年明け早々、昨日はニューイヤー駅伝~サッカー天皇杯。
本日は箱根駅伝~高校サッカーとテレビの前から動かない生活を送っております。
今年は曜日の並びがあまりよくないので、正月休みも明後日までですが、特にやることもないので、今までの車生活でも振り返ってみたいと思います。
題して、「ミニカーとカタログで振り返る愛車遍歴」ということで、過去の愛車の思い出などを、所蔵しているミニカーとカタログなどの写真とともに語っていこうかというものです。
第1回は、最初の愛車である「910型ブルーバード」
なぜ、"ミニカーとカタログで振り返る"なのかと言うと、最初の愛車である、この車の写真が1枚もないからというところで決まりました。
また、自己満足の長文になる可能性が高いです...(^^;)
昔を懐かしみたい方だけお付き合いください。
■主要緒元
車名: ブルーバード セダン1800GF
型式: PJ910HA
駆動方式: FR
ボディ形状: 4ドアセダン
外形寸法: 4350mm × 1655mm × 1385mm
車両重量: 1035kg
エンジン型式: Z18
形式: 水冷直列4気筒OHC
最大出力: 105PS/6000rpm(グロス)
最大トルク: 15.0kgm/3600rpm
ミッション: 3速オートマチック
サスペンション: 前 ストラット
後 4リンクコイル
ブレーキ: 前 ベンチレーテッドディスク
後 リーディングトレーリング(ドラム)
タイヤサイズ: 165SR13
燃費: 10.5km/l (10モード)
所有期間
1987/04/29 ~ 1990/07/10
(自分が占有するようになってからの期間)
■カタログ
多分、この車両を買うときもらったものだと思います。
父親の手書きの価格が書き込まれていました。
それをなぜか私がとってあったらしいです。
カタログの表紙を飾っているのは沢田研二さん
時代を感じますねぇ。
この頃のファミリーセダンは、4ドアと2ドアをボディバリエーションとして持っているのが定番でしたがブルーバードにはワゴンもありました。
この頃のワゴンは、商用車のバンのイメージが強くて、人気ありませんでした。
日産ではサニーとセドリックにもあったかな?
そういえばスカイラインにもR30にはラインナップにありましたね。
エンジンラインナップは以下の通り
すべて4気筒で、ガソリンが6種類のディーゼルが1種類
それほどスペックに違いはないけど、これだけのラインナップがいるんでしょうかねぇ?
シングルキャブ仕様: Z16(1600cc:95PS)、Z18(1800cc:105PS)、Z20(2000cc:110PS)
電子制御インジェクター: Z18E(115PS)、Z20E(120PS)
ターボ: Z18ET(135PS)
ディーゼル: LD20(65PS)
ボディ形状3種類、エンジン7種類で、それに大きく分けるとSSS系とベーシック系のグレードに分かれるので、組み合わせると全部で31もグレードがあります。
トップグレードは、ターボ搭載のSSSですね。
うちのグレードは1800GF
ボディーカラーはシルバーで、内装もグレーでしたからこれに比べるとずいぶん落ちついた感じになりますけど。
GFはベーシック系では上級グレードになりますが、パワステはないはATも3速と今ではちょっと考えられないですね。
そういえば今では当たり前の装備でも、この頃はカタログのうたい文句になっているんですね。
ラック&ピニオンのステアリングなんて、今じゃ当たり前装備ですね。
さらにオプションは混沌としていますねぇ。
マイクを備えた録音機能付きのオーディオに、ドライブコンピュータですよ。
どんなシーンで使うことを想定しているんでしょねぇ。
ラリーでもやりますか?
■ミニカー
さすがに、自分と同じグレードのミニカーは無いですね。
北米向けの左ハンドルですが、1.8GLの4ドアセダンがありました。
こちらは4ドアハードトップのSSS
うちのカタログにはハードトップは2ドアしかありませんでしたが、マイナーチェンジで追加されたのかな?これは1982年式と言うことになっています。
うちのカタログは1980年のものでした。
こちらも4ドアハードトップのSSS
しかし、こちらは1979年式と言うことなので、うちのカタログよりも古い...
それとも輸出仕様には初めからあったとか?
いずれにせよ、内装も作れていないような出来のものなので、どこまで信用していいものか...
■この車の思い出
元々、この車、兄が海外赴任して乗り手がおらずに、ディーラーに預けられていました。
兄の赴任直後はまだ運転免許を取得していなかった自分も、大学1年の夏休みに免許を取得したため、誰も乗らないのなら乗るかと言う話しになりました。
自分の通っていた大学はキャンパスが3つに分かれていて、1年間だけ教養部のキャンパスに通う形になっていたので、半年後には引っ越すことが決まっていました。
アパートの大家さんには車持ってきても良いと言う了解はもらっていたのですが、自宅から自分の大学のあるところはかなりの距離があり、免許取立てでは危ないと言われ、結局1年生の間は乗る機会はありませんでした。
2年生のゴールデンウィーク中に、父が大学の下宿まで乗ってきてくれたので、それからは車で通学していました。
地方の郊外にあるキャンパスのため、車の乗り入れも特に規制はなく、学内の駐車場に止めることが出来ました。
この車両の購入には、まったく自分の意思が入っていないため、この車にはあまり思い入れがありません。
(ちなみに、この頃欲しかったのは、初代レパードです。)
そのため、写真は1枚もないし、洗車だって片手で数えるくらいしかしたことがありませんでした。
また、運転技術が未熟だったこともあり、自損事故を何回か起こしています。
今になって思えば、もう少し可愛がってあげるべきでした。
510型の再来と言われ、名車といわれている910ブルーバードですが、うちにあった車両はSSSではなく、1800GFのAT車両。
FRに重ステで一見硬派ですが、カタログスペックでは100PS超のZ型エンジンですが、頑丈が取り柄だけでまったく回らず、ATも3速と動力性能は見るべきものはありませんでした。サスペンションの型式もSSSとは異なり、街乗り重視のものでした。
それでも免許取立ての頃は恐々乗っていたこともあり、それで十分でした。
しかし、社会人になり、車通勤するようになって、通勤路が峠1つ越えていく状況であったため、動力性能にかなり不満がありました。
確か、車通勤をはじめて1週間経たないうちに次の車両に乗り換えたように記憶しています。
一番の思い出は、大学から帰省するときに碓氷峠を走っていて、重ステを回しきれずにガードレールに突っ込みそうになったことですね。
幸い突っ込む前にリアが滑り出して、リアバンパーをヒットしただけで済みました。
おつりで今度は反対側の壁に突っ込みそうになりましたが、そちらは曲がりきれました。
今と違ってモータースポーツの入り口にも立っていませんでしたから、特に飛ばしていたわけでもなかったんですけどねぇ。
その分テクニックを何も持ち合わせていませんでしたから、なすすべなく翻弄されました。
さて、次回はU11型ブルーバードになります。
FF化され、今の車と比べても遜色ないような車両でした。