F355Jのブログ一覧

　下関には、歴史を感じさせる構築物が散在している。
　古墳時代から現代に至るまで様々であるが…
　「旧英国領事館」もそのひとつであろう。
　国の重要文化財でもある。



　赤レンガ建ての領事館は、煉瓦好きにはたまらないのではないだろうか。




　二階は、「Liz」というティールーム＆パブになっている。




　冬の時期、暖炉に薪がくべられてもいる。




　英国だけに、ミニもちょっとね。




　そんな建物の中で酒が供されるとなれば、ウワバミとしては飲みに行かざるを得まい。




　The MACALLAN 12 YEARS OLD を所望。
　スコッチのロールス・ロイスと言われているのだとか。
　グラスの中の香りを楽しみ、舌の上で転がして味を楽しむ。




　本州のすみっこ。
　落ちぶれた地方都市。
　だが、なんのなんの。
　こういう遊びもできるのだ。
　素晴らしいではないか。

　冬の休日、美術館に出かけてみたくなり、ふらりとクルマを走らせた。



　折しも、下関市立美術館では、「特別展 ビアズリーの系譜　アールヌーヴォー、日本の近代画家たち」を開催中。




　ビアズリーのことは良く知らないが、「サロメ」の挿絵くらいは見たことがあった。
　ふむ。この展覧会を観覧して、ビアズリーがミュシャ等のポスターアートへと続いて行くのがよくわかった。
　しかし、最も衝撃を受けた展示品は、アルフォンス・ミュシャの「JOB」であったことは…書いてよいのかな（笑）。
　いや、うがった見方をすれば、下関市立美術館は、この「JOB」を所蔵していることを暗にひけらかしたかったからこの特別展を催行したのかもしれない（爆）。






　この特別展に関連した企画として募集したイラスト作品の展示も行われていた。
　色々な解釈があって面白いものだ。




　下関市立美術館は、企画展の際に、２階フロアの鉄扉に関連装飾をするのが最近の傾向。
　今回は、エヴァ調か？（笑）
　イタズラ感もあって楽しい。




　ここ数年の企画展を見て思うに、いち地方美術館としては、かなり攻めてるのではないかな？…と。
　やるな、シモビ。充実した休日になったよ。

　令和５年（2023年）GT-R初走り。



　寒気は相変わらずだが、日光が降り注ぐ快晴の日。
　港にて。




　投げ捨てられたゴミが溜っている。
　港湾地区。
　街路ではない。
　掃除する者もいない。
　やがてそれらのゴミは、風に流され海に落ちるのであろう。
　その猥雑さも港町ゆえ。

　別にね。
　ただそれだけのことなんだけどね。

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく御願いいたします。

世界か平和でありますよう。
日本が平和で益々発展しますよう。
そして、皆様に幸多かれと、御祈りしております。

　令和五年 元旦
　　　　F355J