PX5-oreoのADB接続

以前XDAでADBについて何度か質問をしたものの、答えは返ってこずまだoreoのADBについて知る人は少ないのではないかと思ったので記事にしておきます（質問のレベルが低すぎて無視されたか？）。ちなみに工場設定で「adbon」というコマンドを入力すると画面上に「ADB ON」と表示され、いかにもADBの受付状態が確立されたかのように見えますが、実際は何も起きていません。


適当なターミナルエミュレーターアプリをインストールし、

setprop persist.adb.tcp.port 5555
setprop sys.rkadb.root 1

この2行を打ち込むだけです。
※4PDAのbooroondooks氏の投稿から引用しました


再起動すると同一ネットワーク上のPCからWi-Fi経由のADB接続が可能になります。


中華ナビのIPアドレスはWi-Fi設定の接続中SSIDをタップすると表示されます。


ADBが使えると、build.propをPCにダウンロードしたり


PC上で編集したbuild.propを再度中華ナビに戻してシステムを改造することが出来るようになります。


PCで書き換えたbuil.propは管理者権限を戻す（644）のを忘れるとめでたくソフト文鎮化、再インストール以外に復旧の手立てはなくそれまでの苦労がパーです。


電卓やら中国語IMEやら絶対使わない目障りなプレインストールアプリを消すことも可能です。


これがHCT（HA）のストックROM状態。build.propを改変してDPIを240→160、バックグランドのビデオ再生を許可、ナビバーの削除をすると


こうなりました。ナビバーを非表示にするとHCTのROMでも分割表示が可能になります。そんな面倒なことをせずともMalayskROMを入れたら一発解決なのですが、個人的に今回のMalayskROMはイマイチな印象。そのわりにコールドブート時間は倍増してしまうため、ADBが使えるならストックROMに戻して不要なアプリだけ削除したほうがスッキリするのではないかと思ったのです。かっこいいライブ壁紙だけいただきました(笑)。