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KENEA187Aのブログ一覧

2014年11月09日 イイね!

軽自動車=普通自動車×2

位になるんですよね・・・orz

何がって?

純正部品代がです。

見積書見てると、もうちょっと圧縮できんのかな?という事をいつも考えます。こういう時、北米に正規に輸出されてた車体なら、互換部品を探して取り寄せる事で、下手すると半分以下位に部品代を圧縮出来るんですが、軽自動車のように良くて大排気量版が東南アジアや欧州に出ていた程度、悪ければ完全な国内専売・・・というような車種の場合、部品の入手経路がほぼ国内に限定されてしまいます。

一部、エンジンのインナーパーツやガスケットのような部品は東南アジアなどでも互換部品が出る事もあるんですが、世界的に色々探してみた感覚では、

北米>>>>>(越えられない壁)>>>>>中国=東南アジア>(言語と輸出経路の壁)>日本≧欧州(ロシア含む)

といった感じです・・・。互換部品メーカーがどれだけあるかが鍵握ってるような感じで、あとは輸送経路と決済手段と言語の壁、という感じです。

日本の部品メーカーは制研さんのように、クラシックカーの部品を本来の製品ラインとは別枠で造り続けてくれるところもあったりしますが、やはりレストアの市場規模の問題があるのか、部品供給が余り長続きしませんね・・・。製造の丁寧さは世界一だと思いますけどね。シリンダやピストンなんかだと、法規制の関係で在庫車の息の根を止める目的で供給切られる・・・なんて変な噂も時々聞きますけど。

貴重な車だとフルレストアすれば投資対象になりうるアメリカなどとは、元々のバックボーンが違いすぎるのも痛い所です。

さて、今回の車検見積で指摘されてる部品を個別に拾い直してみると・・・。

741022330 クツシヨン ラバ-,エンジン 2830円
41022TA140→41022TA141 クツシヨン ラバー,トランスミツシヨン レフト 3694円
41040TA020 ロツド アセンブリ,ピツチング ストツパ 5906円
・・・この辺りがエンジンマウント関係。純正以外は海外からは・・・出ません。

26290KA041 ホイ-ル シリンダ リペア キツト 1080円
 →制研 SK62571R ミヤコ WK-889
・・・リアブレーキ周り。なんか中国で部品出るようなんですが、この値段では輸入のメリット無いですね。国内で制研、ミヤコからちょっとだけ安いキットが出る模様。

20420AA001→ リンクアセンブリ,フロントスタビ 3272円x2
→Prime Choice Auto Parts SLK2133 $12.82x2
20022TA010 ブシユ A,スタビライザ498円x2
・・・フロントスタビ周り。サンバーの他に何で使われてるのかよく知らないんですが、何故か北米からリンクブッシュだけは部品出ます。でも価格差考えると微妙だな・・・。

721067021→721067020、721067022 ボールジョイント,コンプリート 7138円x2
互換部品リファレンス 
 → MAS B9567 $14.15x2
・・・・フロントサスのボールジョイント! 今回一番痛い出費。ミニキャブのようにロワアーム一体型じゃないだけまだましですけど・・・。互換部品のリファレンスから辿ると、クライスラー・ボイジャーと部品が同じらしいです。まじかいな!?初代ジャスティと部品同じみたいです。この値段なら結構圧縮比高いので、輸入もありですねー。スタリオンのは20ドル位なんで、やっぱり高めですけど

731335010 ダストシール,ギアボックス 221円x2
34025TA000 ダストシール,ギアボックス 291円x4
・・・タイロッドエンドのブーツ。タイロッドなのにギアボックスという紛らわしい名称。。。価格がやっすいのでわざわざ海外から取る意味ナッシングorz

34421TA000→34421TA010 ベアリング,コラムシャフト 896円
・・・コラムシャフトの部品。こんなのでガタが出て、しかもそれ発見するって、なかなかディーラーじゃなきゃ出来ないですね?? 部品も海外には無いし、素直に交換に応じるのが吉でしょう。。

88051TA020→88051TA070 サーモセンサ 8273円
 →88051TA060互換 FJTF-0501 約6000円
・・・排気温度ヒューズ。見積見間違えてた。やっぱり高ぇorz これは社外の互換品が国内でも手に入ります。

28016TA000 ベアリング,フロントアクスル 4115円x2
→28316KC000、28316KC010、28316TC000と互換。内径 35mm 外径 65mm 幅 37mm
 →28316KC000互換 AAA003777 1150円x2
 →初期ヴィヴィオの28015TA000とも互換。
  →ヴィヴィオの28316TC010、プレオの28316KG001とも互換らしい。NSK 35BWD14CA62、NTN AU0716-2LL、タカラ HB-F001

