
先週直したタコメーター&ステアリング周りですが、作業を終えた後走るとステアリングが少し右へ傾いています、気分悪し。はめた時タイヤが若干ずれてた様子です、なので、再度ステアリングを外して調整をすることにしました。一体何度やっているのか。

ここで気になったのが、このステアリング・コラムです。このクルマを買った時からこの上側のカバーのセンター部分が割れていました。いつか交換をしようと思っていましたが既に20年以上の歳月が流れています。先日修理の時に外したので、内側から割れている箇所に接着剤で修理をしましたが、自分がこのパーツを取り付ける際、入らないので無理に入れたら再び割れてしまいました。

一旦そのままで終えましたがステアリングを外したついでに、再度修理をすることにしました。今度は接着剤ではなく、FRP製の物を使用しました。割れてる箇所に裏側から張り付け太陽光繊に当てて硬化させるタイプです。

数時間後、触って見ると硬化してしっかりと割れた箇所が固まっていました。昔に買ったモノなので不安でしたが上手くいって幸いでした。多分10年近く経過しているはずです。こんな物までクラシック!

さらに下側カバーの一部も欠けている箇所があったので、こちらも修正をしておきました。こちらはいつものJB-Weldで補修をしてます。

上下のカバーの接着類が硬化後、カバーを被せて見ると割れた箇所も欠けた箇所も上手くいった様子です。上側のカバーの上部がテカテカだったので、細かい目のサンドペーパーで軽く磨きテカリを抑えました。これなら新たにパーツを購入しなくても済みそうな気配です。
今回さらに解ったのがコラムカバーの取り付け順ですが、まず最初に上側のカバーを所定の位置に合わせ、それから下側のパーツを所定の位置に持って来ます。この順番だと上側のパーツにストレスがかからず、スムースに行くことが解りました。おそらく50年前の工場でもこうやって取り付けていたのではないのでしょうか?
あとはネジを止めていくだけですが、またまたアース線のカシメが空回りをしてしまい再度ペンチで締め上けました。しかし、今回はスムースに進み、装着後コラムカバーを上から触ってみると割れた箇所はしっかりとして直ってます。

そして、ステアリング・ホイールも正確に真っ直ぐになり気分も良いですこれが当たり前。ですが我がポンコツ号、割れ、欠け、テカリ、濁り、そして、錆びと痛めつけられております。それを20年以上かけてコツコツと修正作業をしながら乗り続けるという作業がずーっと続くわけです。Deepなラビリンス世界は続きます!
Posted at 2022/03/05 16:59:46 | |
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