
購入履歴をみたらすでに累計130点を超えており、最初はモノが届くかどうかも信用してなかったのに気が付けばハードバイヤー化しているわら太でございます。ただ昨年暮れから初期不良による返品が続き、今年はDisputeを使わない返品まで経験したので書いておきます。

私がAliexpressで初めて悪質な販売者に遭遇したのはこの360°カメラを購入した時で、販売者名はShop701413 Storeという店名でした(今思えば売り逃げする気マンマンのやる気のない店名ですね)。カメラが正常に動作しなかったため、店とやり取りをしてみたのですが、いつも答えが返ってくるまでに数日かかり、「中国は特別な連休とかあるからなあ」と勝手に納得していたのですが、
そもそも購入者は販売者の都合で譲歩する必要はありません
なぜなら、AliexpressでDisputeを開始できるのは商品到着から15日間と限られており、春節で連絡が取れずともこの日数は一切増えないからです。問題が解決していないのに「週末は休みだから続きはまた来週な!」と言っていた販売者でもDisputeから連絡すれば「アイヤー!親愛なるお客様どうしたアルかー?」と休みだったはずの週末に低姿勢な返事が来たりするものです。
何のことは無く、不良品を売りつけて返品されないように時間を稼いでいただけで、15日を過ぎたら問い合わせに返答が来なく無くなりました。もちろん現在この販売者はいません。110ドルぐらいの授業料でしたね。

これを不良品と言ったら自分はクレーマーかな?という微妙な不良もあります。中華製品なんてこの程度のものだよね、という諦めも自分の中にあり、この梅シティはDisputeから返品したけど返送にかかった費用3800円は自分が負担しました。

実は4月のアニバーサリーセールで買ったJoyingが不良品だったのです。ここでは不良の内容には触れませんが、Joyingは
返品は受けてやるからまずDisputeを閉じろ
と言ってきました。いくら中華ナビの老舗Joyingといえども以前別の販売者に売り逃げされているからこれは悩みます。そもそもDisputeしなくても返品できるなんて知らなかったし。ただ結論から言うとDisputeを経由せずとも返品は可能でした。ただしこれはJoyingの話でAliexpressの販売者すべてがこうだとは言いません。よほど信頼できる販売者でない限りDisputeを使った方が確実だと思います。

Disputeを使わない場合、返金はPaypalで受け取ります。Paypalアカウント自体は持っていたのですが、ここで初めて自分のアカウントは支払い専用でお金を受け取ることが出来ないことを知りました。Paypalでお金を受け取るためにはプレミアムかビジネスにアカウントのアップグレードが必要なのです。アカウントのアップグレードには4営業日程度の日数がかかるため、これが本題Aliexpressでポチる前にやっておくべきことその1。

返品の際はEMSやSAL便などを使いますが、郵便局で住所を書くのは大変です。国際郵便マイページサービスを使用すると、自宅のプリンターで送り状を作成できるほか、必要事項を埋めて提出できるので郵便局での手続き時間を短縮できます。また、田舎の郵便局だとEMS以外の送り状を持ってなかったりするので安いSAL便を使うためにも必要です。ところが自宅プリンターを使って送り状を作成する場合は専用パウチが必要で、これを届けてもらうのにやはり4営業日程度かかるため、これがAliexpressでポチる前にやっておくべきことその2。

届いた商品が不良品だった。客がそれを送り返した。となれば送り返した商品が届いたら販売者から「商品届いたからこれから返金するね!」と連絡が来ると思うじゃない?残念それは日本人の考えで、中国人には通じません。私は追跡サービスで商品がJoyingに届いたのを確認していましたが1週間たっても連絡が来ないのでなぜ返金しないか問い合わせると
なぜ到着したかおれに確認しないんだ?
と来たもんです。日本人の感覚だと「確認が遅れてすいません」ぐらいの返事が来ると思うじゃない?商品の返送手続きから追跡サービスによる到着確認、そして返送が済んだから早く金返せと連絡を入れる、ここまで全部客の仕事なのだそうです。つまりAliexpressでポチる前にやっておくべきことその3は、「相手は日本人じゃないぞ!」という心構えですね。Amazonで買った方がマシ?いや本当にそうだと思いますよ。
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2018/06/02 18:21:49