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父が亡くなり、人生初の相続をすることになった。父のアクアはバッテリーがあがるほど放置されていて、実は生前にも売ろうと試みたが、家族とはいえ他人のクルマを売るには委任状が必要。そして認知症が進行した人の署名は法的に無効（成年後見人が必要）だと知り、そんな面倒くさい手続きが必要ならもう放っておけ・・・となって今に至る。


同居の家族がいれば簡単だが、一人暮らしで亡くなった人のクルマを売るのは一番難しい。アクアを売るためにトヨタとアップル、ガリバーと3社回ったが、ちゃんと手続きを知っていたのはトヨタだけだった。毎日日本のどこかで3000人以上死んでいるわけで、こんな手続き買取屋なら慣れたものだろうと思っていたからこれは意外だった。


買取価格が100万円以上の場合は権利者全員、100万円未満でも代表相続人の署名と印鑑証明が必要。さらに所有者の戸籍謄本、所有者との続柄のわかる相続人の戸籍謄本、もちろん車検証や納税証明書など通常の書類も必要。驚いたのは値打ちの無い廃車するだけのクルマにも同様に相続の手続きが必要なのだと。トヨタの営業マンは権利者全員の署名を集めるのに2か月かかったこともあると言っていた。


別にトヨタを勧めようってわけじゃないけど、「これは亡くなった父のクルマで・・・」と言いかけた途端に奥からマニュアル持ってくるような不勉強な業者には頼めないよね。そうでなくても親が死ぬといろいろやることがあるのに。

プロパイロットではハンドル操作をアシストしてくれるため、安全上推奨されませんが10秒ぐらいなら運転中に両手でペットボトルのフタをあけたりコンビニおにぎりのフィルムを剥いたりできるわけです。ただその時間について正確にレビューされた記事を見たことがないので、今回はスマホのストップウォッチを使って測定してみました。


システム作動時は通常この画面。ここから7.8秒ハンドル操作が無いと


警告画面。さらに手放し状態で5秒経過すると警告音とともに画面が点滅し、ハンドル支援が解除されます。ところが警告音が鳴った後も数秒アシストが続いているため、手放し状態からハンドルアシストが解除されるまでの正確な時間は15秒程度と予想されます。

※警告までは画面表示されますが、実際にハンドル支援が解除されるタイミングはハンドルの手ごたえでしか知る術がないので、15秒はやや大雑把な数字です。また、このデータはデイズ（eKクロス）のプロパイロットで検証したもので、セレナやエクストレイルなど登録車のプロパイロットとは異なるはずです。


ホンダがN-WGN全車に標準装備したおかげでハンドル支援の価値というか希少性がぐっと下がってしまったものの、どうせ現行モデルは黎明期の技術であり10年後に振り返ったらどちらもおもちゃ同然。それでもおもちゃから始めないと何も生まれませんからね。

10月31日にデイズ・eKクロスのリコールが発表され
https://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/displayselect.do?orderno=14598


オイル交換のついでに見てもらいました。


一応Before画像を撮っておいたものの・・・


実際の対応箇所（結束バンド的なものでまとめるだけ）はかなり深く、映っていませんでした。

世間にはリコールという言葉にネガティブなイメージを持つ方もいるようですが、私は全然気にならず、むしろ楽しみなぐらいです。リコールを隠すのは問題ですがね。