
昨年XDAで中華ナビのメモリを2GBに増設しようというスレが建ち、私も一度は反射的に参加したものの、パソコンのメモリ増設のように簡単な話ではないと知り諦めました。
ちなみに中華ナビのストレージ管理画面では「内部メモリ13G」と表示されます。最新のハイスペックスマホでも6Gなのに13Gは凄い!・・・なわけがなく、これは改造ROMを作成したMalay氏によってスワップされたWindowsでいうところの”仮想メモリ”で、実際にはやはり1Gしかありません。もちろん仮想メモリ化することで使用できるアプリがぐっと増えたのは確かだけど、やはり内部メモリで収まらない処理は猛烈に遅くなってしまいます。
メモリ増設は出来ないけど使えるメモリを増やしたい!
そんなわけで、今回メモリを開放する工夫をしてみました。
コンピューターのレスポンスに一番影響するのがこのデバイスメモリ(内部メモリ)の空き容量です。内部メモリ内でアプリを実行しているうちはサクサク快適ですが、NANDフラッシュにスワップを始めた途端に動作が遅くなります。使っているファームウェアにもよりますが、設定→アプリ→実行中の順に開き、実行中(キャッシュしている)アプリを確認。ここで全然使っていないアプリがデバイスメモリをキャッシュしてることを知り、使わない(使用頻度の低い)アプリを無効化することにしました。
無効化しても実害のなかったアプリは
・カレンダー
・カレンダーの保存
・ギャラリー
・サウンドビジュアル壁紙
・バブル
・ファイルマネージャー
・フェーズビーム
・フォトスクリーンセーバー
・ブラウザ
・ベーシックスクリーンセーバー
・マジックスモーク壁紙
・メール
・印刷スプーラ
・時計
・写真
・電卓
・Androidライブ壁紙
・AV入力
・CanBus
・com.android.backupconfirm
・com.android.wallpaper.holospiral
・com.android.wallpapercropper
・Exchangeサービス
・Googleパートナーのセットアップ
・HCTwidget
・KeyguardTestActivity
・Live Wallpaper Picker
・One Time Init
・Potato Gradient
・Root Explorer
・ScreenRecorder
・SideControl
・SideControlPro
・Swapps
・User Dictionary
・XposedMtcPowerAmp
もっと無効化できるアプリがあると思うけど、現在確認できているのはここまでです。ちなみにSystemAppRemoverを使うとごっそり削除できますが、MalayskROMはとてもデリケート(笑)で、過去に電卓を削除しただけでブートループに陥ってしまったこともあるため、削除ではなく無効化がお勧めです。
ちなみにこの28KBの名称不明アプリはバックカメラに関係するものらしく、無効化すると後退時バックカメラが使用できなくなります。中華ナビにおけるバックカメラはAndroidではなくMCU制御下のはずだけど、Androidアプリが関係してるのは不思議なものです。
そして、もっと効果があるのは使わないダウンロードアプリの削除です。
特にGoogle謹製アプリはメモリドカ食いなので、削除すると一気に使えるメモリが増えます。さすがにGoogleマップは消せないけど、これも簡単に200メガ以上のメモリを占有してしまいます。
YouTubeは使ってなくても50メガ前後のメモリをキャッシュしてしまうので削除。Amazonミュージックも削除。オッケーグーグル!もがっつりメモリを食いますが、今回のメモリ開放工作で空きメモリが400メガ前後まで増えたため、設定後はまったくフリーズしなくなりました。今までは音声入力を使うとアプリが停止してしまっていたのですが、あれはマイクのせいではなくメモリ不足によるハングアップだったわけですね。また、今回の件で中華ナビはWindowsパソコンのように再起動するとメモリ全開放してくれるわけではないことを知りました。快適になったので、これでオクタコア中華ナビの登場まで粘れそうです。
Posted at 2017/01/11 19:39:46 | |
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中華ナビ | 日記