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マーチのリアの足回りのピロの取り付け部。

フレームもかなり湾曲していたので、ここは修正が大変だな～と諦めてましたが、出来る事ならという事で急遽本日左右共に修正しました。

時間をかければ更に良く成るとは思いますが、修正するごとに他がクラック目立つのでやめます。







ですので、先日切り出しておいた三角の板も修正。

そして元々の取り付け部分が弱くなっているので、そこにも同じ厚さの当て板をすることにしました。

しかし、ここはフレームへの溶接ですから銀ロウを使います。

三角板にピロの受けアームを先にアルゴンで溶接して、それを当てがって位置を出して、その板に補強の板も溶接し、一体物の部品としました。







フレーム修正の為に塗装を落としたりしていると、更にいろいろとクラックが目立ってきました。

古いマーチのフォーミュラーのフレーム修理の作業です。



数回クラックの修理をしてあるそうですが、今回もクラックが入ってしまい、そこを修理してます。

しかし、塗装を剥がしていると溶接は恐らく銅の半自動溶接。

これじゃ元々の銀ロウの上に乗っかっているだけで、溶け込んでない。





リアサスペンションのロッドの取り付け部分は引きちぎれる手前で危ない。









他にもクラックの入っている個所が多数ありさてどうしたものか？





継ぎ足しされているフレームも数か所がクラックや溶接忘れ。









リアサスペンションアーム部分は溶接が出来るスペースが無いし、作りも良くないので、一旦切り取って新たに作ってそれを車体に溶接予定。





採寸してピロのカラーをクロモリのシャフトから削り出し、ブラケットも板も全て新規に製作。





ピロボールの可動域を少し上げて上げる様に、ピロカラーの頭をテーパーに削り出し、穴その物をオフセット。

結果、エンジンは全バラしました。

ピストンは焼き付き跡が。



ライナーも結構な傷が。



メインメタルもコンロメタルも傷だらけで色が変わっており。



クランクジャーナルも傷が😿