週が明けてFD3Sの納車が出来て一安心。
納車前に点検すると、エンジン不調でアイドリングしなかったのか?正常な状態でエンジンが始動するようになってってアイドリングがかなり高い。
アイドリングアジャスターを全閉まで絞ってもだめ。
よく見まわすと、スロットルアジャスターがかなり開き側になってる。
暖機が終わって調整し、やっと800回転ほどまで回転を落とせた。
そう、FD3Sが出なければ車が工場内に入りきれないので、このタイミングでよかった~。
で、次に入庫予定だったトヨタTE27レビンをちょっと待ってもらって、急遽入庫したのがAuburn852。
この車は1936年式、直列8気筒4.6LのSC付きで、エンジンはライカミング。
アメリカの戦闘機のエンジンだ。
もう私がメンテナンスを初めて10数年が過ぎます。
出会いは名も知れない私の一言。
前オーナーさんが仕事をされていたところへ足を立ち入れて、私の事も全くご存じないのに、見てほしい車があるんだ!と。
初めて見たその車は10年以上不動の状態で、誇りで車の色も判別できないほど。
この車のいきさつを話されたが。正直見たことのきいたことも無かったので、1年くらい後であればお預かりできるかもしれませんが、それでも良ければ。と言って名刺を頂いて来た。
そんな出会いから10か月後車をお預かりして早速修理を。
そんな車の完成を見届けることなく、無念にも他界されてしまいました。
完成し仮ナンバーで試乗し、連絡をしたのだったが、その後連絡が取れず。
最後に完成した車に試乗してい頂けなかったことが悔やまれます。
縁あって次のオーナーさんが決まり、現在も私の手でメンテナンスさせていただいてます。
今回は、ブレーキから燃料系まで、出来るだけの作業をとの事。
ヨットの発電機のエンジンは、ばらして、ヘッドとシリンダーの水圧試験をして、問題はなし。
ピストンやヘッドを洗浄し、シリンダーもホーニング。
ウォーターポンプも海水仕様です。
各部位品も錆び止め剤を塗布し、組付け終了。
発電機を合体させて終わった~
Posted at 2019/06/15 10:01:36 | |
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