寒月斎一雲のブログ一覧

今日は仕事がちょいと空いたので早退してのんびり。
天気も回復したので、ダックスエンジンの分解にチャレンジです。

先日より重めのハンマーとタガネでブッ叩きます！

あれ？？？

先日の苦労はどこへやら、２、３回で緩みました。

クラッチロックナットご臨終の図。
ストックしてある今時のナットに交換します。










これが取れればあとはしめたもの、ホイホイ分解できます。
流石にクランクケースは40年の重み、プラハンでボカボカ叩いたくらいでは割れません。

やってはいけないと分かっていますがあえて禁じ手を使います。

つ「刃先を鋭利に砥いだスクレーパーを叩き込む」

簡単に割れました。

ご開帳～ｗ

いやん恥ずかしい（はぁと）
（実はこの後手が滑ってミッションがバラバラに・・・）

夕食後。

左：12Vダックス用３速　右：６Vダックス用４速。
キックスピンドルシャフトのギザが潰れているので12V用を流用しなくてはなりません。
したがって12V用１速＋6V用２～４速という変態ミッションにorz

昨日は事情により青ゴリラの腰上の分解・組立をしていました。
（CB50Sで悪戦苦闘したおかげで「腰上なんか怖くない！」状態です♪）

結果→キック一発で始動、アイドリング安定、今までの不調は何処へやら。
めでたしめでたしｗ

ただ排気漏れが酷くて堪りません･･･あ、割りカラーつけた覚えが無い（泣

今日は余勢を駆って、懸案事項の「ダックスエンジンの腰下分解」に挑みます。
もともと４Ｌモンキーについていたのですが、去年の夏にキックシャフトがダメになって
放置→ラクーンのエンジンハンガー位置決め用に酷使していたものです。

腰上はサクサクばらせました。

さて、いよいよ腰下分解にかかります。
クラッチを押さえている４つのネジが舐めやすいそうですが、Ｔ字ドライバーで
目一杯押し込みながらゆっくり回すとあっけなく緩みました。
幸先いいねえ。

次いで「クラッチロックナット」を外しましょう。
しっかり専用工具も準備してありますので簡単なはず。

・・・あれ、全然ツメがかからないぞ？ナメた？


左：ダックスエンジン　右：ネットで拝借した画像
ロックナットの形状が全然違う！！！！！

調べてみると、古いカブなんかにこのロックナットが使われているようです。
右の画像と同じロックナットは確保してあるので、交換を前提にタガネでアタック！

・・・ロックナットが原型を保たないくらいブッ叩きましたが全然緩みませんorz

心が折れたので本日は終了。

※現在の状況
CB50S：可動状態。
　　　　　キック一発始動、アイドリング安定（回転が2000回転弱とやや高い）。
　　　　　タイヤ（チューブ）が「新車当時モノ(!!!)」のため山は十分あるが要交換。
　　　　　ついでにチューブレス化するか。
青ゴリラ：可動状態。
　　　　　　キック一発始動、アイドリング安定（これも回転がやや高い）。
　　　　　　割りカラー入れ忘れのため排気漏れあり。
　　　　　　左ウインカーが接触不良か、たまに点灯せず。
４Lモンキー：LEDヘッドライト検討のためライトケースを脱着したまま放置、未配線。
　　　　　　　　エンジンは５年くらい放置してあったシロモノだが配線直結で一発始動。
　　　　　　　　（さすがカブ系エンジン！・・・昨夏の話ですけどｗ）
　　　　　　　　１時間あればたぶん可動状態にできる？
　　　　　　　　色替えした～い！
ラクーン：エンジンマウントは解決できたが、上記の通り肝心のエンジンOHで苦戦中。
　　　 　　 先が長そうorz

CBのメンテナンスとぶり返した腰痛でしばらく休眠していたラクーン。
エンジン位置を決めないことには話が進みません。
この状態ではエンジンのＯＨもできないので、位置決め用に別の
ジャンクエンジン（シャリィ用）に載せ換えます。
用済み後は隠れ家にある部品とまとめて「遠心ゴリラ」でも作りましょう。

腰痛もだいぶ治ってきましたので早起きして作業開始です。


いきなり出来上がりの図。
上側はジョルカブのエンジンパネルを一部カット、下側はDIY道楽テツさんから
譲っていただいたハンガーのフレーム固定部品を上下ひっくりかえして穴を開けて固定。
少々エンジンが水平より上を向いていますがこれで決定！
上下のチェーンラインも何とか出ています。
あとはジョルカブパネルを固定している部分にカラーを入れて左右の位置決めと
シャリーハンガーを使ってシリンダー下部とフレームを繋いで補強します。
･･･これで左右のチェーンラインが出なかったら涙目です。

位置決めばかりで飽きたので塗装の準備。
ガストーチで炙ってステッカーを剥がします。
お、旧塗膜もきれいに取れますね。
熱し過ぎに注意すれば剥離剤使うより楽かも。

何だか珍走団のアップハンみたいに見えますね。

エンジン再換装後、アイドリングが2,000回転前後になってしまったCB50S。
アイドルスクリューを絞って1,500回転前後にするとボコってエンストしてしまいます。

多分インマニから二次空気を吸っているんだろうなー。
でもガスケットは裂けてダメになっちゃったし、どうしようかな？
そこで思いついたのがこれ。

「ビンボーDIYのホワイトナイト」こと「バスコークＮ」。

ネットで調べてみると結構代用実績がありました。
ただし実績は旧モデル「バスコーク」のものばかり。
この旧モデル、臭いがキツめなかわりに耐熱200度だそうです。
ちなみに現モデルは耐熱120度。臭くてもいいから200度であって欲しかったなー。

まあ、ダメでも致命傷にはならないでしょうと楽観して塗り塗りしました。

寒いので簡単には乾かないでしょう。
試運転はまた明日！










まだ日が高いのでラクーンのパーツにちょっと手を入れました。

錆があまりに酷いんで怒りのサンポール攻撃！
しばらく放置してから真鍮ブラシでゴシゴシ。
結構落ちました。
中和のためにマジックリンでよーく洗います。

（画像はサンポール攻撃前）

錆びないうちにサフを吹いておかなくては。

昨日「ぶっ壊してしまった」CY50エンジン。
まあ購入価格3,000円でしたので仕方ありませんが･･･。
ただ、また不動車になってしまっては堪らないので、もとのキチガイエンジンに戻します。
全て戻してキック一発で始動。
ただし、インマニのガスケットがダメなのか、アイドルが2,000回転に。
２次空気を吸い込んでいるんでしょうね。

CY50エンジンの腰上をバラしてみると、ピストンは正常。
とすると、キックギヤが噛みこんでるのかな？

･･･いずれにしても腰下分解が必要そうなのでまた後日。
とりあえず隠れ家送りです。