X2045TA000 ベアリングアンドオイルシール 6459円x2
 →キット内訳
 →723038050→723038070 ベアリングx2 約2000円? ebay $27.09 x 2
 →ジャスティのフロントと共通 Centric Parts 411.90002E $8.75 x 2 内径30mm 外径62mm 幅16mm
 →906390005 オイルシールx1 約1300円? →ジャスティのリアと共通 SKF 14500 $9.28
  →武蔵S6502(90639-0005互換)439円
 →723034020 オイルシールx1 約1000円? →武蔵S6516(7230-34020互換) 329円
  →互換部品リファレンス
  →HERTH+BUSS JAKOPARTS J4717003 £23.72(from 英国)
   。 。
  / / ポーン!
( Д )

  * *   * *
 * * * * * *
  * *    * *
      パーン!
( Д )

(lil Д )・・・・ホイールベアリング関係。何なんですか、この純正部品の高さは・・・。リアはキットになってるんで分かりづらいんですが、個別の部品辿るとやっぱりそこそこの価格差あります。一部ジャスティと同じ部品使ってるそうで、欧州ではキット扱いであるようです。・・・英国からなので送料高くて、北米で個別に集めた方が良さそうですが・・・。

723222350 ブーツ,ドライブシャフト 2214円x2 + バンド475円x4 + グリース1123円x2 = 8575円
 →日産/ピットワーク AY820-KE004(バンド込) 1404円x2
  →互換部品リファレンス
  →ミヤコ MB-1139、大野ゴム FB-2081(共にバンド込み) 約1110円x2
28023KA040 ブーツ,ドライブシャフト 1976円x2 + バンド378円x4 + グリース1231円x2 = 7927円
 →日産/ピットワーク AY820-KE012(バンド込) 1459円x2
 →大野ゴム FB-2107(バンド込み) 約1060円x2

ポーン!(AAry

(lil Д )・・・・地味にドラシャブーツも高いです。ヒビの指摘があったのはフロントだけだったんだ・・・。多分非分割式と思うんですが、バンドとグリースが別なんでトータルだとすごい事になります。。。これなら国内で互換品買った方が全然良いですね。

・・・ここまで書いてきて、タイトルを撤回しなきゃならない事に気が付いた。。。先入観で、軽自動車ってのは海外からは部品が全く取れないと思ってたんですが、実際はそうでもなく、探そうと思えばある程度は取れる部品もあって、かなり費用の圧縮には役立つ事が分かりました。国内の互換部品もかなり頑張ってます。年末に今年もう一度北米輸入掛ける予定あるから、その時に北米で買える物は輸入しとこう・・・。

あとは、トヨタパワー全開の今のスバルのディーラーが、持ち込み部品使っての整備に応じてくれるかどうかですね。いつも行く三菱のディーラーなんかは、いちいち自分達で部品探すのめんどいのか、「Kenさん、部品用意してるなら車つんどいて下さいねー」って感じで、すっごく気さくに応じてくれるんですけどね。

141116追記:ディーラーに相談したところ、三菱D同様に部品持ち込みはOKとの事でした。よかったー
Posted at 2014/11/11 00:08:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | サンバー | 日記
2014年11月08日 イイね!

アルバイト

アルバイト入手以来ずっとユーザー車検で通してきたトライ号。幾ら経済的に宜しいとは言えない状況といえど、次の車検はたまにはプロの診断を仰がないとまずいよな・・・という事で、いつものディーラーに相談に行った処。

何だか無料点検をやってくれるという話になり、こちらの懸念事項を幾つか伝えて入庫させました。右側のエンジンマウントが一部切れていて、恐らく全交換が望ましい事。ある事情により、ドライブシャフトを交換する予定があるので、一度ドライブシャフトをハブから脱着して欲しい事(いざ整備しようとした時に固着して抜けない・・・というのがよくあるんです)、そのついでにハブベアリングを4輪交換して欲しい事(今までの車検整備ではガタなかったんですけどね)、そして点火時期再調整前の不具合が原因の排気温度センサー交換。

この辺りの見積とセットで、総合診断をお願いする事にしました・・・。結果は、エンジンマウントはこちらの見立て通り×。ハブベアリングはガタが全くないので暫く交換は無用だが、どうしてもというなら、という判定。排気温度センサーは5000円以下位の価格で交換してくれる事になってました。

