耐圧試験

それは、とある電力会社の一室で行われました。

普段自分達がお世話になっているヘルメットや、感電防止用の保護具の試験なのです。年に２回と義務付けられています。

いつもだと会社の長老が行く予定なのですが、今日は自分が行くことに。各社持ち寄って自主検査の感じで、これまた長老が仕切る中、その試験は行われました。

試験そのものは到って簡単。ヘルメットの場合は、水を張った水槽にヘルメットを浮かせ、そのなかにも水を入れます。それに鎖をたらして１万ボルトの高圧電流を１分間流す…。

サーっという音とともに、電気が流れて試験が始まります。

感電事故が無いように、ちゃんと検電器も用意して合図とともに作業をやりつつ、流れ作業の如く無事終了。

結果不良品はありませんでした。これで安心して仕事に励めます。