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イトケン(G)のブログ一覧

2015年01月13日 イイね!

デミオとスイフトと私

デミオとスイフトと私 ここの所、デミオばかりを褒めちぎっておりますが、じゃあ、スイフトと比べるとどうなのか、という話をします。スイフトRSも、やっぱりスゲー良いクルマなんですよ。

 スイフトがデミオに及んでいない部分は2つある。

 一つが、エンジンの性能。デミオのディーゼルは、トルクがモリモリあって、早いのに、燃費がイイという、すごいエンジン。これにはスイフトの1.2LのNAエンジンは敵いません。

 二つ目が内装デザインの質感と品の良さ。スイフトも、優れたデザインで居心地の良い空間を作り上げているが、マテリアルは安いし、所詮廉価のコンパクトカーである。一方、デミオのデザインと質感は、ベーシックカーの領域を完全に超えている。もっと高級なクルマとも張り合えるぐらい、お上品で、モダンで、高級感もあって、とってもステキ。

 でも、それ以外の部分は、スイフトとデミオは互角か、スイフトの方が優れている。

 まず、乗り味は、スイフトRSの方が上質なんです。ハンドリングのキレやスムースさも、スイフトの方が上。ボディの剛性「感」も、スイフトの方がカッチリしています。ボディのフィーリングを、ロードバイクで例えるなら、スイフトはカーボン製バイク、デミオはクロモリバイク、と言えば分かりやすいだろうか。いや、余計にわからんか。

 デミオのディーゼルには敵わないと書いたスイフトのエンジンだが、スイフトのエンジンが面白くないかと言えば、さにあらず。スイフトのパワートレインは、これはこれですごく気持ちが良いのです。加速性能も充分だしね。スームレスにどこまででも伸びていく感覚は、他のクルマでは味わえない。デミオのディーゼルより、スイフトのエンジンの方が好きって言う人も、少なくないはず。

 デミオには、低燃費な上に安い軽油を炊くってのも魅力的だけれど、スイフトは車両価格が安い。乗り出し価格で50万円程度の価格差があるのでね。だから、経済性では甲乙つけがたいですね。

 上質でキレの良いハンドリングを堪能したいならスイフト。

 太いトルクでモリモリ走るならデミオ。

 ちょっと前まで、オレは誰にでもゴルフを勧めていた。ゴルフを超えるクルマなんて、当分出てこないと思っていたのだけれど、日本勢から、もっと廉価で、ゴルフの向こうを張れるクルマが出てきた。こんなにイイクルマが、日本製で200万円以下で買える。

 日本に住んでてよかったなぁと思います。
Posted at 2015/01/13 23:44:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | スイフト | 日記
2015年01月12日 イイね!

マツダ・アテンザワゴンXD(MU後)

マツダ・アテンザワゴンXD(MU後) マイナーチェンジを果たしたアテンザワゴンXDを試しました。今回のマイナーで見るべきところは三つある。

 一つ目がデザインの変更。内外装ともにデザインの刷新が図られている。デザインは好みの問題なので論ずるのは割愛しますが、内装については少し触れておきます。前期モデルは、目前にドーンとインパネがそそり立っていて圧迫感があった。内装デザインの変更で見晴らしがよくなって、まるで、ワンサイズ、クルマが小さくなったかのように、運転しやすくなりましたよ。

 二つ目が、エンジンのフィーリング。前期モデルは、ディーゼル特有の「トラックっぽい音」が、遠くの方で鳴っていたのだけれど、これが影を薄めた。踏めばガソリンエンジンとは違う音が「ガー」と鳴るが、「トラック臭さ」はない。力のあるエンジンがしっかりと仕事をしていることが感じられて、大変好ましい。回転が上がっていない領域では、全く持って静か。男っぽさと上品さが共存してるエンジンフィールとなりました。

 三つ目が、足回りのセッティングの変更だ。前期モデルは、どっしりと重厚感のあるハンドリングで、高級感はあるものの、ドライバビリティは求められないクルマだった。今回のマイナーチェンジのアナウンスでは、乗り心地を良くするための変更を施したとのことだったので、ハンドリングはさらに鈍くなっているものと覚悟していたのだが、逆にシャキシャキと、レスポンス良くハンドリングが切れるようになった。

 総じて、アテンザ、良いクルマになりました。これなら買ってもいい。

 ただ。

 それでも、デミオの方がイイ。

 アテンザを試した後に、もう一度デミオも試したのだが、走りに関するすべてが、デミオのほうが格段によいのよね。エンジンの音は、デミオの方が静かで上品。トルクの乗りや加速フィールも、ハンドリングの気持ち良さも、デミオの方が上。シートのフィッティングや、ペダル配置、乗り心地すらデミオの方がいいように思える。

 デミオ、すげークルマです。今、クルマを買うならデミオですよ。

 デミオがアテンザにアドバンテージを許す点はただ一つ。荷物がアテンザほどは載らないということ。でもそれは、スズキ・エブリイ(マツダ・スクラムでも可)を追加すればOK。デミオとエブリイを二台買ったとしても、アテンザのXDを一台買うより安いんだから。

 アテンザのインプレのはずが、結局、デミオ推しのテキストになってしまった。
Posted at 2015/01/12 13:29:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2015年01月08日 イイね!