その他、経年劣化に伴う指摘事項が結構付いたのですが、ドライブシャフトブーツ、フロントスタビライザーのエンドブッシュ、タイロッドエンドブーツ、ボールジョイント一式、リアブレーキシリンダーあと微妙にステアリングコラムにガタがあるようで、コラム内の樹脂カラー等々。

普段のユーザー車検では絶対触らないような場所で、尚かつ車齢23年を考えると交換が望ましいようなパーツばかり。通常のユーザー車検で整備している箇所は全く指摘が付かず、自分のやってる事はそれなりに及第点は取れてるんだろうな、と納得させられる内容だったので、今後ドラシャ毎交換する可能性のあるドラシャブーツのみを見送って、その他は上記全てを整備する前提で車検の予定を組む事にしました。決して安くない見積でしたが、
11万キロを越えた昨今、この先も末永く乗り続ける為にも、自力でやれない所はキチンとやってもらうのが大切と考えます。


本当に久しぶりにディーラー行きましたが、整備士からのカルテの開示や、ディーラー全体の応対などが昔とは比べものにならない位良くなってて、トヨタパワー恐るべし・・・と感じさせられました。展示場の内部全体も、良くも悪くも、時々知り合いと行くトヨタやホンダのディーラーとそっくりになりましたし・・・。いつもお世話になっている三菱ディーラーの、泥臭い昔ながらの雰囲気も好きなんですけどね。

無料点検と言いながらも、大分色々な所をじっくり見てくれたんでしょうね。正味2時間位はずっとリフトに上がってあーだこーだやってくれてましたよ。なお、このディーラーで整備されてるサンバー、走行距離最長は57万キロのTT赤帽車。エンジン無交換・オーバーホール無しでそこまで行ったんだそうです。赤帽車山ほど整備してますが、10万キロ位ならハブベアリング全然平気だから、無理してやる事無いですよ、とは何度も言われました。

なお、タイトル画像の8-10mm両口メガネは・・・。点検に入って15分目位で窓口の方が持ってきてくれました。
「あのー・・・ブレーキフルードご自分で交換されました? これ、リアのニップルの処に付いたままになってました・・・」

・・・え゛??( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)
えぇぇえぇぇぇぇ!?

   。 。
  / / ポーン!
( Д )

  * *   * *
 * * * * * *
  * *    * *
      パーン!
( Д )


(; Д )・・・記録簿見ると、半年位前にブレーキフルード交換してる事になっている。それから4000km以上走行してるし、高速道路だって何回乗ったかわからん。。。

・・・いやー、道理で最近これ工具箱幾ら探しても見かけないと思ったよ。お前そんな処でアルバイトしてたんだな、体張りすぎだろ。時給幾らだったんだ? ぽれの処で道具で使われてるより、よっぽど給料良くないと割に合わないぜ? アヒャ( ゚∀゚)

つか、よく脱落せずに残ってたな、これ・・・orz
帰宅後はボンスターで錆擦り落として、油引いて無事工具箱に帰還できましたとさ・・・。

教訓:整備後の工具の員数外には要注意

追記:ついでにかなり古い整備書が取り寄せ可能か調べて貰っていたのですが、基本的にKV系は整備書新品で出るらしく。現在在庫がない物も時間は掛かるけど印刷して出してくれるんだそうです。これもトヨタパワーなんでしょうかね?
Posted at 2014/11/09 01:42:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | サンバー | 日記
2014年10月12日 イイね!

軽トラ、軽箱のステアリングやシートの交換は・・・

軽トラ、軽箱のステアリングやシートの交換は・・・シートの跳ね上げに支障が出ないかどうかも注意して選定する必要があるみたいです。

トライ号は元々助手席側にしかトラップドアがないので、特に意識もしていなかったのですが、GX号は運転席側にもトラップドアがあり、元々シートを一番後ろまで下げないとステアリングに座面が干渉してしまうのですが・・・。今回、H2x系ミニカのステアリングに交換して、若干外径が大きくなったので・・・。

シートを一番後ろまで下げた状態でもトラップドア自体とのクリアランスがほんの1mm程しか残りませんでした。



うーん・・・2mm位は隙間がある・・・のかな? このステアリングに革を巻いたら、もしかしたらトラップドア側削らないと干渉しちゃうかも・・・。飽くまでも自身のステアリングの好みの原理原則を貫いて、トライ号のステアリングと同じくらいの太さのものを選んでいたら、もしかしたら干渉していたかもしれないので、何かにビビッと来させて私に少しだけ細めのミニカのステアリングを衝動買いさせたのは、ひょっとして天の采配だったのかも??

