mmだと思ったので、だから2回転させて前後3mm位下げようと思ってたら、フロントがまさかの2mmだったという事です。
作業中にフロントとリヤのダンパーの太さが違うので、まさかネジのピッチが違うって事ないよねと思って取説確認したらそのまさかでしたorz
まあ、元々尻下がりの車高だったし、アンダー対策は前下がりの方がいいし、またタイヤ外すの面倒だからいいやと思いそのままにしました(爆)
作業中にあれっと思ったりする前に取説は確認したほうがいいですね。
調整後のフロント
真横

斜め後ろ

フロントは意外とキャンバー角関係で隙間が空いて見えるかもしれませんが、タイヤとフェンダーの隙間は指一本分です。
リヤ
真横
斜め後ろ
リヤは指一本ギリ入るか入らないかです。
リヤは適度なツライチでいい感じです。
車高を下げたらキャンバー角がネガキャン、トーはトーアウト(間違ってたらすいません)になるので、特に大幅に車高を弄った場合にはアライメントを取った方がいいかもしれませんね。
今回はフロントの頭の入りのアンダー対策だったので、フロントがトーアウトになった方がいいですし、キャンバー角もタイヤを見る限り少し足りなかった感じなのでそのままにしました。
もし本格的に自分でやるならアライメントゲージとか購入してキャンバーやトーも弄ってみたいですね。
年一回とかだったらショップ任せでいいですが、何回もやるとショップまで行くのも面倒だしアライメント代が馬鹿にならないですからね…