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2020年12月30日 イイね!

愛車プロフィールに加筆した内容ですw

初代スイフトは、Keiベースの拡大版の車体でしたが、2代目スイフトは国内での登録車でのシェア拡大はおろか、
SUZUKIの世界戦略車としての狙いで一から開発し、世界4工場同時生産と言う目標で設計された。

当時、軽自動車でライバルのダイハツはボディーでハイテン(ハイテンション鋼=高張力鋼)を多用し、軽量化を大きく進めていたが、
スズキはハイテンには出遅れていた。

2代目スイフトは、4工場世界同時製造で、日本国内とは異なり海外工場ではハイテンが入手難である事から従来の鋼での設計・製造であった。

3代目スイフト以降は、世界サプライヤーでもハイテンが入手可能となる為、採用され軽量化に貢献していく。
この時期より、スズキの軽自動車でもハイテン、スーパーハイテンが多用され始めボディーの強化と軽量化に大きく貢献しダイハツに並んだ。

※鉄は数え切れないほど種類があり、通常我々が単に鉄と言うとJIS SS400を指す(引張強さが400~510N/mm2)、
ハイテンになると490MPa程度以上のものからが高張力鋼と呼ばれる、引張強度が590MPa~780MPa程度主流、
スーパーハイテンになると引張強さが約1,000MPa以上の物で、普通の自動車で使われているモノでは1200MPa級も有ります。
当然原価は高価になり、強度に必要部分にのみ使われます。

一般の認識では鉄は硬いモノの代表です、でもバネを見れば分かりますが、力が加われば曲がります、
実際には自動車ボディーも走行時はいつも捩れていると言っても過言では無いのです。

従来ヨーロッパ車と比較して、日本車は重量が軽かったのはアウトバーンを走る為のボディー強度が要らなかったからで、
燃費は良いが高速性能はボロボロ状態でした。

衝突安全性でも、世界で通用する自動車を売る為にも、次第に丈夫に重くなってきています。

ハイテン、スーパーハイテンは正に自動車の為に開発されたとも言えるモノで、製鉄技術が優れていた日本のお家芸とも言えると思います。
生産設備は、後発の韓国・インド・中国等が最新でもあり、ハイテンは既に世界技術となり優位性は少ないです。
副作用として、板金修理がやりにくいらしいです。w

※読者様 各位、誤りがあればお知らせください。
Posted at 2020/12/30 12:59:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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