スズキ・エブリイ/JOINターボ

スズキ・エブリイ/JOINターボ 既報の通り、スズキ・エブリイは今年二月にフルモデルチェンジである。すでに生産調整に入ったモデル末期の現行モデルに乗った。

 と、その前に、オレの愛車の紹介から。オレは今年で8歳になるNAエンジンのエブリイ君(スクラム・バスター=エブリィ・ジョインと同格グレード)を愛用している。このクルマが、ホントに便利。大人4人がストレスなく乗れるし、荷物もビックリするぐらい入る。後部座席を倒せばフラットスペースとなり、快適に寝ることもできる。

 エブリイは移動する秘密基地なのである。

 ただ、軽の箱バンなので、走行性能はそれなり。ストレスなく加速はするが、速くはない。ある程度速度を上げると、エンジンはワーンとうなり声を上げる。ハンドリングは追及すべくもない。

 今回試したジョインターボも、エンジン以外はオレのクルマと一緒。エンジンは多少力強いだろうが、大差ないものと思っていたが、良い方向に裏切られました。

 エブリイ・ジョインターボ、めっちゃイイです。

 たぶん、オレのエブリイは、老齢でヤレているんだろうね(とは言っても不満はないんだけれど。新車でもっとユルいクルマも沢山あるからね)。新車のジョインターボのボディのしっかり感は別物でした。乗り心地もいい。カッチリしているのにしっとり感もあって、ちょっとした高級感を感じる。

 パワートレインもイイ。

 K6Aのターボは静か。高速道路法定速度でも、唸り声を上げることはない。どの速度域でもパワフルに走るので、アクセルはほとんど踏まなくてもいい。少しアクセルを当てるたびに、キーンというターボの金属音と共にトルクが湧き出してくる。これだけ走るのに、燃費はターボの方がイイのだから、イヤになっちゃう。コンスタントに15km/Lは走るそうで。

 こんなにイイクルマが乗りだしたったの120万円。安すぎます。次はターボのエブリイにします。

 8年後にはオレのエブリイ君のように、このクルマのボディもヤレるのか?とも思ったけれど、普通8年も乗ったらクルマはヤレるものなんす。

 それに、エブリイは壊れない。普通、クルマは8年落ちともなると、ボロボロとあちこちが壊れだしてくる。(比較対象が輸入車だが) オレの友人のゴルフやBMWは、まぁ、ホント細かなところが次々と壊れているので、よほど古いのかと思っていたら、車齢はうちのエブリイ君と大差なかった。エブリイの多少のヤレは許してやらないと。

 二月の新型エブリイが楽しみではあるが、すぐに新型を買うかどうか迷う。オレのエブリイ君は多少のヤレ以外は全く持って元気で、何も問題ない。まだまだ走る気満々だ。しかし、あのターボの快適さを味わってしまうと・・・。うーむ。悩みは尽きないのである。
Posted at 2015/01/08 22:12:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | エブリイ | 日記
2015年01月07日 イイね!

ユーノス・ロードスター (再掲)

ユーノス・ロードスター (再掲) 新型マツダ・ロードスター(ND型)の記事を書いていて、元祖ユーノス・ロードスターを回顧したくなり、過去の記事を引っ張り出してみました。ユーノス・ロードスターの初期の頃の排気量が1.6Lのモデルの試乗記で、2012年に書いたものです。

□□ ここから □□
 ちょっと前の話だけれど、廃車寸前のロードスターが我が家に二週間ほどホームステイしていた。年式は不明だが、おそらくデビュー間もない時期の車両だろうと思う。仮に1990年式だとしたら、実に22年前の車だ。

 この車が全盛期だった時代、オレは大学生で、ユーノス・ロードスターはとてもじゃないが手の出るクルマではなかった。仮にお金があったとしても、2シーターの普通車なんてのは、道具としての使い道もなく、音楽やアウトドアなど趣味にもクルマを使うオレの選択肢には入らなかったと思う。

 しかし、カッコいいなぁとは思っていたのです。当時の感覚でも、レトロと現代デザインとが融合した独特の存在感を醸していたが、今見ても、同じ印象を受ける。全く古さを感じさせない。日本の自動車史の中でも、ナンバーワンのデザインじゃないかと思う。

 20余年の時を経て、ユーノス・ロードスターに乗るのは、今回が初めてである。まぁ、相当に古い車だし、それ相応以上に、塗装は痛んでいるし、内装もボロボロに壊れているし、何も期待せずに乗ったんです。

