核抑止力

TBS系列で再放送してた、
『"ヒロシマ"あのとき原爆投下は止められた』を見てたんだけど。


相変わらず、論調は反核でしたね。
日本の大部分の人は反核でしょう。



後半に出演してた、アメリカの科学者が発言してた内容に反感ややるせなさを感じた人も多いでしょう。
でも、世界の大部分の人の感覚はあの通りでしょう。
一般の方は、知識が無いからもっと軽く核兵器を受け止めているでしょうね。

反米のテロリストが広島平和記念資料館を見たら、ニューヨークをこの通りにしたいと思うはず。
小型の核は持ってるでしょうから、計画し実行するだけ。
でも、しない。
なぜか？

自分の出身国だけでなく、テロリストの輩出国にアメリカが見境無く核を落とすから。
戦争はコストとの戦いでも有るんです。
安い経費で戦勝を得るに越した事は無い。
核が、こちらがわの人的被害も減らせるし手間もかからない。
でも、国際世論が有るから使えないだけ。
相手が使えば、そのハードルは下がる。
だから使う。
アメリカだから倍返しどころか百万倍返しで使う。

核で無く生物兵器や化学兵器を使ったとしても、何万人規模の死者が出ればアメリカは砂漠の表面が全てガラス化するまで核を落とし続けるでしょう。

それが核抑止力なんです。



日本に核を持てとは言いません。
でも、あの惨状を繰り返したく無いなら、５倍返しはできる備えは必要です。
それが抑止力です。
抑止力を持つことが、「過ちは繰り返しません」への答えだと考えます。
自分の考え方で国防を考えたら、過ちは繰り返します。
他国の考え方で国防を考えねば、過ちは何度でも繰り返すでしょう。