先日試作したインジェクターアダプターの材料が届いたので、残りの製作を行いました。
次の製作依頼が、古いイギリス車のクラッチレリーズ。
本来カーボンの板がクラッチカバーに当たるのですが、ベアリングも使われていないのですり減るようです。
カーボンの下にベアリングが使われているものもあるようですが、交換の利く国産車のレリーズベアリングを使って製作。
ところが最近の国産車もベアリングとカラーが一体になったものが多くて、ベアリング探しに苦労しました。
外径内径は勿論、厚さも出来るだけ薄い物を探してました。
幾つかの現物を購入し、国産軽自動車の物をチョイスしました。
部材はムクの丸材から。
旋盤で削って削って中抜きまで終わらせ。
フライスでぜい肉を削り、フォークのピンの取り付け穴もあけました。
ピンも丸棒から削り出して、圧入代を残して圧入。
ベアリングの締め代を少しだけ修正するために、4爪の旋盤で削りました。
4爪は難しいと聞いてましたが、入手できたので早速使ってみました。
中々上手くいきました。
出来上がりはこんなもんで。
Posted at 2019/02/22 12:36:49 | |
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