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BlueSWのブログ一覧

2016年01月18日 イイね!

AWDだけど雪道には向きません...

AWDだけど雪道には向きません...今年は降らないねぇなんて思っていたら、いきなりきましたねぇ。

昨日から大雪になると言われていたので、覚悟はしていたんですが、通勤にこれほどの影響が出るとは思いませんでした。

雪かきに予定よりも時間がかかったため、いつもよりも30分遅れくらいで家を出ました。
そのときに、すでに中央道は通行止めになっていることはわかっていましたが、中央道が止まると対向車線はものすごい渋滞になりますが、自分が向かう側は通常あまり影響がありません。

今回も、途中上り坂で立ち往生している車両が数台いましたが、峠の頂上付近までは順調に進んでいました。
しかし、頂上付近から渋滞につかまり、まったく動かなくなりました。

どうも、長野道も通行止めになったらしく、皆この峠に集中したようです。
特に事故などはなかったのですが、除雪車や脇道に曲がろうとする右折車のおかげで動かなかったようです。

中々動かない上に雪は降り続き、しばらくして後方視界がなくなりました。


だからセダンにもリアワイパーが必要だと言っているじゃないですか!

しばらくすると、フロントワイパーもウインドウの下端に積もった雪につっかえてガタガタ言いながら動くようになりました。
降りて雪をどかそうかとも思いましたが、雪のせいで道幅が狭くなっているため、対向車が結構近くを通っていくのであきらめました。

国道を走っているうちは除雪がされていたのでまだよかったのですが、事業所手前の登り坂を上っていくと、除雪がまったくされていない上に、あまり車も通っていないので、フロントリップが雪に埋まるくらいの積雪の中を走る羽目になりました。

S60のフロントバンパーの下側って、ハニカム形状の格子になっていて雪が中に入ると、手では掻き出せないようになっています。


写真は、雪がやんで気温が上がったあとのものなのでそんなにひどくないですが、走行直後は雪が詰まって非常に目立ちます。

結局、普段40分くらいで着くところが、1時間45分かかりました。

その後も交通機関は中々正常には戻らず、職場上司も帰れる人は早く帰れというので、定時前に帰ってきました。

帰りもまだ国道以外は除雪されておらず、走行ラインも2車線分ありません。
そのため、対向車とすれ違うたびに走行ラインを外そうとしてタイヤを取られ、フラフラとまっすぐ走れません。
また、リップよりも高く雪が残っている箇所もまだまだ残っており、明日これが凍結したらバンパー傷だらけになっちゃいそうです。

今日中に除雪してくれるんだろうか...


Posted at 2016/01/18 19:20:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | ボルボ | 日記
2016年01月16日 イイね!

愛車遍歴 SW20 MR2編

愛車遍歴 SW20 MR2編「ミニカーとカタログで振り返る愛車遍歴」その4
スポーツカー路線への転進となるきっかけになったのがこのMR2との出会いですねぇ。

前回のプリメーラ編ではさすがに長すぎたかなと反省がありますので、今回は写真多め文章少なめで行ってみたいと思います。

しかし、SW20は一時期3台同時に所有し、今でも2台所有しています。
みんカラのユーザー名にもつけているくらいなので、少しぐらい長くなるのはご容赦を...少しくらいならねぇ(^^;)

■1台目
MR2ユーザーの大学時代の友人に子供が出来、さすがに2シーターでは問題があるため買い換えることに。
しかし、10万キロを超えた車両では中々いい値段で引き取ってくれる業者がいないと言うことで買わないかと声がかかりました。
当時の自分は、今までの愛車遍歴で述べてきたとおり、掛け値なしの日産党。
MR2なんて、GT300でシルビアの敵以外の何者でもありません。
しかし、それと同じくらい、子供時代スーパーカー世代だったと言う影響も受けていて、リトラクタブルライト&ミッドシップと言うものに大きな憧れがありました。
値段も破格だった事もあり、結局譲り受けることになりました。

購入することが決まってから実際に車両を受け取るまでかなり期間があったので、その間MR2関連の資料を集めていろいろ妄想してました。
そこで、ジムカーナって競技で速いらしいという情報を見て興味を持ったり、現在の自分の車生活に多大な影響を受けています。

実際に譲り受ける当日になってはじめて実車を見ましたが、あれっTバールーフだったの...?ということでちょっと想定外。
ここから、なぜか、ルーフ開閉式の車はいやだと言っているのに、そんな車ばかりの車歴が始まります。競技車両以外、180SX、エスプリ、アクセラ、S60と、すべてサンルーフ付です...