普通、社外のステアリングは純正よりも外径が小さめなので、純正間の流用をしない限りはそれほど大きな問題にはならないとは思うのですが、シートの交換もこのあたりを気にして座面の高さを選定しないと、車種によってはステアリングを外さないとトラップドアを開けての整備ができなくなってしまうかもしれません。

軽トラックのシート交換はこのあたりとの兼ね合いがかなり難しいのかもしれないな、と感じています。軽箱の場合はシートバックを後席側に倒してしまえば、座面が厚くてもそんなに問題はないのですが、軽トラはシートバックの後ろがすぐ壁なので、座面が厚くて座面とシートバックを完全に平たく畳めないようなシートの場合には、やはりトラップドアの開閉に支障が出てしまうので、同系統の軽箱からのシート流用もそう簡単ではなさそうな気がしてきました。

GX号のシート、シート全体の前後を除いては、シートバックのリクライニングもヘッドレストの調整もできないようなビニール張り煎餅シートなのですが、ちょっとした整備で毎回苦労をするようになるといくら良いシートであっても嫌になってしまう事もあるでしょうし、何よりも明日の台風のような大荒れの天候の際には、合羽を着たまま乗ってもそんなに支障にならず、晴れの日に一日窓少し開けて置いておけばすぐに乾いてしまうのが大変ありがたいので、まあそのままでもいいかなという感じです。ファブリック張りのトライ号だと、合羽着たまま・・・というのは正直やりたくなかったので、GX号の加入はこういう点でも役に立ってるんですよ。


なお、ビニールシートは夏場大変蒸れやすい(一部レザーシートもそうなのですが)ので、私はこういうものを使っています。友達からのもらいものなので、どこのメーカーのものかわからなかったのですが、どうも100円ショップのセリアの品物らしいです。

単なる座面の暑さ(あとケツ下エンジンから熱さ)の防止なら普通の座布団敷いてもよいのですが、実はこれ、合羽着て乗る際にはどかしておいて、雨が上がって合羽を脱いだ後に再び敷いて座る事で、ビニールの縫い目から座面にしみ込んだ水分で尻が濡れることを防ぐ効果もあったりしますので、荒天の際に軽トラで出かけなきゃならない方にもお勧めです。

明日の台風、多分私も出動が掛かると思うので、そうなったらまたGX号でお出かけですorz 皆さんもお怪我などなさいませぬようくれぐれも気を付けて行動しましょうね・・・。
Posted at 2014/10/13 00:24:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年10月07日 イイね!

ホイールナットが外れかかってた・・・

先日GX号で走行中、左前輪のホイールナットが外れかかってちょっとヒヤッとしたので、ホイールナットをちゃんと締めていないと、どういう前兆が起こるのか備忘録代わりに書いておきます。

4ヶ月ほど前の車検の際に、ブレーキフルードの交換とスライドキャリパーの注油などを行っていたので、都合4ヶ月ほど右前輪だけホイールナットが仮締めのまま走行し続けていた事になります。まず間違いなく、私の整備ミスだと思います。それ以外の理由は考えたく(ry

車検から1ヶ月ほど経った頃から、左前輪からチャリチャリとか、チリチリ・・・としか表現しようのない擦れ音のようなものが、走行中に鳴り始めました。


GX号は元々、フロントブレーキに少し問題を抱えている車両で、ブレーキディスクの手前側表面が、半分近くちゃんとブレーキパッドに当たっていない状況だったので、きっとパッドがローターの錆でギザギザの部分に当たって擦れているのだろう・・・程度しか思っていませんでした。ブレーキングの時には音が消えるので、余計にそう思えたのかもしれません。


(これは左ですが、右はもっと酷い。こんな状態でも車検のブレーキテストは通ってしまいます。キャリパーのスライドピンが油切れを起こしていて酷い状態だったので、注油をした後様子を見ているのですが、その後も当たり状態が改善される様子がないので、根本的には最低でもパッドを交換するか、出来ればローターを研磨する必要があると思います。ブレーキの利きがそう悪い訳でもないですし、ブレーキングでギーギー音が鳴るような事もないのですが、このブレーキを修理するか、それともU42Tやブラボー等からブレーキを移植してアップグレードするかは、早めに検討する予定でいます。)

