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麻賀多神社（まかたじんじゃ）

主祭神　　和久産巣日神　 稚日霊命（奥宮）
社格等　　式内社（小）・郷社
創建　　　景行天皇42年

旧佐倉藩の総鎮守で、古くから「まかたさま」と
この地方の人々に親しまれ、崇敬されてきたお社です。
徳川時代になると神社の西方に土井利勝公が佐倉城を築き、
その城主となってからは、この地方の氏神様であるばかりではなく、
城の追手門近くに鎮座する神社なので、城地鎮護・佐倉藩総鎮守の
神として代々の城主・家臣に篤く崇敬され、社殿の度々の造営
神号額・神鏡・絵馬等の奉納が続きました。
現在の社殿は天保14年、のちに幕府の老中首座を務めた藩主堀田正睦公が新たに
建て替えたものです。

本殿


摂社・三峯神社（麻賀多さまの祖父母神）
伊弉諾尊・伊弉冉尊をお祀りし、火防・盗賊除けの御神徳があります。
また福禄寿(佐倉七福神）として延命長寿・招財招福のお力を戴けます。


福禄寿(佐倉七福神）ご朱印


末社・疱瘡神社（なで恵比寿）
少彦名命をお祀りし、医薬医術の祖神として病気平癒の御神徳が在られます。
また別名なで恵比寿としてお姿を現され、御神像を直に撫でることにより、そのお力を戴けます。


恵比寿ご朱印


今年の絵馬はこのデザイン

宗吾霊堂（東勝寺）

正式名　鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂
山号　　鳴鐘山
宗派　　真言宗豊山派
本尊　　宗吾尊霊
創建年　不明 （桓武天皇の時代）







真言宗の本尊は大日如来だが、ここでは佐倉惣五郎の霊が祀られている。
佐倉(木内） 惣五郎
下総国印旛郡の堀田領内佐倉城下に生まれ、本名を木内惣五郎という。
年貢の取り立てが年々厳しくなるにつれて、佐倉を代表して殿様への直訴を申し出る。

江戸時代の公津村は佐倉藩領で、惣五郎は藩主である堀田氏の苛政を、藩や江戸役人、
幕府老中にも訴えたが聞き入れられなかった。
このため惣五郎は、1653年（承応2年）、上野寛永寺に参詣する四代将軍の徳川家綱に直訴した。
その結果、藩主の苛政は収められたが、惣五郎夫妻は磔（はりつけ）となる一方、
男子も死罪となってしまった。
その後、惣五郎は堀田氏に祟るようになり、堀田氏は改易となったという。

本堂


本堂の中　私は今年星回りが厄年らしいので厄除の護摩木を焚いて貰ってきました。


宗吾親子の墓


中村勘九郎・中村勘三郎・松本幸四郎の記念樹がありました。
歌舞伎の演目　東山桜荘子 佐倉義民伝（さくらぎみんでん）の記念樹です。

成田山公園は２分咲きと言うトコでしょうか。