
競技用のMR2のショックアブソーバーはずっと着けっぱなしでタイヤ交換時に時々拭いてあげている程度。
フロントは2019年にオーバーホールしていますが、リアは10年以上着けっぱなし。
ところどころ錆も出てるし、オーバーホールに出すにしてもとりあえず外してきれいにしようということで、その間に代わりに付けておくショックをオークションで調達。
競技に使うわけではないので、取り敢えずそのまま付けられそうなものをということで選んだのがこれ。
Biotの車高調。
前後ともスタビリンクがついていたので純正じゃ付かないじゃんという心配もない。
今ついているのがこれ。
G-Tech N1ダンパー。
ガレージT2さんでつくってもらったものです。

右がフロントで左がリア
リアは10年以上ほったらかし状態だったのでほんとに汚い。
スタビリンクを外すには左右ともジャッキアップしておいた方が楽です。
今回はフロントとリア別々に2輪ずつジャッキアップしリジットラックに乗せて作業しました。
まずはフロントから
スタビリンクを外します。
スタビリンクは14㎜のナットで固定されています。
スタビリンクを固定しているナットを緩めるときに、ボルトも一緒に回ってしまう場合があります。
そんな場合にはボルト側に5㎜の六角レンチの入る穴があるのでそこに六角レンチを差し込み固定しながら外します。
ブレーキラインをブラケットから外します。

ピンボケだ。
本来、金属プレートを挟み込んで固定されていますが、いちいち外すのが面倒なので、インシュロックで固定しているだけなので、それを切って抜き取るだけです。
車速センサーのワイヤーを取り外します。

10㎜のボルトで固定されています。
ショックをナックルに固定しているボルトを外します。
ここは電動インパクトレンチを使いました。
ソケットのサイズは19㎜です。

上下2本のボルトで固定されていますが、左フロントだけ下のボルトを抜くときにブレーキキャリパーに干渉します。
ブレーキキャリパーを固定している上側のボルトを外し、ブレーキキャリパーをずらして外しました。
ボルトのサーズは14㎜です。
アッパーマウントを固定している4個のナットを外します。

すべてのナットを外すとショックが落ちてくるので、最後のナットを外すときは片手でショックを支えながらはずします。
ボディカラーは元はホワイトなので、ボンネット内だけ白いです。
あとはフェンダーにぶつけないように慎重にショックを抜き取ります。
交換するショックは逆の順序で取り付けます。
フェンダーにぶつけないようにして差し込みます。
フロントは片手でショックを持っても、割と簡単にボルトを穴に差し込むことができます。ボルトがボンネット内に顔を出したら、すかさずもう片方の手でナットをはめます。
これで後はゆっくり作業ができます。
アッパーマウントのナットはショックが動くように緩めにしておきます。
次はブラケットとナックルの穴の位置を合わせてボルトを差し込みます。
左フロントはボルトを差し込むときにもブレーキキャリパーが干渉するので、ブレーキキャリパーはずらしたままにしておきます。
ブレーキローター、キャリパーのついたナックルは重いので、位置合わせは結構大変です。私はローターをジャッキで下から支えて位置合わせしています。
冬の間だけの仮のショックなのでアライメントは気にせず本締めしてしまいます。
アッパーマウントはCuscoのキャンバー調整タイプに交換されていましたが、目分量で左右同じくらいに設定しておきます。
次はスタビリンクのとりつけです。
フロントのスタビリンクは長さが調整できるタイプのものです。
実車から外した状態だろうからそのままつくだろうと思っていましたが、合わせてみると短かすぎる。
長さを調整するためにショックからスタビリンクを外そうと思ったらまた別の問題が。スタビリンクを取り付けているナットを回そうとすると、ナットと一緒にボルトが回ってしまう。
純正のスタビリンクのボルトにはこの対策のために六角レンチが刺さる穴がありますが、これにはない。
仕方がないので、スタビリンクのブーツをめくってボルトの付け根をラジオペンチで固定してナットを緩めました。
外したスタビリンク

写真は少し長くしてみた後のものです。
一番長くしても元のショックのスタビの位置にならないけど、左右で同じ位置なら原理上問題ないはずなので、適当な長さで左右同じに設定する。
スタビリンクの取付時にもナットを回すとボルトも回る問題は発生しましたが、外すときと同様ラジオペンチでボルトを固定して対応。
元のショックと見比べるまで気が付かなかったのですが、Biotのショックには速度センサーのハーネスとブレーキラインを固定するためのブラケットがありません。
そのせいでフロントは左右で同一形状なので、取付時にちょっと迷ったりもしました。

無いものはしょうがないので、どうせ冬季のみの使用だし、インシュロックでショックに固定しようと思いましたが手持ちのものでは長さが足りないので買い出しに。
ついでに外したショックをきれいにするための洗剤やブラシ、固着したネジを回すための潤滑油などを買ってきました。
速度センサーのハーネスとブレーキラインをインシュロックでショックに固定して
フロントは終了。
次はリアですが、10年以上着けっぱなしだったために取り外しで苦労しました。
左右共通で、アッパーマウントのタワーバーの固定に使用していない1個のナットとスタビリンクのスタビとつないでるナットが外れない。
それと左のナックルに固定する上側のボルトもインパクトレンチ使っても回らない。
ここで買い出しで買ってきた金色の缶のプロ用556を使ってみました。
アッパーマウントは素直に回るようになりました。
スタビリンクは眼鏡レンチをナットにかけてゴムハンマーで叩いていたら回るようになりましたが、やはりボルトが一緒に回っている。

ボルトに六角レンチを入れて他のパーツにレンチを引っ掛けて回らないようにして眼鏡レンチをゴムハンマーで叩いていたら外れました。ここはインパクトレンチ使っていれば簡単に回ったかもしれませんね。14㎜のインパクト用ソケット持っていなかったので試してません。
最後にどうしてもナックルに固定する上側のボルトが外れないので、手持ちの一番長いハンドルに19㎜のソケットつけて体重をかけてゆさゆさしてたらやっと緩みました。
フロントと同じで最後にアッパーマウントのナットを外すとショックが落ちてくるので片手で支えながら外します。
リアはアッパーマウントのボルトの頭出しがちょっと面倒です。
Biotのアッパーマウントのボルトが短いので、タワーバーの厚みもあってボルトが顔を出すまで持ち上げるのは、リアは作業スペースが狭いのもあって苦労しました。
リアのスタビリンクは純正そのままなのでボルトに六角レンチ用の穴もあるので問題なく取付終了。

こちらもブレーキライン固定用のブラケットがないのでフロント同様ショックにインシュロックで固定。
ストラットのショックは倒立式が多いですがBiotは正立式なので、減衰力調整つまみが上についています。
フロントはボンネット開ければ調整できます。
しかし、リアは上にカバーが付くので見えなくなってしまいます。
でも、結構隙間があるので、手探りで回せました。
まぁ、競技に使わないので調整も必要ないですが。
交換後、ちょっと近所を走ってみましたが、普通に走れました。
でも、段差を踏み越えたときに、左フロントからガチャンと金属音がすることがあります。
時間があるときに、ちょっと調べてみますかね。
あとは外したショックを磨く作業が残っていますが、これが一番大変そうです。