国内仕様助手席ドアの電磁ロック化 その2
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
その1から続きます。
どうやら国内仕様のドアラッチは、どういう訳か北米の集中ドアロックのアクチュエータを後付けできるような仕様だったらしい事が分かったので、北米のドアラッチから上記の3つの部品だけを外します。
28は普通のM8のネジですが、北米eBayで24のアクチュエータのみを単体購入する場合は、ドアラッチに繋ぐ為の25の樹脂製ブッシュが欠損している場合があるかもしれません・・・。
一応この部分は「MB421330 SNAP, Rod(87MY以前。88MY以降はMB069996)」という形で単体で部品が取れるようですが、今でも欠品していないかどうかはわからないので、破損しないように注意深く外します・・・。
2
必要な部品を外したら、ドアラッチに付けてみます・・・。
おおっ! 取り付け出来たっ!!
ネジ穴の位置もメクラシールの位置で問題ありませんっ!
3
ただ・・・、このままの状態では動作に少しばかり問題が生じました。
バッテリーとスイッチを繋いで動かしてみると、ロックの開閉自体は確かにできます。しかし、取り付けネジが1本しかないので、ネジをキッチリ締めてもロックを動かすとアクチュエータ自体がドアの鉄板毎かなりぶれるんです。
元々の北米ドアラッチは、かなり分厚い鉄板でドアラッチとアクチュエータがしっかり結合されているので、こういうブレの問題は起こりません。
最低でも取り付けボルトは2本にしないと、ドア鋼板に安定して据え付けが出来ないでしょう・・・。
そこで、一度アクチュエータから取り付けステーを外して、万力を使ってドアラッチ側へ付くネジ穴の部分を、写真のようにドア鋼板側のネジ穴と平行になるように曲げ直しました。この作業は、アクチュエータを国内ドアラッチに付ける前に行っておいた方が絶対に良いでしょう。
一度スナップでドアラッチにぶら下げてしまうと、ドアラッチが車上の状態では、アクチュエータから再度分離するのがほぼ不可能なので、取り付けステーだけを外すのが物凄く難しいんです。・゚・(ノД`)・゚・。
隔壁に囲まれた薄いドアの中で、小さな+ネジを外すのは、薄型オフセットドライバーってのがないとまず無理で、それを使ってもここだけ脱着するのに1時間近くは軽く掛かりました・・・orz
4
ステーの再取り付けを何とか終えたら、曲げた取り付けステーのネジ穴に合わせて、ドリルでドアパネルに穴を開けます。
この手の穴開けは、一度ステーを仮止めした後、ドアの内側からネジ穴に五寸釘入れてセンターポンチの要領でハンマーで叩いて印を付けて、ドアの外側から膨らんだ部分めがけてM3→M6の順番で穴を開けます。取り付けボルトを2本にしたら、アクチュエータのブレはかなり少なくなりました。
なお、この際にドアハンドルのロックノブからドアラッチの各リンケージロッドには、スプレーグリスで注油をしておいた方が良いです。油切れ気味になっていると、ロックノブがかなり重たくなっていると思います。アクチュエータをなるべく負荷無く動かす為にはこうした作業も欠かせません。
「ドアの内張剥がし」の項目でも書きましたが、ついでにパワーウインドウのレールにも注油しておけば、窓の上下も軽くなりますしね。
5
アクチュエータを付け終わったら、ドアスピーカーを一度外して、ドアハーネスのグロメットを通して配線をドアの外に出し、あとはゴニョゴニョな経路で室内へ引っ張り込んで、センターコンソール内でバモススイッチと配線図通りに結線します。
バモスのスイッチは最初運転席側のドアに付けるつもりでしたが、運転席側のドアトリムのネジを1本舐めてしまいorz ドア内張の脱着が当面できなくなってしまったので、運転席の足下に転がしておく事にしました。
いずれ、運転席のシートを一度外して、座席の真下で操作できるようにしておくつもりです・・・。
6
最後に、蛇足ですがもう一つだけ付け加えを・・・。
今回のアクチュエータは今回のような回路できちんとロックの開閉が出来るようになりましたが、ブラボーと違って一つだけ問題点を抱えています。
ブラボーのドアロックは集中ドアロックの制御がそんなに大したことが無いので、アクチュエータを同じ方向、つまりロックの状態で再度ロック側の操作をしたような時に、アクチュエータのモーターが空転するような作りになっているのですが、コンクエストのアクチュエータは元々ETACS側で同じ方向に重複した操作をする事が出来ないように制御されているので、アクチュエータのモーターが空転せずにギア鳴り音が鳴ります。
当然、配線やスイッチにも過負荷が掛かってちょっと宜しくない状態なので、本来であれば5極リレーをこのような形でアクチュエータに繋いで、重複した操作が出来ないように制御をした方がいいと思います。
問題は、アクチュエータ内のスイッチがロックでONになるのかその逆なのかが良く分からないので、仮にロックでONになる場合は、常時リレーのコイルに電気が流れ続けてバッテリーが上がる懸念がある事ですが・・・。
この辺りは追々調査をして、改善を図っていく事にします。
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