先週、信州輸入車ショーに行ったついでに、ボルボの新しいT6搭載車にも乗ってみようとディーラーに電話したら、車両が輸入車ショーに出払っているので来週ならっと言うことでした...
#同時にディーラーでも試乗フェアやっているとDMがきてたんだけどなぁ...
ということで本日、ボルボカーズ松本に行って来ました。
電話ではXC60があるということだったのですが、行ってみると用意されていたのは今年発売されたばかりのXC90でした。
さすがにヘビー級の重量2080kgでは同じT6を積んだS60よりも360kgも重いので、S60の試乗の代わりにはなりませんが、せっかく最新のモデルを用意していただいたので、ありがたく乗せていただきました。
それでは試乗した感想などを書いて見たいと思います。
例によって、素人が乗っての感想なので、適切ではない表現があるかもしれませんがご了承ください。
試乗したモデルは、「XC90 T6 AWD Inscription」、色はルミナスサンドメタリックだと思います。
写真を撮り損ねたので、ボルボカーズのHPから借用しました。
写真は左ハンドルですが、日本仕様は右ハンドルです。
インテリアは最上級モデルだけあってクオリティ高いです。
センターコンソールのモニターも大型のタッチスクリーンになっているので、ボタンがいっぱいのうちの子達の世代に比べるとすっきりして高級感があります。
タッチセンサーは静電誘導式ではなく赤外線だそうで、手袋をしていていても操作可能だとのことですが、タッチの反応は悪くありませんでした。
ライトのスイッチが国産車と同じようにウインカーのレバーにつきました。
でも、左右は逆なので左手だとやっぱりちょっと使い難いです。
あとは、アクセルペダルがオルガン式になりました。
アクセラや、先週乗ったメルセデスCクラスもオルガン式でしたが、どちらも床まで踏み込んだときにペダルと床が当たったときの感覚が好きになれませんでした。
なので、自分にとってオルガン式ペダルのイメージは良くありません。
でも、これは床まで踏んだときの感触もかっちりしていて問題ありませんでした。
ペダルを床まで踏むことなんてほとんどないかもしれませんが、気持ちよく走るには重要な要素だと思っています。
肝心の動力性能の方はと言うと...
やはりスタートや交差点で右左折後などの加速で重さを感じます。
S60でも十分重いのですが、これに比べれば全然軽快だと言えます。
今回、営業マンの同乗がなく好きに乗ってきて良いと言うことだったので、安全な場所でいろいろやってみました。
ブレーキ性能は十分強力でしたが、低速からの加速はちょっと苦手な感じですねぇ。
やはり小排気量の加給エンジンだと言うことも影響しているのかもしれません。
ターボだけでなくスーパーチャージャーも搭載しているので、それでカバーできると思っていたのですが、エンジン低回転では以外にパワーがないと感じました。
T5以上のエンジン搭載車には、アイシン製の8速ATが搭載されていますが、一説によると、以前の6速ATよりもスタートでもたつく感じがするという話もありますので、そちらも影響しているのかもしれません。
純粋に、S60/V60に乗ってみないと新しいT6の比較をすることは出来ませんねぇ。
同じT6でも、XC90は60シリーズよりも最高出力が高いので、エンジン自体も別物ですからねぇ。
今回、もう1台試乗させていただきました。
こちらも最近S60/V60に搭載された新しいエンジンのT3を搭載した車両になります。
車種はV40ですので、こちらは逆に同じエンジンを搭載したS60よりも100kg軽量です。
しかし、元々T4やT5もV40で試乗していますので、そちらとの比較が出来ます。
試乗したモデルは、「V40 T3 SE」、色はオニキスブラックだと思います。
こちらも写真を撮り損ねたので、ボルボカーズのHPから借用しました。
こちらも同様に日本仕様は右ハンドルです。
インテリアや装備は、他のエンジン搭載のSEと変わらないと思います。
XC90から乗り換えると、軽い軽い。
車重は1480kgと、XC90より600kgも軽いですので、加速、減速、コーナーリングとすべてのシーンで軽量のメリットを感じます。
T3は、現在の日本で売られているラインナップの中で、もっとも小さいエンジンです。
といっても1500ccで152PSですので、リッター100PSを超えています。
さすがに絶対的なパワーはありませんので、フル加速時のパンチはそれほどありませんが、十分な加速をします。
スタートや低速からの加速もまったく問題ありません。
また、回せばそこそこスポーティーなエンジン音がするので、気分も良いです。
こちらは6速ATですが、以前のT4搭載車のようなDCTではなく普通のトルコンのATです。
以前のT5に搭載されていたトルコンの6速ATとも異なるアイシン製のものです。
ちょっとシフトアップ時のダイレクト間が薄いかなぁとは感じますが、十分スポーティに走れました。
さすがにT4やT5を知っていると、もうちょっとパワーが欲しいなぁと感じてしまいますが、普段乗るにはこれで十分と言う感じがします。
安全装備も省略されているようなことはないし、1500ccなので自動車税も安いし、中古で安くなった頃に、ティーダ君の後継にしたいと思うくらいです。
最後に中々の好感触で試乗を終えました。
そして、うちの子に乗って帰るときに、気分もかなり高揚していたのでT3と同じような感覚でアクセル操作をしたら、6気筒のサウンドと強烈なパワーに、「やっぱりこっちが最高!」と再認識することになりました。
また結局今回も親バカブログになってしまいました...(^^;)