海辺のバカボンパパのブログ一覧

コロナの影響で海外からの部品も中々届かないという話を聞きますが、そもそも私の所は急ぐ仕事も急がなければいけない仕事もお受けしないので、のんびりいつもと変わらずです( ´艸｀)

イタリアからの部品もある程度揃い、マセラティーの今後の作業の予定を立てて部品製作も図面を書き始めました。

シリンダーライナーのボーリングも、内燃機屋に依頼すると時間も金額もかかりそうなので、自分でジグを作って切削することにします。

メルセデスの古いエンジンもそろそろ部品をそろえて、ピストンの製作もはじえなきゃ。

で、只今作業中の4Dr32GTRもECUセッティングまで終わったので、そろそろ引き取ってもらうことに。

ブースト１，１で点火時期も普段より少し上げて、それに合わせて燃料も。

実際の走行距離やエンジン内部の仕様、タイミングベルトの交換時期も不明なので、一応圧縮を計りリークテストも全て確認してからのセッティング。

その最中に今度はアルピナＣ２のシーケンシャル６速ミッションの取り付け依頼。

まずはメーカーに問い合わせのメールを入れると、このエンジン用のベルハウジングが生産されていないとの事。

それでは作りますか～と、ミッション降ろして採寸。









シーケンシャルミッション側も図面を取り寄せて現物から追いかけたミッションと突き合わせて確認。

エンジンの傾き角度からして違うのね～😿



インプットシャフトのスプラインもパイロットブッシュ径も長さも違うのね！

でも、我が190EもマツダのFD3S用のミッションが付いてる( ´艸｀)

やりますか～！

他にもブレーキマスターの容量不足対策や、リアスプリングの脱落対策、さらにエンジンマニホールドのメクラ蓋が無くてエア吸ってて不調だったりと、ちょっとした手直しが必用。

昔から使っていたスマホが小さくて文字が読めなくなって、でかいスマホに変えたら、今度はポケットに入らず邪魔。

工具箱の付近に置き去りにしているので中々作業の様子が記録出来ずに放置状態のブログ。

で、何をやっていたかというと。

4DrのR32をGTRに構造変更した車をお客さんが購入。それを修理です。

ヤフオクにて購入という話でよく聞くと不動。

存在しない4DrのGTRは、エンジンから足回りまでGTRに交換されていて、さらに外装もGTR。

ですが不動。

話を聞くとエンジンはGTRのRB26DETTで、HKSのキンプロが付いているけどとの事。

ECUはGTR用で、エアフロもダミーが2個ついているというので、うちのGTR用のECUをそっくり渡して交換したら、エンジン始動しちゃったとの事。

実は、5年ほど前にエンジンパワーチェック時にエンジンブローしたようでエンジンを載せ替えてあるらしいが、クラセンやコイル他かなりのセンサー累投まで新品に交換しするも不調のままで放置してあったらしい。

積載で運んできてキンプロを外し、元々のECUに帰るとエンジンが不動になったと騒いでました。

プラグ替えたり色々やっていた様子ですが、結局手に負えず手伝ってくれと。

ECUの青いコネクターを締めて、最後にオレンジの棒が出るまで再度ねじ込んでみて！と言った10秒後にエンジン始動！( ´艸｀)

手ービン替えたりオイルクーラー付けたりして、各部点検後マフラーからフロントパイプから触媒まで全て純正中古を購入して車検！









外装も切った貼ったしてGTR風に作ってあるのであちこち錆が。

テールライトの両端が錆で穴が開いていたので、切り取って鉄板で価値を作り、張り付けてパテで成型後缶スプレー塗装！なかなかよくできた( ´艸｀)





1950年代のアメ車のキャブほかのO/H。

これも何から何までカチンコチンで手ごわい。
とりあえずキャブの清掃。














そして近々の作業はベンツのワイパーリンクの修理。
部品がコロナの影響で届かないのでとの事。

純正のテフロンブッシュを排して、ピロで作ることに。

純正リンクの固定金具がボール形状で、そこにタップを切ってなんて簡単に考えてたら、硬くてポンチの駄目。

外部の修道部品なのでステンレスで製作。

ボール部分を抜き取るとそこの穴は8，5㎜あり、8㎜のタップは無理。

そこで10㎜のステンレスボルトを使い、ネジ部を5㎜の板の分だけ残し、ひたすら旋盤加工。













こんな感じで出来上がりです。

次はRB26DETTの２．８Lのトルクフルなエンジン製作。

入庫車両はE30のアルピナに6速シーケンシャルミッションの製作取り付け。

F3のエンジン製作が1台と、トヨタフォーミュラーのエンジンセッティングなど。

コロナの影響の心配はだれもしてくれないけど、同じ町内で一人出たんだよな～。