リアバンパーの中でカーボン繊維による静電気放電をしました

クリップにカーボン繊維を使った放電デバイスを装着。シリコンゴムもトッピングします。
あくまでもカーボン繊維によるコロナ放電が主役で、シリコンゴムは脇役です。
今回はマイナスの静電気をシリコンゴムで作ってそれを塗装面に注入し、その代わりにプラスの静電気を引き出します。近くの塗装面から静電気を取り去ればフレームから静電気を抜けるはず。
回り道のようですが安全確実な静電気除去の最短経路。

この車両にはリアバンパーの中に大きな塗装された鉄板があります。後ろからの衝突に耐えるためにスバルディーラーで追加装着しました。WRX S4には標準で付いていますがWRX STIでは省かれています。バンパービームという名前のようです。
その代わりSTIにはスペアタイヤがトランク下に入っています。
塗装面から静電気を除去したら、それに触れているフレームの鉄から静電気を取り出せて放電できます。
汚れを拭き取りました。ここから手が入ります。

10ミリの穴があるのでクリップの放電デバイスを装着します。

穴の中も使ってシリコンゴムをトッピングします。シリコンゴムは空気に触れるとマイナスの静電気を作ります。
穴は10ミリ、クリップは6ミリ用です。丸型圧着端子なら2個装着できました。

穴に挿入して押し込むだけで固定されます。

たまたま導電性アルミテープにも触れています。カーボン繊維のギザギザ先端からプラスの静電気が大量にコロナ放電されます。

反対側も同様に装着しました。シリコンゴムの使い方を少し変えています。

こちらからもプラスの静電気を大量にコロナ放電します。

体感効果はほぼ無かったです。
乗り心地の悪化も無しでした。
フレームからの静電気飛ばしはいちばん地味ですが、滞留する部分からの静電気飛ばしの効果を大きくするための肥やしだと思っています。
よろしかったらお試しください。