kan3のブログ一覧

クオラを見てたらドイツの複雑飛行機He177の説明が有り、ネットサーフィンしてた。
思い出して、
ドイツのJU-87で、ルーデル大佐の項も見て、ルーデル大佐は戦後も生き残り、米国の招きで、急降下爆撃のA-10開発にも招待された。

フェアチャイルドで開発されて、中東で暴れたA-10 、廃棄の予定だったが、
なんか世界情勢がメチャクチャになって存続になった。
フェアチャイルドはもう無いのは知ってた。
（蛇足ですが、世界で最初のオペアンプ741はフェアチャイルドだった記憶が、3端子レギュレータも同じ天才設計者の設計だと思う）

A-10サンダーボルト2。
開発メーカーのフェアチャイルドは潰れてる、
今も使用してる　A-10 のメンテナンスは何処が？と調べた。
すると　M7エアロスペース　と　エルビット・システムズ
の2社が出てきた。

2つの会社の関係をチャットGTPに訊くと・・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
M7エアロスペースは、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオに拠点を置く航空宇宙企業であり、エルビット・システムズの子会社です。エルビット・システムズはイスラエルに本拠を置く防衛エレクトロニクス企業であり、世界中で多岐にわたる軍事およびセキュリティシステムを提供しています。

エルビット・システムズは、2006年にM7エアロスペースを買収しました。M7エアロスペースは、軍用および民間航空機のメンテナンス、修理、オーバーホール（MRO）サービスを提供しており、その業務はエルビット・システムズのアメリカ事業の一環として行われています。M7エアロスペースは特にC-130などの輸送機やその他の軍用機のサポートに強みを持っています​ (Wikipedia)​​ (Wikipedia)​​ (Aerospace Export)​。

この買収により、エルビット・システムズは米国市場でのプレゼンスを強化し、航空機の維持・管理能力を拡大しました。エルビット・システムズ・オブ・アメリカ（ESA）は、エルビット・システムズの米国子会社として、M7エアロスペースを含む複数の企業を統括しています​ (Weblio)​​ (Aerospace Export)​。

エルビット・システムズの米国事業は、フォートワース（テキサス州）、タラデガ（アラバマ州）、メリマック（ニューハンプシャー州）など、アメリカ国内の複数の拠点で活動を展開しており、広範な製品とサービスを提供しています​

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
と言う事は、米国はA-10 近接支援機　と　C-130輸送機　のメンテナンスをイスラエル国の会社にしてもらってるのです。
ここまで近いとは知らんかった。

パレスチナ戦争の影響で、日本の企業もエルビット・システムズ　との取引を諦めて手を切り始めてるんですね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
日本エヤークラフトサプライ株式会社とイスラエルのエルビット・システムズの関係は、主に軍事技術の分野における協力に基づいていました。両社は2023年3月に協力覚書（MoU）を締結しましたが、この協力関係は2024年2月末をもって終了する予定です​ (ハフポスト)​​ (Arab News)​。

この提携は、日本の自衛隊向けの防衛装備品の輸入を目的としており、防衛省の依頼に基づいて行われたものです。しかし、パレスチナ問題を巡る抗議活動や批判が高まり、提携解消が決定されました​ (CNN.co.jp)​。

同様に、伊藤忠商事もエルビット・システムズとの協力を同じタイミングで終了することを発表しました。これらの動きは、パレスチナのための学生や若者による抗議活動や国際的な批判が影響しているとされています​ (東洋経済オンライン)​​ (Arab News)​。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
軍事同盟国でも、日本は相当苦しい立場ですね。

日本は米国と軍事同盟、イスラエルは米国と軍事同盟。

でも日本は、味方の味方と手を切らないとならない。