
かれこれ、3週間近くこのリアパネル廻りの修理を行って来たが昨日、要約完成となる。
何故こんなに時間が掛かったかと言えば、このLiningの裏側を留めてあるホッチキスのようなモノ(タッカー)が日本とドイツでは規格サイズが異なり(オリジナル横12mm X 縦3mm)日本では横は同じだが縦が6mm〜となっていて合わない。
先週、東急ハンズへ行きこのサイズのモノがないか確認をしたがこのサイズの商品は扱ってないと聞き、他を探した結果、近所の家具センターでSwedish製のがありこれならオーケーかと思ったが
後で調べてもらった結果その商品の規格は横10mm X 縦6mmなので諦め、どうしたもんかと悩んでいたが再度Liningの厚さを測った所
6mmあるので日本製の12mm X 6mmのタッカーを購入し
試してみると見事成功。
これは、自分で中の傷んだ生地を張り替えたため厚さが増し結果6mmになっていたラッキー。

あとは、以前に打ち込んである箇所に再度タッカーで打ち込んで行く、出来たと思い完成した表側を見てみると、何と所々皺が出てしまい再度外して手で伸ばしたり、最後はアイロンで内側からスチームで伸ばしてみたりと色々トライ,再度タッカーで打ち込み終了となる。
こんなモノの修理も自分でやると,とても時間が掛かるし結果、上手く行くか
どうかは、神のみぞ知る世界になってしまう。しかし、自分でやるとその経験
から2度と同じ失敗はしなくなる、貴重な体験を得る事にはなるが上手く行っ
たときは嬉しいが失敗をすると本当に悔やむ。
古いクルマと上手く付き合って行くには知識と経験がいかに重要かと言う事が
こんな作業でも十分に生かされる。
しかし、今回厄介だったのがサイズ・規格である。ドイツの製品なので日本とは規格が異なる、そのサイズのモノを探すのにパーツ同様にとても時間が掛かる。今後もこのように規格が違うモノが出て来た場合その対処方法には頭が悩まされる。
Posted at 2011/10/24 10:31:11 | |
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