友人の家は都内だったのでそこから家まで自走で帰ってきましたが、免許取得後はじめてのマニュアル車だったこともあり、家に着くまでに7回もエンストしたことを覚えています。

その後もはじめてアクセル全開したときに、フロントが浮き上がるような感覚で、ハンドルが急に軽くなり非常に怖いと感じたり...
そのため、実際にこの車ではジムカーナデビューすることは出来ずに、結局180SXを購入することに繋がるのですが...

現在のこの車両の仕様については、愛車プロフィールを参照してください。

○SW20 MR2(3型) GT/GT-S
■主要緒元
車名: MR2 GT-S
型式: SW20
駆動方式: MR
ボディ形状: 2ドア
外形寸法: 4170mm × 1695mm × 1235mm
車両重量: 1260kg
エンジン型式: 3S-GTE
 形式: 水冷直列4気筒DOHCターボ
 最大出力: 245PS/6000rpm
 最大トルク: 31.0kgm/4000rpm
ミッション: 5速MT
サスペンション: 前 ストラット
          後 ストラット
ブレーキ: 前 ベンチレーテッドディスク
          後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ: 前:195/55R15
          後:225/50R15
燃費: 11.0km/l (10・15モード)

車両固有の情報
ボディーカラー: ストロングブルーメタリック
オプション: スポーツABS
        Tバールーフ
所有期間 2001/06/23 ~ 現在

カタログによると車両重量が以下のオプション装着で増えるらしいです。
ABS 10kg
Tバールーフ 20kg

■2台目
180SXでジムカーナをはじめて2シーズン目、全戦エントリーした結果、長野チャンピオンになってしまいました。

次のシーズン、長野チャンピオンと言う肩書きが付いて回るので、もう少し車両の戦闘力を上げたいと考えていました。
しかし、S13シルビア系は、ちょっとブーストアップしただけで燃料ポンプやインジェクターの容量が足りなくなったり、トラクションがかかるようにしようとすると足回りにもお金がかかるなぁっと...

そのシーズンの終わり頃には、すでに1台目のMR2でジムカーナ走行が出来るくらい、MR2の全開走行に恐怖を感じなくなっていたので、ならば、すでに出来上がっているMR2を買ってくるのが手っ取り早いのではということで購入したのがこの車両です。

オークションで購入したこともあり、購入金額は安かったです。
#それでも3台の中では一番高額ですが...
しかし、自分が付けようと思っていたパーツがすべてついている車両を購入したつもりなのですが、ことごとく壊れ、修理&メンテナンスに費やした金額は車両購入代金の何倍だろうか...片手じゃ足りないよね...

今も現役でジムカーナに使用している車両になりますが、未だにいろいろ壊れまくっています。

1台目と同じ3型ですが、グレードはGTになります。
なので、ステアリングを切るとフォグランプの向きが一緒に変るという機能が付いていましたが、これもしばらくして壊れました...
スペック的にはGT-Sと変りありません。

車両固有の情報
ボディーカラー: スーパーホワイトII
オプション: スポーツABS
所有期間 2005/11/05 ~ 現在

現在のこの車両の仕様については愛車プロフィールを参照してください。

■3台目
これも3型ですね。
すでに、2台MR2をもっているにもかかわらず、一時所有していました。
元全日本ジムカーナSAクラスに参戦していた車両で、上位入賞した経歴もある車両でした。
その車両をジムカーナ仲間が譲り受け乗っていましたが、圧倒的強さで山梨県戦を制したかと思うと、自分にはMR2は似合わないとか何とかで売りたいから買い手を探してくれと言われました。

