1：29：300

1件の重大事故の背後には、29件の軽傷事故があり更にその背後には、300件の無傷事故（ヒヤリ・ハット）がある。。。

一度は、どこかで耳にした事のある話ではないでしょうか？

これ、米国 損害保険会社の技術・調査部門に所属していた ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ さんの論文がもとで、ハインリッヒの法則 とされているものですが、労働災害に関する統計なんですよね。

その他にも、20：80 理論 として イタリアの経済学者・社会学者 ヴィルフレド・パレート さんの 欧州・米国 の所得金額と人数の統計からその関係を整理した パレートの法則 （2:8 の法則） も有名ですね。


何故かこれらの法則が 自然現象 にも通ずるとされ 様々なマーケティングやコンサルティング活動の根拠として用いられてるのを目にすると、微妙な感じです。
雰囲気として共有できて、ネタとしては楽しいんですが 流用 された場合の統計的な裏づけ（根拠）って別にない筈なのですが、法則や定理みたいのに日本人は弱いんですかねぇ。。。

という事で、年末/年始の運転では ヒヤリ・ハット に注意し 重大事故 を回避したいと思います。（笑）
あ、やっぱり 8割 の イイね は、2割 の方々が付けてるんでしょうかぁ。。。（笑）