クラッチオーバーホール

オドメーターが12万㎞を越え、ミッションオイルを交換したあたりから、どうもシフトの入りがおかしくなってきました。
素直に入る時と、なにかの拍子に入りづらい時があり、ワコーズの添加剤を入れて、一時良くなったものの、春先から再発。
ミッション本体の不調なのか、クラッチなのか判別し難かったのですが、ここへ来てクラッチペダルの遊びがほとんどなくなっているのに気づき、ダブルクラッチを踏むとギア鳴りが起きないことから、クラッチの減りと判断。OHを敢行することになりました。

てなことで、交換したクラッチ板とカバー。
もちろん、作業は自力でできるレベルのものではないので、いつものお店のメカさんにお願いしました。

当然、レリーズベアリングも交換です。
ちなみに、クラッチ板、カバーも含めて社外品は一切出ておらず、スズキ純正のみです。

プレートはやはり12万㎞なりに減っていました。

蛇足ですが、三代目エスクードのクラッチ交換は、トランスファー一体の巨大なミッションを降ろす必要があり、なかなかに面倒なものと聞きましたが、さすが大型車もこなすメカさんだけに、事も無げに作業してくれました。

OH直後はクラッチペダルの遊びは少ないままだったのですが、走らせているうちに自動調整されて、程良い遊びになりました。

が。

翌日、走行していると、異変に気づきました。
クラッチの断続、あるいはアクセルのオン、オフに合わせ、低速時にのみカコン、カコンとかすかな異音と振動があります。
あいにくゴールデンウィーク中だったため、明け後に再度ドック入りさせて点検してもらうと。

クラッチではなかったのですが、プロペラシャフトのユニバーサルジョイントにガタが発生していることがわかりました。
これまではなかったので、クラッチOHの際に脱着したことで、表面化したのでは、とのこと。
しかし、これを直すには、プロペラシャフトAssyの交換が必要で、部品だけで8諭吉以上。とても出せる金額ではなく、走行に当たって障害になるほどではないので、当面様子見でガマンです。