F355Jのブログ一覧

　先日、故あって駐日カナダ大使（特命全権大使）の講演会と懇親会に出席。
　ふむ。カナダは、G7の国でもあるけれど、個人的にはあまり意識することがない。
　カナダと言えば、ジル・ヴィルヌーヴがまず思い浮かぶかな。
　しかし、よく考えれば、一般的にアメリカ人よりも付き合いやすく親しみやすいのがカナダ人の印象だ。
　もっと、日本とカナダの交流が深化しても良いな…と、思った。
　あ、イエローナイフには、オーロラを見にいつか行ってみたいとは思っているのだけど。

ウィークエンド。
酒を選ぶ楽しみ。
今日のラインナップは、こんなところかな。
さ、帰ろ帰ろ。

　ガレージの床材として、「TEC Tile」を施工したので、紹介したいと思う。

　～ 紹介に先立ち、令和６年能登半島地震で被害にあわれた方々、また、羽田空港にて事故に遭われた日本航空JAL516便の乗員・乗客・ペットの方々、同じく任務遂行中の事故に遭われた海上保安庁JA722Aの搭乗員の方々に哀悼の誠と御見舞いの言葉を捧げます。～

　雑誌「Garage Life（ガレージライフ）」に掲載されていたことで知った、株式会社オンリースタイルの「TEC Tile」を購入。

１　前提
　　自邸は、中古住宅を購入。既存の駐車スペースは、コンクリート地。

２　床面の検討
　・床面は、「コンクリート鏡面仕上げ」「油性塗料による塗装」「水性塗料による塗装」「TEC Tile」を検討。
　　「鏡面仕上げ」は、美麗かつ半永久的な耐久性があり理想的。しかし、床面コンクリートを全て打ち直したうえ施工するためコストが最もかさむ。また、比較的足を滑らせやすいため、年齢を重ねていくうえで不安。
　　「油性塗料」は、床面コンクリートを全て打ち直したうえ施工。経年劣化のため、塗りなおしが必要であり、コストがかさむ。また、油性塗料独特の臭気がガレージ内に残るため、ガレージ内で愛車を眺めながら友人と談笑するという理想に向かない。
　　「水性塗料」も床面コンクリートを全て打ち直したうえ施工。経年劣化が油性塗料よりも早く、将来的なコストがかさむ。
　　「TEC Tile」は、写真を見る限り、見栄えは悪くない。施工を自らできるためコストを節約できる。部材が供給される限り、劣化部分は取替可能。
　　実物を見たことがないところがやや不安であったが、施工者のレビューも悪くなかったため、「TEC Tile」を選択。

３　ガレージの施工
　・ガレージのテーマは、「車両が、美術館に展示されている美術品や工芸品のように映える」こと。よって、「内装は、黒～グレーのモノトーン系グラデーションとする」。
　・TEC Tile施工を前提とし、ガレージ建築上必要な地中梁と基礎を作ったため、床面は、新設と既存のコンクリート部分が併存。
　・ガレージは、株式会社淀川製鋼所（ヨドコー）の「ラヴィージュⅢ（VGC3059）」
　・ガレージの色は、シャッター：ダークウッド、外壁：シャンパンゴールド、内壁：銀黒、天井：銀黒。
　　内側の梁、柱、引戸は、白。基礎は、コンクリート色だったが、施工業者に依頼して黒に塗ってもらった。
　・ガレージ床寸は、幅5.70m×奥行5.33m

４　TEC Tileの発注
　　ガレージ床寸に合わせて発注。エッジ部分２辺が不要との計算結果だが、念のため数に加えた。エッジ部分は、出入庫の際に必ず踏む部分でもあり、劣化が一番進むであろうから、交換用予備という意味も含めて。
　・ TEC Tile（テックタイル）：DARK GRAY　tectile-0006　￥990-（税込） × 272枚
> ・ TEC Tile（テックタイル）：エッジ　tectile-parts0001　￥440-（税込） × 66枚
> ・ TECTile（テックタイル）：コーナー　tectile-parts0002　￥220-（税込） × 4枚
　総額￥299,200-（税込）

　・メインの四角いタイルの色は、ブラックも考えたが、屋外から入庫した場合、タイヤの跡が残りそうなため、「ダークグレイ」を選択。
　・エッジとコーナーの色は、黒のみ。
　・ネットで注文。
　　まず、無料の会員登録。フォームに電話番号を記入する欄があったためか、30分後に担当者から電話があり、不安な部分がないかなどを確認してくれた。
　　発注もネットから。発注後１週間以内に到着した。
　　受取り日時の指定にも相談フォームに入力しておいたので応じてくれた。

５　施工
　　荷姿は、次のようなもの。


　計１０箱。１箱は、さほど重くなく、苦労なく持ち上げられた。
　大きさは、隣にビニールに包んで置いてある14インチタイヤを御参考まで。



　開梱したところ。




　このガレージ床面に施行していく。
　白いコンクリートが新設部分。色がくすんでいるのが既設部分。



　TEC Tile表面




　同じく、裏面。




　赤丸部分のツメを受け部分に差し込んでいく。




　受け側。




　模様を合わせて並べ。




　ツメと受けを重ね。




　足で踏みながら結合していく。
　ゴムハンマーを使っても良いと思う。




　フィット感を見るため縁から施工。寸法に狂いはない。




　タイルの受けがある辺にエッジを連結。




　施工完了。
　歩くと、中学校の時に木製タイルが敷いてあった教室のような、「カコッ、カコッ」という音がする。私は、それが面白く感じるが、質感として気になる人は、TEC Tileの下にゴムシートを敷いても良いのだろう。ゴムの臭いがする方が、私にとってはマイナスであるが。
　一人で作業して4時間弱。昼過ぎから始めたため、日没が近く、庫内ライト（スポットライト）を点灯して撮影。




　愛機たちを格納し終わった時には、完全に日が落ちていた。
　モノトーン・グラデーション、狙い通り。


　～ このTEC Tileの施工にあたっては、能登半島地震の状況と羽田空港での事故の状況を逐一確認しつつ行いました。心からお悔やみ申し上げます。～