それから更に数ヶ月ほど経過した先日、走行中にガッガッガッ・・・という、回転に連動した周期的な異音がし始めました。この段階でも、ローターの当たり状態が悪くなったか、ひょっとすると片振れを起こし始めたか・・・程度にしか思っていなかったのですが、そのうちに、回転に合わせてゴトゴトゴト・・・という異音に変化し始めました。最初はオーディオの音を小さくしなければ聞こえない程度だったのですが、音が段々と大きくなり、オーディオの音が大きい状態でもはっきり聞こえるほどの異音になった段階で、これはブレーキ周りの何かが脱落したか、タイヤかペラシャフトに何か絡んで車体に当たっているのかもしれないと思い、慌てて路肩に車体を止めて、色々調べたところ、左前輪のホイールナットだけがかなり緩んでいる状態を発見しました。

異音の内容がシャリシャリ・・・からガッガッ・・・に変化し、ゴトゴトと大きな音になり始めるまで、1日掛かりませんでした。オーディオの音を大きくするなどして、異音に気付いていなければ、ハブボルトが折れてタイヤを発射していたかもしれない・・・と思うと、背筋が寒くなりました。

ホイールナットを締め直した所、ゴトゴト・・・もシャリシャリ・・・も綺麗サッパリ消えて無くなりました。

教訓:タイヤの回転に伴う異音がなにかしらし始めた場合は、ハブベアリングやペラシャフト、或いはブレーキ周りの異常を疑う前に、まずイの一番にホイールナットの緩みを疑う事。



Posted at 2014/10/07 23:34:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年09月20日 イイね!

5.00-12のスタッドレス、5.00-10のオールシーズンタイヤ

5.00-12のスタッドレス、5.00-10のオールシーズンタイヤ・・・が欲しい人って、日本国内どの位いるんでしょ? もしいたらイイネ押してみてくだしあ。

GX号のスペアタイヤ・・・なんか古めかしいパターンだなぁと思ってブラケットから降ろしてみたら、付いていたタイヤが5.00-12のバイアスタイヤでした。平成8年の車でもまだバイアスタイヤが標準装着だったなんて・・・。
今履いているのは145R12 6PRという規格のラジアルタイヤですが、5.00-12はこれよりもかなり外径が大きいのでビックリしました。

5.00-12は外径が570mmもあります。これは、12インチのタイヤでは最大級の外径で、現行の12インチラジアルタイヤでは完全に対応出来る規格がありません。どうしても外径をこれに近くしたいなら、13インチの155/80R13(578mm)か、145R13(567mm)にインチアップするしかありません。145R12 6PRは外径541mm・・・恐らくオドメーターやトリップメーターもかなり狂ってきてるはずですorz

逆に言えば、インチアップすると困る事になるスペアタイヤの問題が、この5.00-12をスペアタイヤとして使っている限りは、ある程度までならカバーが可能という事でもあります。

4WDでセンタービスカスのトライ号は、1輪の外径の違いがビスカスにとっての命取りになりかねないので、165/70R13へのインチアップにあたり、スペアタイヤのブラケット(カゴ)をFAドミンゴ用に取り替えるという手段を使いました。KVサンバーの12インチ用のカゴでも入らない事はないのですが、タイヤの空気を抜かないと165/70R13のタイヤが収まらない為です。FAドミンゴと同じく、ブラボーにも13インチが標準のグレードがあり、12インチのミニキャブバンとはカゴの部品番号が異なっているようですので、同じ様に流用する事で13インチタイヤを空気を抜かずにスペアとして持つ事が可能と思います・・・。

では、(10インチ車という更なる例外を除いて)カゴの別部番設定もなく、バンとは形状も異なるトラックはインチアップする際にはどうすればいいか・・・というのが、以前からの疑問だったのですが、スペアタイヤだけ5.00-12を残しておくというのが一番間違いない方法のようです。


実際にタイヤを降ろして比べてみると、13インチの軽トラ向けではほぼ最大級の155/80R13と殆ど外径が変わりません。少なくとも、かなり外径がでかいタイヤでもノーマルのブラケットで十分対応出来るようです。実際、155/80R13を嵌めてあるマーチ用の5Jはこのブラケットに入る事は入りました。ハブ径が59mm以上のスチールなら、普通に収まってしまうみたい。


