
リクエスト(からかい半分?w)もありましたので、シロッコ2.0TSIも試乗してきました。
試乗車のボディカラーは例のハイパーグリーンメタリックというアマガエルみたいな色。
EUではグリーンが人気なんでしょうか。国産車ではデミオとかにも同じような色がありますね。
いや~この色とこのスタイルですから目立ちますw
しかし、2.0TSIに標準装備された18インチの10本スポークホイールをマジマジと眺めていましたが、間近で見てもなかなか良いですよ~♪
インテリアはパサートCC以降かなり質感が高くなりましたね。2.0TSIのシートはもちろん本革。450万円もするわけですから、これくらいの質感はないとねw
ただね~、リアはキャビンを思い切って絞ってますから、2座のリアシートはかなり窮屈な感じです。間違いなく肩が触れ合うことになると思うので、カップルはいいでしょうが、嫌いな人との合席はお断りしたいですw
実は、200馬力、トルク28.6kgmというスペックから、試乗前はあまり期待していませんでした。
オルガン式のペダルは踏み加減が調整しにくいので好きではありませんが、重いアクセルを踏み込むと、最大トルクを1700回転から絞り出すエンジンとDSGとの組み合わせは、1360kgと最近の車にしては軽量な車体をグイグイと前に押し出してくれます。
最近のDSGは確かにクリープしますね。
ステアリングはかなり重めで、VWが自慢するだけあって、かなりシャープな切れ味と思いました。ちょっとしたワインディングがあったので試してみたのですが、右に左に思った通りに駆け抜けて見せてくれました。
高剛性のボディとDCC+18インチタイヤはフラット感の高い硬質な走りをもたらしています。私には好ましい硬さですが、けっこう硬すぎると感じる人は多いかも知れません。
総じてシロッコ2.0TSIはかなりスポーティ、いや立派なスポーツカーとして仕上げられていると感じました。
女性にも受けるんじゃないか思える、VWとしては珍しいお洒落なスポーツハッチバックは、なかなかの実力派だと思います。
PS.2度目の試乗を機会がありました。ステアリングは遊びが少なくクイックそのもの。
しかし、アクセルを踏み込み急加速をすると、前輪が必死に路面を掻いている様子が、フロアパネルを通じて伺えます。やはり、FFのこの感覚は私にとってはNGです。
個人的には、重くなっても、4モーションにほうが好ましいです。
Posted at 2009/05/31 19:58:10 | |
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赤唐辛子的@試乗記 | クルマ