
先週末に走り終えてシフトが変なのに気がつきました、シフトをローに入れたつもりがサードに入ってしまうのです。ローに入れるのは、相当左側に持ってくる必要があり、これはおかしいと思いシフトレバーごと外してみました。

外したレバー本体を見てみると、やはり左側にレバーが傾いていました。解ったものの手で動かしてみてもびくともしません、裏側を見ると2本のバネで止められています。こいつを外してレバーを抜いて傾きを修正するのが良いのかと思い、とりあえず1本だけバネを外して見ると、バネはビョインと伸びてしまい元の場所へ戻すのには大変な作業になることが分かりました。

何をやってもダメなので、とりあえず曲がったレバーの修正を先にトライします。結局もう一度レバー本体をボディに取り付けて、シフトノブを押しながら時計逆回転で廻していくと、シフトレバーが動いてくれます。何回か作業を続けると真っ直ぐな位置まで修正ができました。大成功!

シフトレバーの修正は上手くいきましたが、お次は外してしまったバネの戻し作業が残っています。再びシフトレバー本体を外し部屋に持っていき、アレヤコレヤらの作業が続きました。まず、バネを縮める必要があります、そこで家にある使えそうな工具を吟味して見ますがいずれも駄目。結局諦め日曜大工センターへ行き、使えそうな工具を探します、プライヤー関連の工具はどれも大きなサイズはパッケージされていて試すことが出来ません。

そこで、目に留まったのがクランプ・タイプの物、最初に右側の物で試して見ると上手くバネが縮まり、これでOKと思い購入をして家でやって見るとバネの力が強くて、トライを重ねるうちに空回りをしてしまいダウン。再びお店へ行き別のクランプでトライをして見るとこれなら大丈夫でした。

このクランプならバネを縮めることが出来るので、本体に木の棒を差し込み、そこにバネを入れて、クランプで挟みながら締めて行きますがここでトラブル。クランプの片方がゴム製になっているのでバネが食い込みどうしても縮んだバネ外すことが出来ません。さらにクランプだと縮んだバネを上手く所定の位置に持っていくのが困難でした。

悩んだ末にもう一軒、クルマ専門の工具を扱っているお店があるのを思い出し行ってみました。お店の人にバネを見せながら工具の選定をしてもらいます、結局プライヤータイプの物にたどり着きました。試しに選んでもらったプライヤーで木の棒に入れたバネを挟んでレバーを引くと大成功。これなら出来ると思いましたが、本体と上手く挟むことが出来るか解らないので、家まで戻りレバー本体を店に持って行き再度トライをして見ました。自転車での往復走行2回片道20分。

お店に戻り、先ほどのプライヤーでレバー本体にバネを所定の位置で試して見ると、先ほどのプライヤーでは口の開きが足りず駄目でした。もう一つ別のプライヤーで試すと、こちらは口も大きく開きトライをして見ると一発OK大成功。これを買いましたが値段が高いドイツ製。

最強プライヤーを手に入れたので怖いものなし。こいつがあれば作業は楽なので、ついでにパーツも新品に入れ変えました。シフトレバーの下にあるスプリングに着くプラスチック製のパーツです下側のみ変えてみました。上のパーツが新品と古いのでサイズが若干違う様子でした。なので、上は変えずに古いまま。

要約完成致しました。このバネというかスプリング太くて丈夫で扱い憎い半世紀前のドイツ製のモノです。その扱い憎いモノを退治できたのがドイツ製の工具。ドイツのモノを退治するにはドイツ製で直すのが良いようです。今年のクリスマス・プレゼントはプライヤーになってしまいました。
Merry Christmas
  Posted at 2017/12/24 10:45:42 |  | 
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