
今から2年半前に、左側というかBodyの3/2程を大修理となったわけですが、その時、後から後から悪い箇所がゾロゾロと出て来ました。
そして、最後に悪い箇所が見つかったのは、今から18・9年ほど前に修理をした箇所でした。そこは、ドア下のステップ部分です、メッキをされたロッカーカバーdecoを取ると出てくるパネルです。そこはこのクルマを購入をしてから直ぐ、ロッカーカバーが傷だらけで汚いので、パーツを購入して自分で交換しようとロッカーカバーを外すと、何と、その下のパネルが両方サビで穴が数カ所空いていました。
困った挙句、専門店に出して修理をした箇所でした。ところがその時の作業が手抜きの修理で、きちんとパネルをまるごと交換せず、パーツの一部をカットして張り替えた作業でした。左側は既に2年半前に完全に修復をされましたが、右側はその時に修理は出来ず、その当時の手抜き修理のままでした。そして2週間ほど前に工場から連絡が来て、修理作業を出来る体制が整いましたので、クルマを持って来て下さいとのことです。
そして早速クルマをいつもの工場へ運び、後は手抜きの修理がどうなっているかを、まずはリアカウルの一部をカットして、パネルを外し診てもらうことにしました。

待つこと10日ほど、工場から連絡が来たので早速状況を知るためにお伺いしました。既に、リアパネルの一部はカットされ、問題のステップの箇所も全てむき出しになっていました。

ここでラッキーだったのは、手抜きの作業だったものの、その内側部分オイルパイプが通っている箇所や、その奥のパネル周辺・ヒーターチューブ部分はOKで、サビも少なく多少サビ取りをすれば大丈夫とのことでした。また、ドア・ストライカー裏側部分もサビは発生していない様子で安心をしました。オイルパイプ箇所が錆びてしまうと、全てを外して交換しなければならなくなるので、工賃が倍増するゾーになってしまいます。

これが以前修理をされた手抜きのパーツ、新しいパーツと古いパーツをカットして合体されていました。後方のパーツ部分もカットされてました、リアカウルをカットするのが面倒だった様子です。下側のBodyへの溶接箇所もきちんとされてなく、手抜きの溶接だとのことでした。

こちらが裏側、サビが酷いのはオリジナル・パーツの箇所、ここと当時の新品パーツをカットして合体したもの。約18年間騙されたままの状態でした、悪いことをすれば、バレるということが実証されましたね。政治家と同じ!

こちらはフロント・オイルクーラーのカバーです、汚いです。エッジ部分のゴムパーツがボロボロ状態で酷い有様。SMCにリプロのパーツがあるので購入する事に。先月だったら、日本へ送料無料の期間があったのに残念。

これがそのパーツです、リプロ品なのに値段が高い!しかも買った後に連絡が来て、届くまで4週間もかかるとは??これでは、修理作業が終わってしまいます困ったもんだすどうしよう。
Pelicanにはこのパーツは売ってません、しかし、Pelicanでドア周りのゴムシールやロッカーパネルのモールディングのゴムを購入しました。SMCだとリプロの商品が何処製なのかが解らず買い難いパーツが出て来ます。PelicannだとリプロもOEMと星の数が出て商品の程度が分かります。なので今回は、SMCとPelican両方で買うことになってしまい、送料がダブりしかも円安で高い買い物となってしまいました。これからどんどんパーツの値段も上がりそうな気配がしますが?

ということで、お金も無いのに大出費をしなくてはならず辛いですが、全ては自分の責任と運のなさが原因、仕方がありません。約18年間ステップがしっかりしないまま乗ってたわけですが、これでようやく元に戻すことが出来ます。
下に見えている黒いパーツがロッカーパネルの純正品です、このパーツはやはり純正モノがベストとのことでした。ぴったりとフィットするそうです。これを今回は完璧な状態で溶接してもらいます。
昨年別の修理工場でクルマをリフトUPした際、左右のドアの閉まり具合が違うと指摘をされましたが、その原因はこの箇所だったわけですね。
Posted at 2021/11/13 18:11:05 | |
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