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以前神奈川県へ行くときに使ったNEXCO中日本の速旅はSAで使える商品券セットプランで、高速料金割引率は40％。しかし、速旅の最高峰は宿泊券セットの50％オフであり、この割引をGOTOトラベルキャンペーンと同時に利用すればコスパ最強の旅行ができるのではないか？ということでやってみました。


結論から言うと同時利用可能です！
まあ速旅のウェブサイトにも使えると書いてあるのだから使えて当然ですが、ぶどう狩りツアーとか換金性の高いメニュー？は除外される恐れがあるそうです（これは旅館のHPに書いてある）。


ここで注意！速旅コラボの旅館はすべて自社の予約サイトを持っている宿泊施設で、速旅を利用する場合はそれぞれの自社サイトを使って予約する必要があります。じゃらんとか楽天トラベルのような予約サイトを使って予約してしまうと速旅の特典が受けられません。ちなみに速旅から宿泊サイトへのリンクはなく、利用者が自分でググらないと予約もできない（コラボ対象施設名も確認しにくい）本当に売る気あるのか？という不親切な作りになっています。


近場で唯一翌日予約の速旅利用に対応していたのがここホテル浦島。なかなか教育が行き届いていて、ホテルスタッフはあいさつを欠かさないし、なんとフロントのスタッフが速旅を知っていた！ちなみにこの申し込み確認書はスマホで見せればいいと書いてあるけど、フロントのスタッフは印刷したものを欲しがったので事前に印刷しておいたほうがよさそうです。


有名予約サイトだと予約の段階でGOTOトラベルの割引が受けられ、そのまま事前に支払いを済ませることもできるが、速旅コラボの宿泊利用の場合は当該サイトで予約を済ませてからこのSTAYNAVIを利用してGOTO分の割引を受ける。支払いは現地決済のみで、先払いは不可能。ちょっと不便ですね。


ちなみにホテル浦島はGoogleマップに従って行くと、海を挟んだ対岸に案内される。Googleマップあるあるです。


格安の部屋を頼んでおいてなんだが本当に酷い部屋だった。強烈にタバコ臭くてふとんカバーがヤニでベトベト、カーテンもヤニで汚れて黄色いしエアコンも利きが悪いし場末のラブホでもこんな部屋はない。ちなみに予約サイトでは安い理由について窓から岩壁しか見えないからとしか書かれていなかった。


全長150Mという長いエスカレーターが3つ（4つ？）連続していてこのホテルの名物になっている。なんせホテル全体の敷地面積は東京ドーム４つ半分という頭がおかしい広さだし、海水を煮立てたような異臭を放つ洞窟温泉も初体験だった。


途中で気づいたのが13200円の部屋、GOTOキャンペーンで4620円補填され、速旅で1万円割引される・・・1420円のマイナス！なんと特典が多すぎて部屋代を超えてしまった。２人以上ならまず余ることはないけど、一人旅の場合は最低でも15000円ぐらいの部屋を取らないとお金が余ってしまうんですな。差額は現金ではもらえないので和歌山土産を買いました。


ちなみに高速代は2940円が2400円だから540円お得だった。まあちょっと移動距離が短かったので割引額は小さいけど、乗り放題特典を使って周遊すればすぐ元が取れるし、四日市や名古屋から利用すれば余裕で半額以上得になるでしょう。

GOTOキャンペーンの後押しもあって、毎週のようにドライブ旅を楽しんでおります。軽自動車でもターボさえついていれば全開加速が必要なシーンは稀で、ほとんどアクセルを半分ぐらい踏み込めば事足りると思います。そう、一般道なら・・・。


現行デイズは本当に文句ない静粛性。プロパイロットもあり片道2～300キロ程度の高速ドライブは疲れ知らずで軽自動車であることを忘れてしまうほどですが、しか～し！「もう少しで車線が減るよ」という、地方の高速道路でよくあるこの状況ではそうはいきません。


周囲のドライバーにブレーキを踏ませたり不快にさせる運転は論外。スムーズで安全に追い越しを終えるためには、エンジン出力わずか64馬力ではなかなか難しいのです。速やかに走行車線に戻るためアクセルを床まで踏みつけるも、そこで得られる加速力はずっこけるほどドライバーの期待を下回り、ようやく軽自動車だったことを思い知る。


だってもう30年以上エンジン排気量・最高出力が上がっていないんだもの。30年前の軽自動車といえば3ドアが普通で窓は手回し、オートドアロックもなけりゃパワステも珍しく、エアコンはオプション。「税制で優遇しているんだから贅沢言うんじゃねえ」という理屈はわかるが、エンジン出力以外はすでに超贅沢な作りになっているのに、工業製品としてとてもいびつな進化を遂げているのが現在の軽自動車なわけです。静かで快適、ACCとか自動運転的なデバイスも見受けられるものの、加速力だけは30年前からビタイチ進化していない。

クルマの危険回避は減速、操舵、そして加速ですが、軽自動車は加速による危険回避能力が著しく低いわけです。当たり前のことですが、自動車メーカーや御用ジャーナリスト達はなかなか言いませんからね。

※音量注意
3日間で900キロちょい走りましたが、特に疲れていません。プロパイロット様様ですな(笑)。

仕事もヒマだし、政府は遊べと補助金をくれる。これはもうドライブに行くしかないでしょ？というわけで思いつきボッチ旅。鳥取は去年行ったから北陸にしましょう。ただし今回の行き先はオバマ市ではなく福井市。


福井へ行くなら例の酷道（こくどう）温見峠を行きたい・・・が、やはり今回も通行止め。あれだけ雨が降ったのだから覚悟はしていたものの、調べたら平成30年からずっと通行止めなのだと。もうそれ国道じゃないよね。


なんと温見峠の隣の峠も通行止めだった。こちらは想定外。この２本が塞がっていると根尾までの行路が完全に無駄足となり、米原へ迂回して滋賀県経由か、郡上白鳥から中部縦貫道経由で北上となるが、Googleナビが提案する経路はすべて通行止めで使用できないものばかりで、これらの回り道を提案してくれなかった。まいったな、２時間も余裕を持って出発したのに宿泊先のチェックイン予定時刻に間に合わない。


こちらのほうが早い気がして中部縦貫道を選んだ。峠道へ行くときは事前に通行可否を確認しないとダメだね。こういう田舎は「遅れそうなら上で」が通用せず、高速道路で遠回りをして無駄金・無駄ガスを使いつつ、さらに予定より時間がかかる。Googleマップの通行止め情報は今回全く役に立たなかった。


九頭竜川に沿って福井へ向かう途中アブに襲われる。バッタのように大量発生しているのではなく、エサ（人の血）をめがけて繰り返しガラスにぶつかってくるから、ここを通行するときは絶対に窓ガラスを閉めておかないといけない。ベルファイヤ的な1BOXで家族旅行中にこのアブに侵入されたらもう阿鼻叫喚・地獄絵図。


宿泊先は湯快リゾート。GOTOトラベルのおかげで通常料金の35％割引となるが、ガッラガラであわら温泉大浴場は貸し切り状態だった。


２日目は丸岡城を観光した。「日本最古の天守閣」と謳っているが、最近の調査で最古ではなかったことが判明したそうだ。ドンマイ！


感染拡大を抑えられない行政が批判されているし、きっとGOTOトラベル自体使うな！って人もいると思うのだけど、少なくとも公共交通機関よりマイカー移動のほうが人との接触リスクは少ないのに公共交通機関はGOTO対象、マイカーだと交通費ALL自分持ちなのはちょっと納得いかんのです。