
本日無事に板金作業が終了したので、クルマを取りに板金塗装工場まで行ってきました。約一月とちょっと要した今回の修理作業、叩けば悪い箇所が出て来るものでキリがありません。それでもどうにかこうにか、丁寧な作業をして頂きました。
まずは、新たに出てきた悪い箇所は、、、

右と左で反対ですがこの箇所でした。ここはドアを止めるヒンジの箇所、ここの下側に小さな穴が空いているそうですが、そこが塞がっていたので突ついて開けると、大量の錆が出てきたそうです。
そこで、一部をカットして内部を掃除し錆止め塗装を施してくれました。こんな箇所に水が入るのですかと?お尋ねしたところ、少しずつ何処かから入って来る様子です。水の抜ける穴が塞がってしまったのでサビがさらに発生し、大量のサビが内部に蓄積されたようです。

紙コップにサビの塊の一部をストックしていたので見せてもらいました。内側にこのようなサビがたくさん溜まっていたとは驚きです。
偶然発見することが出来てラッキーでした。こんな所の内側分かりませんね。外側は綺麗に見えても、その内部はドヒャーという感じですね。

問題の酷かったパネル箇所は、新品パーツを入れ込み、隙間もなくなり綺麗なオリジナルの状態に戻ってくれました。以前から歪んでいたのでおかしいと思っていた箇所でした。全ては、昔の手抜き作業が原因です。

金属のパネルが付いているので分かりづらいですが、明らかに以前よりビシッと綺麗に生まれ変わりました。これで約5/4程Bodyの修正は復帰しましたが、まだ最後に残っているのはガソリンタンク手前のサンドイッチ構造になっているパネルの箇所が怪しい気がします。
マー50年以上の年月を生きてきたクルマですので、サビは何処かしらに生息しています。一度に全部やる予算はないので小出しになってしまいますが、それしか今の所手はありません。
今回の作業も、細かな作業がたまり工賃がかさんでしまいトータルの修理費が結構かかってしまいましたが、サビの無い綺麗なオリジナルの状態に戻す作業となると、どうしてもポルシェの知見のある工場へ依頼するしか手はありません。
となると、どうしても修理費用は高く付いてしまいます。
クルマを引き取り久しぶりの運転でしたが季節は冬、ローで引っ張っていってもエンジンは心地良く、セカンドへ入れるとさらに突進して行くのは、何とも気持ちの良いもんでした。
冬の季節の空冷は、冷たい風でエンジン全体を冷やしてくれるので本当に気持ちよく回ってくれます。
Posted at 2021/12/18 17:33:02 | |
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