
遂に1ドル150円になってしまった。そんな時に限って買わなければならない物が出て来てしまう運の悪さ。先日メカさんにクルマを見て貰い、とりあえず足回りのチェックとデスビ関係を修理してもらいましたが作業終了時にメカさんから、プラグコードをそろそろ変えた方が良いかもと言われその一言が気になりました。調べるとプラグコードを交換してから既に16年以上経っています。またメカさんがお客さんの356か911どちらかですが、プラグコードを変えたら見違えるようにエンジンの調子が良くなったと聞き、そんなこんなで迷った末に購入する事にしました。

今回の荷物の到着は早かった、予定より2日ほど早く着いてしまいましたFedXです。そしてこれがお目当てのプラグコードSet $154.75、円にすると約23,213円メーカーはメカさん推奨のBERUですMade in France製。プラグコードSetは何種類かありどれが良いのか判断がしにくかったのですが、メカさんのお勧めに従いました値段も安めです。購入先はPelicanです。

これが私の911と同じ年式のプラグコードの位置になります。作業としては、ひとつずつデスビCapのコードを外してから付けて行く事にしました。面倒なのがエンジンに向かって左側の一番奥になる、6番がやりづらそうなのでそれから始めて行こうと決めました。事前に部屋でプラグコードSetを取り出し、長さを確認して1〜6番までテープでナンバリングをして分かるようにしておきました。それとワイヤーに付いているゴムCapが外しずらいのでシリコンスプレーで外しやすくしておきました。いざ作業開始!

ひとつずつ、プラグ側からデスビ側のCapを外したコードを以前と変わらない様に回していきます。最後にゴムCapをコードに入れデスビCapにコードの金具を入れ込みます、これが意外と硬いです。最初は差し込みの金具が奥まで入らず苦労しました。何処か1ヶ所が奥まで偶然スカッと入ったのでここまで入ると分かり、他も金具の箇所を奥までねじ込みました。順々にやって行くうちに2番の箇所に不具合を発見、コードを抜くと錆びた金属部分が割れていて一部が落ちて来ましたヤバイ。デスビCap側を覗いてサビが出ていないか確認をしましたが大丈夫でした。やはり16年も経つと何処かしら痛んできています。

これが外した古いプラグコードSet1箇所錆びてましたが他は大丈夫でした。新しい物と比べると差し込み用金属パーツが、古い方は銅メッキみたいでシンプルな作りです。ゴムCapは古くなってるので少し硬くなってました。古いコードもBERU製でした。

この911用プラグコードは頭の部分を交換出来るので、この様に取り外すことが出来ますが自分の古いコードをチェックすると、数本このヘッド部分が緩んでいました。付け替えた新品はしっかりと締まっていました。今まで一度もこの箇所はチェックはしていませんでしたダメですね。

無事作業終了、面倒でしたがやって大正解。偶然悪い箇所も発見出来たし、新品に交換して言うこと無しの状態。新品コードは古いコードと比べ、若干長めになっています、なので取り回しに余裕が出来ました。

最後にエンジン始動、別に変わり無く廻っています。これまでプラグの交換は何回もやってましたが、プラグコードのチェックはきちんとやっていませんでしたね。特にデスビCap側のコードはやってませんでした。数年前にメカさんがチェックした際、1箇所デスビ側のコードが入る所が錆で緑青が浮いているのを見つけてくれました。この部分はゴムCapに守られていても、何処かしら湿気を呼ぶのかサビが出てくる箇所のようです。今回は2番のデスビ側の金属部分が腐食していたり、プラグ側の接続コードが緩んでいたりと良くない状況でしたダメですね。今後は定期的にチェックをして行きます、皆様もデスビCap側のチェックをした方が良いですよ。最後に欲しかったBoschのデスビCapが在庫があったので、悲しき円安ですが同時に購入しておきました。
Posted at 2023/10/28 19:05:35 | |
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