[CBR250Four] ハイビーム不点灯を修理する・ライティングスイッチの分解清掃(前編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
CBRでの夜間走行時、ハイビームが時々不点灯になるという症状が発現(※灯火類はすべてLEDに置換済みです)。
# 画像はロービームでの点灯状態です。
もしもLEDヘッドライト本体の故障だとすれば、恒常的にハイビームは不点灯のままになるはずですが、時々復活して点灯することがありました。
2
ハイビームが時々復活することから、LEDの故障ではなく、ライティングスイッチの接触不良が疑われます。
# 画像は、スイッチをハイビームに操作
# しているにも関わらず、不点灯の状態。
そこでライティングSWを分解して、内部の状態を観察してみることにします。接触不良ではなく重度の故障の場合は、中古品をヤフオクで探さなければなりません…。
3
日を改めて、点検作業を開始します。
まずは左側のハンドルに装着されているライティングSWをバーから取り外します。
ライティングSW(パッシング、Low/High切り替え、ウィンカー、のAssy部品)は、その前後にねじ2本で下から上方向に固定されているので、これを緩めます。
4
緩めたねじ2本は、互いに長さが異なりますので、前後どちら側のねじを緩めると「(長/短)どちら側のねじ」が外れるのか、区別しておきます。
5
樹脂ケースの下側をバー(ハンドル)に残し、樹脂ケースの上側をパーティングラインに沿って持ち上げます。
…が、バックミラーのステーが作業の妨げになりそうでしたので、先にミラーを取り外すことにします。
6
バックミラーのマウントボルトを緩めているところ。
7
バックミラーのステーを、ミラー本体ごと取り外しできたら、先ほどのライティングSWの樹脂アッパーケースを車両前方にパカッと開くことができるようになります。
この時点で、Low/High の切り替えSWなど内蔵物の外観が見えるようになります。
8
上記まで工程が進んだ時点で、いったんカメラアングルを引いて、全体像を写してみます。
# 一つ前の状態(近接撮影)を
# 離れて(ロングで)撮影した状態。
左バックミラーが無い方が点検作業が楽になることも、お分かりいただけると思います。
9
さて、ここからはライティングSWの樹脂ケースの中身の点検に移ります。
Low/High の切り替えSWは、画像に写っている下半分の部品になります。このスライドSWの状態を探るため、画像上部に位置するねじ2本(黄色の○印)を緩めます。
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2本のねじを緩めて、切り替えSWを樹脂アッパーケースから分離させた状態。
このままですと、Low/High のスライド機構に異常があるかどうか?が目視確認できませんので、SWをさらに分解します。
具体的には、画像中に示す黄色の○部分に注目し、嵌合しているロックを外すことにより、さらに分解していきます。
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分解前に、念のためターゲット部品を(一つの方向からではなく)いろいろな方向から外観チェックしておきます。
今のところ、例えば樹脂の筐体にクラックが発生しているなどの異常は見られません。
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2つ前で示した画像(No.10)の「ツメ」を嵌合から取り外し、相手側の白いボディから分離させたところ。
# 内部にはスプリングのほか、非常に
# 小さな部品があるので紛失に注意。
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一つ前の(Low/High切り替えSWの分解)画像について、そのまま引いたアングルで再撮影したもの。
小指の爪よりもさらに小さな部品があるので、落とさないよう、紛失しないよう注意が必要です。
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さて、SWを2つに分解したうちの黒い部品の方には、導通レールが両サイドに埋め込まれています。
この導通レールには錆(サビ)が生じていたり表面に不導性の被膜が形成されているようにも見受けられるので、表面をペーパーやすりで軽く磨いておきます。
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