
先日エンジンを掛けたままでエンジンルームを覗くと、オルタネーターのベルトが左側だけビクンとなって回っているので、これはベルトが痛んできたのかと思い久し振りにベルトを外して確認をする事に致しました。
ここを外すのは、この専用工具でナットを廻して外します。

このナットを緩めればベルトの交換が可能となります。早速工具で緩めようとすると、とても固くてビクともしません?もう一度力を目一杯入れて廻してもダメです。
完璧に締まりまくっています。ネジ緩め剤のスプレイがあったのでそれをかけて暫く様子を見ます。そしてもう一度トライをしましたが全く駄目でした工具が折れてしまいそうです。
諦めて仕方が無いのでメカ様に相談をすると、長さの短い工具だとトルクが少ないので長くて力の入る工具はありませんかと聞かれ、トルクレンチがあるのでそれでトライをしてみたらということで、再度トルクレンチでトライをしましたがこれも駄目でした。ナットは全く緩む気配はありません?
ここの箇所を緩めるのは?みんカラで調べてみると5年振りになることが分かりました。5年前にナット・カバー・CAP等を新品パーツへ交換して以来となりました。
5年の間に固まってしまったのか?

再度メカ様にトルクレンチでも駄目でしたと連絡をすると、近々そちら方面へ別件の作業があり午前中なら寄れると言うことなので来て頂くことに致しました。
そして週末に来て頂きエンジンフードを開けてここです示すと、左手はプーリーに差し込むレンチ自分のよりちょっと長い930用のタイプ。そしてもう一方は長めのレンチを当てがい両手でガバッと力を入れると、メキッという音と共にナットが廻りました僅か3秒プロは凄い!レンチを見せてもらうと30Cm以上はあるメガネレンチでした。自分の工具を見せるとこれでは無理ですと言われてしまいました。

滞在時間約3分のメカ様あっという間に仕事場へ向かいました。あとは外して各部のチェックとなります。まずはこのプーリーカバー裏側が此の様にベルトが擦れて汚れています。パーツクリーナーで磨いても取れません仕方が無いのでサンドペーパーで磨いてやりました。しかし綺麗にはなりませんある程度の所で終了。

次はベルトこれが傷んでいるのではと思い亀裂を探しますがどこも悪い箇所は見て取れませんまだ大丈夫な様子です。今回は7年位経ちますが平気です以前は3.4年位で駄目になった事もありますが。流石純正パーツ!
大丈夫なのでベルトを戻しシムも2枚綺麗な予備と交換をしてプーリーを入れて元に戻して行きます。例のナット閉めて行ってもベルトはキツくなりません、そこでファンを手で廻して行くとベルトが徐々に食い込んで行きます。するとナットが緩んで来ます、なのでナットを締めてまたファンを手で廻して行きの作業を数回繰り返すと、ベルトはきつく嵌っています。後はナットを締め付けるだけ、車載工具で締め付け&緩むを確認して作業終了。てっきりベルトが駄目になっているのではと思っていましたが杞憂に終わりました。

作業終了後全く使っていない工具Bagがあったの思い出して探すと大き目のサイズのダブルレンチが2本出て来ました。サイズを見ると22ミリのが有りました、これを見付けていたらナットは外れたかもしれません。メカ様はこれ位のサイズのレンチを指摘されていました。次回またハズレなくなったらこのレンチでトライをします。
それより半年に1回位は外した方が話が早そうな気配です。
Posted at 2025/03/15 17:26:31 | |
トラックバック(0) | 日記