 でも、まぁビックリした。メチャメチャいい車じゃないですか。

 まずエンジンのレスポンスとトルク感が素晴らしい。アイドリングの回転数からでもアクセルを少し開けてやれば、トルクがモリモリ出てきてぐんぐん加速する。アクセルの開度に対する反応も良くて、意のままに緩急が付けられる。回転のフィーリングは、ガサガサした感覚もあるのだが、吹けが良いので、それも味の一つになっている。

 これは、車重が軽いのが一番効いているんだろうな。

 あと、ボディ剛性。オープンボディだし、めちゃくちゃ古いんで、ボディはゆるゆるになっているだろうと思っていたのだが、これが、しゃんとしている。 足も硬めで動きが雑な感じはするのだが、ヘタっている感じはない。当時のスポーツカーって、みんなこういう味付けだった。

 なので、ハンドリングもとても気持ちが良いのだ。MINIのようなゴーカートフィーリングとはまた違うのだが、ヒラリヒラリと曲がっていく感じ。急なカーブで、オーバースピードで飛び込んでも、ボディと足がしっかり受け止めてくれて、クイクイと曲がっていく。



 これ、イイ車だなぁ。欲しいなぁ。

 車屋のおじちゃんには「タダであげるよ。全塗装して20万円でどう?」と言われ、本気で悩んだ。

 しかし、この車、古いだけに色々と問題もある。まず、なんだか暑いんだね。試乗した時は冬の寒い時だったのにもかかわらず、幌を閉めた状態で走っていると、室内がサウナのように暑くなってくる。おまけにエアコンが効かない。外に雨が降っていると、窓という窓が激しく曇って、もう何も見えなくなる。

 内装も本当にボロボロで、コンソールパネルをガムテープで張り付けてあるのだが、そのガムテープが干からびて、硬くなって、汚らしくなっているし、車が揺れると、パネルが落っこちてくる。

 走りは文句なしなのだが、快適さという点であまりに問題アリなんで、泣く泣くあきらめた。後日、その店に行ったら、ナンバー外されて野ざらしになっていた。

□□ ここまで □□
 今でもあの時のドライブフィールをリアルに思い出します。2週間、毎日のように、走り回っていました。幌を閉めると蒸し風呂になるし、窓が曇るという理由もあって乗るときはフルオープンでしたが、幌を開けてのナイトドライブはたまらないものがありました。あの時買っておけばよかったかな。
Posted at 2015/01/07 11:13:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2015年01月06日 イイね!

新型マツダ ロードスターの兄弟車はバケラッタ?

新型マツダ ロードスターの兄弟車はバケラッタ? 間もなく発売の新型マツダ・ロードスター(ND型)は、ご承知の通りフィアットとの協業開発である。同じクルマが装いを変えてフィアットグループからも発売されることになっている。巷では、アルファロメオにOEM提供されるというもっぱらの噂で、アルファロメオ・スパイダーの後継車になると目されていた。そのティザーと思われていたのが、これである。

 わーい、カッコいい、ワクワクと待っていたのだが、ここにきて、違う話が聴こえてきた。アルファロメオの次期スパイダーは、自社開発の後輪駆動車用プラットフォームを採用するというのだ。

 えーっ、マジすか。

 そ、それじゃ、マツダはフラれちゃったの?と思いき、NDロードスターは、フィアット、アバルトから発売される新型車となるとのこと。と、なると、アレだよね。フィアット・バルケッタだ。




 フィアット・バルケッタは1995年に発売されたFFの2シーターオープンカーだ。このクルマもまた、ユーノス・ロードスター(マツダ)の大成に刺激されて出てきた、ジェネリックである。

 ユーノス・ロードスターが登場した時代(1989年)は、一世を風靡したブリティシュなコンパクト2シーターオープンはすべて絶滅していた。もう、このジャンルのクルマの需要はないものと思われていたところに、ユーノス・ロードスターは売れに売れて、新たなマーケットを作ってしまった。BMW・Z3、メルセデスベンツ・SLK、ポルシェ・ボクスター、ローバー・MGF、トヨタ・MR-Sなど、名だたるメーカーが次々とこのジャンルに乗り込んできた。バルケッタもその一つである。

 デザインと言うのは、好みの問題なので論ずるべきではないとは思うけれども、けれども、けれども、バルケッタはカッコ悪かった。イタリア車でも、こんな野暮ったいクルマになることがあるんだぁ、と残念極まりない思いで、バルケッタを眺めた記憶がある。

 フィアット・バケラッタと呼ぶ人も多かった。

バケラッタ(右のおばけ、O次郎が本名)


 アルファロメオ・スパイダーと、フィアット・バルケッタでは、大分「格」が違うなぁ。ちょっぴり残念なニュースでした。でも、とってもカッコいいバケラッタが出てくるかも知れない。期待して待ちましょう。登場は間もなくです。



 と、ここまで書いて、名前が分かりました。「124スパイダー」だそうです。さすがにバケラッタではカッコ悪いと気が付いたかな。こうご期待。
Posted at 2015/01/06 10:58:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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