ダイハツ(純正) アドビーシブダムNo.1とNo.2　56117-B2080 ＆ 56118-B2090  

　
シブダムとはどういう意味なのか？
フロントガラスを自力交換するにあたり、必要な部品を調査中に検索で出てきた部品名で、面白い名前の付いた純正部品です。

フロントガラスを車体へと接着するために専用の接着剤を、フロントガラス内側の外周に山のように盛り付けするのですが、その接着剤が室内側へ流入してこないよう、接着剤のダム！を作る部品です。硬質スポンジのような感じの部品で、シブダムの底部には両面テープが貼り付けてあります。

またシブダムはスポンジのようなゴムラバーなのですが、フロントガラスの貼付時の位置決めや、接着剤が乾くまでの高さの保持、そして緩衝材としての役目も担っている、単純だが結構重要な部品だそうです。


　　　アドビーシブダム No.1　56117-B2080 のほうは両サイド側と真上を担当。
　　　アドビーシブダム No.2　56118-B2090 のほうは下部のダムを作るのに使用します。

ここに掲載の２枚目の写真ではちょっと分かりにくいですが、フロントガラスの裏面（内側）の外周に渡って細長いゴム状のものが貼られているのが分かると思います。修理書にも書かれていますが、シブダム貼付位置はフロントガラス側に△印がいくつも付けられています。そのマークに沿って貼り付けていった写真が右側の写真になります。

そしてこのシブダムの外周部のすべてに渡って、別項でご紹介しているフロントガラス接着用の真っ黒い接着剤＝ウレタンシーラントを綺麗にしかも均一にてんこ盛りしていきます。