F355は、マニュアルによれば、1,000km走るごとにエンジンオイルが1~2L減ると、とあるオーナーの方のブログに書いてあった
春に交換して以来、1,000kmは走っていないものの、500kmは遥かにオーバーしている
関東で乗っていた時も、整備をお願いしていた主治医が、何度かオイルが減っているからと、継ぎ足していてくれた
ちょっと気になるので、確認することにした
オイル・フィラーキャップは、エンジンルーム内、右側前方に位置する
オイル・レベルゲージは、このフィラーキャップについている
エンジンをかけて、油音が60℃~70℃となったら油量を量る
無論、ゲージのMINIMUM(最低)からMAXIMUM(最大)の間に油面が来ればよい
結果、MINIMUMに近いところ
冷間時に、ゲージの先に「ちょっとだけオイルがつく程度」で良いという人もいる
これも確認していたが、ついているかついていないかというところだった
どちらにしろ、オイルは減っていると判断
継ぎ足すことにした
やはり、ある方のブログによれば、マニュアルにMINIMUMとMAXIMUMの間は2Lと書かれているとのこと
ゲージの状況から、1Lを継ぎ足す量とし、アシ車でオイルを買出しに
まず、近場の某全国チェーンのカー用品店へ
10W-50か15W-50くらいのオイルを探すのだが見当たらない
エコカー全盛の時代、軟らかいオイルばかりが店頭に並ぶ
店のスタッフに尋ねる
「もっと硬いオイルはありませんか?上が50くらいの」
「あー、40が一番上ですね。おクルマは、何ですか?」
「スポーツカー系のヤツです(ヘンに騒がれそうだから、車名は言いたくないな・・・)」
「こちらには在庫はないのですが、隣町の店には確かあったと思います」
「(隣町でも片道30分だからな・・・ちょっと遠いな)では、こちらのお店には倉庫にもないのですね?」
「ええ、ありません。店頭にある種類だけです。おクルマの種類は、何ですか?」
「(だから、言いたくないんだって)まあ、ほぼレーシングカーに近いクルマです」
「では、やはり高性能なオイルが御入用なのですね。おクルマは、何ですか?」
「(だ・か・ら、言いたくないんだってば。分かってほしいなぁ)あ、まあ、次の機会に・・・」
そういうやりとりがあった後、その店から歩いて行ける距離にあるホームセンターで10W-50のオイルを見つける・・・
カー用品専門店ではない。ホームセンターで・・・である。
まあ、人生そんなもの
ホームセンターで購入した「
Castrol EDGE RS 10W-50」(カストロール エッジ)4L缶(1Lは無かった)とオイル・ジョッキ
オイル・ジョッキは、1Lサイズである
オイルを継ぎ足すことはあっても、オイル交換はアンダーパネルを外したりしないといけないため、ショップでしてもらうことにしているので、ジョッキは1Lで十分
1Lを継ぎ足して、エンジンをかけてみる
エンジン始動直後は、油音55℃
油音70℃となったところでエンジンを切り、油量を量ると・・・
MAXIMUMを超えている・・・(唖然)
泡の部分が多かったため何度か量りなおしたが、結果は変わらず
うーむ
油量が多すぎると、自衛隊の戦車の煙幕もかくやというような白煙を吹くのは、数年前に経験済み
これは、避けたい
しかし、前述のとおりオイルを抜くのは私にとって至難の業
エンジンを十分に冷やしてから、もう一度明日図りなおすこととしよう
もしかしたら、生兵法で失敗したのかもしれない
しかし、失敗ならば失敗でよい
ショップに頼んでオイルを適量抜いてもらえば済むことであるし
それ以上に、失敗事例も新しい発見であることに違いなく、クルマと接することができて楽しいのだから