赤とうがらし（RED PEPPER）のブログ一覧

心待ちにしていたM 340i xdriveに試乗できました。
1時間弱の試乗でしたが、そのクルマは非常に静かで6気筒ターボは非常にスムーズです。

非常に乗り心地が良いのにも驚いた。コンフォートからスポーツに切り替えても、僅かに回転数が上がって元気な排気音が聞こえて来るがやはり静かなレベル。道路の継目を通過してもスタンといなすし、ステアリングの応答も良い。当たり前だがブレーキの効きとフィーリングも良い。

確かに速いのだが猛烈に速いとは感じさせない。8速ATは味付けもあるのだろうが、DCTのようにバツバツ切り替わるわけではない。
0-100 km/hが4.4秒と俊足ではあるが、このクルマは決してスポーツカーではない、とてつもなく速いがあくまでジェントリーなGTカーなのだと思った。
猛烈に速いと感じないのは荒々しさを全く感じないからだろう。
体感的には、racechipを入れたゴルフ7Rのノーマルモードよりは明らかに速い。Sモードでほぼ互角と感じる。

1100万円払って乗るには相応しい高級GTだろう。しかし私はMパフォーマンスを謳うからには時にはもう少し荒々しさがあった方が良いのではないかと思ってしまった。そう、ジキル&ハイドの変化が欲しいと思うのです。アルテオンにこれくらいのパワーがあったら買うかも。

ハルデックスパフォーマンスパーツは、様々な運転条件下でリアの駆動力を向上させ高いパフォーマンス性を発揮させます。また、ハンドリング性能も大きく向上させ、よりダイナミックにアグレッシヴなドライビングが可能となります。キットは電子制御バルブボディ、ガスケット、ハードウェアからなり、純正ユニットと入れ替えるボルトオン装着です。


という本家ハルデックスが提供する商品ですが、実はこの商品は第4世代(6R やCC3.6)までが対象で第5世代であるゴルフ7Rの設定はありません。
対応が遅れてる？いやいやもう第5世代登場から6年も経ってます。
考えるに、第5世代には必要ないからということかと…。
第5世代は従来の100:0〜50:50のトルク制御から理論値で100:0〜0:100のトルク制御が出来るまで進化していると説明されてます。
ただし、0:100が可能となるメカニズムの説明は何処にも見当たりません。センターデフ制御だけでは50:50までは理解できますが、フロントトルクの制御が出来ないと0:100は不可能なはず。そこはソフトウェアでゴニョゴニョやってるてことかなやっぱり。

PS.やはりエンジン→DSG→フロントデフ→ハルデックス・リアデフとなっており電子制御でクラッチ操作してフロントデフのトルクを制御することにより0:100(理論値)を可能にしているらしい。この辺はメーカーが自在に設定できるらしく、同じハルデックスでも雪道での安定性を重視するボルボとスポーツを目的とするゴルフRとでは設定が違うようだ。

第6世代ではおそらく、第5世代での内輪ブレーキ操作によるトルクベクタリングから外輪にパワーをかけて積極的に曲がるトルクベクタリングに変更されるのではないか？！

商品説明サイト
http://www.ishikawa-engineering.com/otherparts/haldex.html

カムリ


ゴルフ8

M235i xdrive グランクーペのベースとなるモデルだがこれも不格好だ。

キドニーグリルとドアミラーカバーの色がチタン色というかブロンズ色なのがMパフォーマンスの証らしい。上2枚の画像がM235i xdrive だろう。

A45S AMG
いくらなんでもハッチバックとしては高すぎるだろう。
このイチジク浣腸のようなテールランプが嫌いだ。


CLA45S AMG
部分的に見ると悪くはないが、全体的に見るとバランスが良くない。リアシートの大人の乗り降りにはかなり気を使う。それにしても1000万は高すぎるだろう。


この3、いやシューティングブレークも入れると4兄弟だが、その中ではA45S セダンが一番私的には好きだ。(画像はA250)