
ドアを開けた時に目に入る、アルミのカバーこれの奥側をはめるのはネジで5箇所止めていますが、これの左右数箇所のネジがきちんと噛んでいませんでした。ここは、数年前に自分で修復をしたはずなのにまたダメになっていました。以前はサイズがでかいネジを入れらてしまい、穴が大きくなってしまったので自分でJBweldを使用して修復をした記憶があります。その穴がまたダメになったのでしょう?でもなぜ??

こちらが左側いちばん手前になります。この穴が大きくなってしまった様子なので再度JBweld(金属用接着剤)でまずは穴を塞ぎます。JBweldもたまにポロリと剥がれたり粘土のように削れて来たりします。なので、出来るだけ接着してから穴を開けるまで時間を保つようにしました。今回は1週間程おきました。

こっちは右側の手前になります、同じ作業を繰り返します。今回は、こことあとは後ろ側になります。左右計3箇所を修復することになります。作業は簡単ですがカーペットがあり他のネジ穴が見えづらく位置の確認がしにくいのが難点です。

1週間近く経ってからやり出しました。まずは左側から塞がった穴に再び穴を開けるわけですが、今回は他の箇所はねじ止めしてパネルを固定しておき、新たに穴を開ける箇所は電動ドリルで穴を開けるようにしました。電動ドリルを使うのは久しぶりなので、まずはドリルのバッテリーの充電から始めることになり、しかもこのドリル古いので果たして穴を開ける威力があるのか不安でした。ドリルを垂直にして始動!でも硬くてちっとも削れていく様子は見られません。これではダメかなと思いましたが、何度か諦めずにやって行くと少し穴が空いた様子です。なので、今度はネジをドライバーで入れて行きます。でも穴が小さ過ぎて入ってくれません。再び電動ドリルで穴をこじ開けていくとスカッと入りました。何とか成功!

次は右側手前から同じやり方で穴を開けて行くと、こちらは左に比べ簡単に穴にドリルが入りました。ネジもしっかりと噛んで閉まってくれます。

最後の右側後ろのネジの箇所です。こちらも、前と同じ様にドリルは簡単に穴に入り込みました。こちらもネジで止めてみると以前とは違い、しっかりと噛んでくれます。あとは全てのネジを増し締めしてしっかりとカバーをはめ込みます。

今回活躍してくれた工具達。千枚通しのような工具ですがこれが今回大活躍してくれました。何せ前後以外カーペットに包まれているのでネジ穴の位置が見えません。なのでカバーを所定の位置に当てがってから、この工具でネジ穴から垂直に入れ、穴の位置を探って行きました。垂直にしないと、ネジは多少横向きでも入ってしまうのでそれを繰り返すと、自然に穴が大きくなって来てしまいます。なので、今回は垂直を第一にネジを入れ込んで行きました。垂直だと全てのネジ山が綺麗に見えます。

前後の穴が大きくなってしまったのは多分これが原因では。上が正式のサイズのネジ下のはほんの少し太いです。つまりこれが使われていた為、純正のネジを入れると空回り状態になった訳です。良く見ないとサイズの違いが分からず、いつから使っていたのか自分には記憶がありません。大昔はこれより明らかにデカいネジが使われていました。多分下の太いネジは、日本のJIS規格では?今は分かりませんが当時は、ドイツはDIN規格でネジは構成されていた筈です。なので微妙にサイズが異なっていた訳です。このネジも昔、都内で色々探しましたが見つかりませんでした。頭が平らな奴はありましたが、この頭が少し膨らんだネジは見つけることが出来ませんでした。今使っているのは、Pelicanから以前買ったものです。このアルミ・カバーですが前後がしっかりネジで嵌っていないと、浮き上がった感じになってしまいます。なので、前後をしっかりネジで絞めてやらないとダメな訳です。

最後に、先日メカ様からこのオイルのステッカー、こんなところにベタスカ貼るのは果たして、、と御指摘を受け、自分も確かに汚いと思い剥がす事にしました。ところが簡単には剥がれてくれません。剥がれた箇所もしつこい汚れが残ってしまったり、さらに、剥がした下に錆が出ていたりと面倒です。さてと、どうしようかな。
Posted at 2024/03/10 17:16:14 | |
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