[CBR250Four] 経年劣化で白濁化したリヤフェンダーをリフレッシュ(その3・白濁層の皮むき)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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そこで、今度は番手が#320のペーパーやすりを使って、物理的に表層の削り込み(皮むき)をします。
※実際に「皮」があるわけではありませんが、
ここでは白濁化した表層を取り除く意味で
「皮むき」という表現を用いることにします。
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今後の仕上げの姿として、無塗装樹脂用の黒色スプレーを塗布する予定です。
そのため、タイヤ&ホイールカバーの部分だけでなく、チェーンカバーのタイヤ側など 装着後に目に触れる可能性のある部位は、全体として 「皮むき」 をしておきます。
「皮むき」 をするにつれて、剥離した白濁層が白い粉末状となって遊離していきます。遊離粉末はやすりの目を詰まらせるので、都度、新しい面でやすり掛けしていきます。
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フェンダーの締結部周辺は凹凸のある樹脂型ですが、この部分も根気よくペーパーやすりで削って、白濁層を除去していきます。
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左の画像は、フェンダーの右側面をやすり掛けしているところです。
白濁層は、当初、側面全体に及んでいました(前述の1枚目の画像をご参照)。いま、この白濁層を少しずつ追い込んで、次第に除去していきます。フェンダーの上に載っている短冊は、適当なサイズにカットしたペーパーやすり(#320)の使用後の姿です。
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一つ前の画像に対して、白濁層を追い込んで表層の除去を進めているところ。
「皮むき」することによって、紫外線による劣化の影響を受けていない樹脂の内部層が露出されていきます。
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さらに 「皮むき」 を進めて、側面全体の白濁層を除去したところ。
こうした作業は地道な手作業になりますが、ターゲット(今回はリヤフェンダー)を自分の目で観察しながら、「やり残しはないか?」 「目残りはないか?」、対話しながらDIY作業を進めることができます。
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アングルが変わって、こちらはフェンダーの左側面です。
タイヤ&ホイールカバーの部分に、白濁化した表層が残っている様子が分かります。39年間におよぶ経年劣化での白濁層はガンコなので、市販の樹脂復活剤では手に負えない状態になっていると考えます。なので、今回のリフレッシュの際には 「皮むき」 が必須と考える次第です。
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「皮むき」 を進めているところ。
一つ前の画像に対して、白濁部分が狭まってきました。あともう一押しです。
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樹脂リヤフェンダーの左側全体の 「皮むき」 を終えたところ。
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次は、ストライプテープ(赤ラインテープ)を剥がします。
このストライプテープは、CBR250Four を新車で購入した1986年当時、DIYでリヤフェンダーに貼り付けたものです(同様なラインテープは、サイドカウルやフェアリングにも貼っています)。なので、このストライプテープも経年39年モノになりますね。
記憶によると、京都の深泥池付近にあった 「小林ドライブショップ」 さんで購入したテープだと思います。残念ながら、同店は操業55年の後、2022年に閉店されてしまったようですが…。
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名残惜しいのですが、フェンダーのリフレッシュのためには止むを得ません。
約39年もの間、剥がれずにフェンダーに張り付いていてくれたストライプテープを、私自身がDIYで剥がします。
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