問題は幅の厚いタイヤが収まるかという点ですが・・・、ノーマルホイールは3.5Jですが、幸いな事に、U4x系ミニキャブトラックは燃料タンクの下に2cm位の厚さのウレタンゴムの板を挟んでスペアタイヤのブレ止めをする構造なので、このウレタンゴムを剥がしてしまえば、4.5J位までならノーマルのブラケットのままでイケルのではないかと思いますし、他社の軽トラも大体同じ様な構造ではないかと思いますが・・・、U4x系ミニキャブトラックで、外径を出来るだけ5.00-12に合わせるのであれば、スペアタイヤに5.00-12を残して145R13にインチアップするのが、一番無難な方法でしょう・・・。

でも、どうしても12インチのままで逝きたい人も、U4x系の人には少なからずいるのではないかと思います。当時の三菱は、鉄っちんホイールの造形にも物凄く拘っていて、純正スチールホイールにもステキなデザインのものが数多くあったからです。

例えばこの白い12インチは当時のオプションのようですが、このホイールに履き替えて走っているU41/42Tは街中でも数多く見かけます。普段は13インチだけど、スタッドレス用にとっといてあるよーという人も、結構居るんじゃないかと思います。

そういう場合、5.00-12は外径面で完全に代替出来るタイヤが無いので、本当に困った問題になります。国内メーカーで僅かに残る5.00-12は古めかしいパターンの夏タイヤのみで、スタッドレスタイヤは皆無です。かつては145/95R12というバイアス代替用のサイズもあったようなのですが、現在では完全に絶滅してしまった様子・・・。10インチの145/95R10というのなら、ミゼットII用に辛うじて残存しているようですが・・・。U4x系はインチアップという手段で回避する事が出来ますが、U1x系以前、特に合わせホイールだとそれも難しいのではないかと思います。




では、海外で似たようなサイズがないだろうか・・・と思って探してみると、なんと東欧やロシア方面にこんな物があるみたいです。

個人的には、あんまり好きなメーカーではないのですが・・・。韓国のハンコックが、この方面向けにWinter Radial DW04というタイヤを輸出しているようで、これがなんと5.00R12という、5.00-12の規格をそのままラジアルタイヤ化したスタッドレスのようなのです。スピードレートは83/81Pとの事なので、一般的な155/80R13よりも上の規格だったりします・・・。


夏タイヤのみのようですが、同じ韓国のクムホもCARGOMATE 874というサマータイヤを同規格で輸出している模様・・・。

他の日本車のように軽トラも輸出されてるのか、或いはソ連時代のトラックのリアタイヤにでも使ってるのか? なんで東欧やロシアにこのような規格の需要があるのかは分からないのですが・・・。

もっと謎なのは、なんでこの規格を日本に輸出してないの?という事。国産メーカーもこの規格をなんで継続生産しないのかという点も含めて、謎です。

韓国のタイヤ・・・、245/45R16というサイズが国産に無いので、仕方なく(正確には、私が買えるような価格帯のタイヤが当時国産には無かったorz)スタリオンでもネクセンのものを履いているのですが、正直そんなにいいものではありません。距離走っても一向に減らないし、バランス取りは国産と比較にならない位レベル低いし・・・。

でも、日本からほぼ消滅してしまった規格を、まだ比較的新しいパターンを与えて作り続けている、という点は評価が出来ると思います。だって、欲しい人にとってはそれしか選択肢がないんだからさ。

最後に、550や360時代に採用例の多かった5.00-10で似たような物がないか探してみたところ・・・。ラジアルではないようなのですが、こんな物がありました。


スロベニアのSavaというメーカーが、ヨーロッパ向けに牽引トレーラー用として出しているSava Cargo B61というものに、こんなパターンの5.00-10があるようなのです。スピードレートは79Nで、一般的な155/80R13と同じ位。このパターン、所謂オールシーズンタイプなので、どんな路面でもそこそこは対応してくれるもの、私もトライ号で使っているソナーS780とよく似ています。このサイズの冬タイヤ、昔のオーツやブリヂストン辺りのスノータイヤにスパイク打ってガンバッて使っている人もいるらしいと聞くのですが・・・、こういうのが選択肢にあれば、また状況も大分変わってくるのではないかと思います。

あーあ、オー○ウェイさん辺りが、こういう規格輸入してくれればいいんだけどなぁ・・・(馬鹿でかい独り言)

追記:もう少し調べてみると、どうもDW04というタイヤはスノータイヤではあるのですが、スパイクを打つ事を前提としたパターンになっているようです。もうちょっとスタッドレス風味のW401というものもあるようですが、これもスパイクを打つ穴が最初から開いているようなので、法規上日本国内には持ってくる事自体が難しいのかもしれません・・・。
Posted at 2014/09/21 01:47:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記

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