値段を聞くとこれまた破格の値段だったので、それならば自分が買うよということで購入しました。

さすがに速い車でしたが、どうも自分の腕ではなく他人がセットアップした車のおかげで勝っている感が強く、なんか満足感が低いと言うか...
また、広いところと雨の日はまったく対応できないことも多く、コースによる浮き沈みが激しく、シーズン通して考えると2台目を修理して乗ったほうが良いと判断し、手放しました。

しかし、エンジンと一部パーツは今も2台目に乗っています。

車両固有の情報
ボディーカラー: スーパーホワイトII
オプション: 特になし
所有期間 2009/07/04 ~ 2011/02/06

■カタログ
新車で購入できる時期にはほとんど興味がなかったため、車両を入手してからオークションで収集しました。

AW10/AW11のカタログ


マイナーチェンジ前と後のカタログ

SW20のカタログ


I型~V型までとMRSpiderのカタログ

その他書籍など


これ以外にもRevSpeed別冊とかMR2マガジン Vol.1~Vol.3などMR2専門の書籍、
MR2のインプレが収録されたVHSのビデオなども買いましたねぇ。

マイチェン前のAW


マイチェン後のAW


あまり詳細に比較したことがないので、詳しい違いは良くわかりません。
最大の違いはスーパーチャージャーつきエンジン4A-GZの搭載ですね。


SW20 I型


I型のカタログってグレードごとの写真とかなくて、みんな見開きの大きな写真ばかり。
代わりにモノクロのメカニズム解説書みたいなものが付属していました。


AWにハイパワーエンジンを載せたような危険な車と称されるI型ですが、雨の交差点で普通にスピンすると言ううわさがまことしやかにささやかれていました。

SW20 II型


エンジンはスペック的には変更なし。
サスペンションやタイヤサイズを見直し、安定性は大幅に向上、
やっと普通に乗れる車になったとか...
外観上の違いは、フロントリップが大型になったこととサイドモールの色が黒からボディ同系色になっています。また、タイヤサイズが変更になっているため、アルミのデザインも変更されていますね。

SW20 III型


エンジンがターボ、NAともにパワーアップし、外観も主にリアビューが大きく変更されました。フロント、サイドからはリップやサイドシル、サイドモールがボディ同色となったことで区別できますね。


また、スポーツABSが採用されたのもIII型からですね。


サスペンションもアームの形状などが変更されているはずですね。

SW20 IV型


ターボ車にスポーツABSが標準になったり、エアバックが標準になったり安全に関する装備変更がメインですかね。
外観上の違いは、フロントのマーカーがオレンジからクリアに変更になり、ウインカーがフェンダーに移動になったところが大きな違いです。

うちの子はIII型ですが、買ってきたときからマーカーはクリアでした。
そして、昨年全塗装した際にV型のフェンダーに交換しウインカーもフェンダーに移動していますので、一見するとIV型ルックです。

IV型/V型の特別塗装色ソニックシャドートーニング


MR2の塗装色の中でこの色が一番好きです。

SW20 V型


外観上の大きな変更点は、リアウイングとアルミでしょうかね?
某自動車雑誌では、固定ライト式になるとか大掛かりなマイナーチェンジを実施するような記事がでていましたが、さすが、自動車雑誌界の東スポと呼ばれるだけのことはありますねぇ、まったくのガセネタでした。
ボディカラーは白、黒、赤以外は、ゴールド、オレンジ、パープルなどマニアックな色だけになりました。

最大のトピックはNAのエンジンが連続可変バルブタイミングのVVTIに変更になったことですね。


V型のカタログにはモータースポーツでの活躍が取り上げられていました。


ジムカーナも載ってます。

MRSpider


MRSpiderはNAエンジンベースのものしかありません。


幌をつけると、横から見た感じちょっとバランスが悪いかな?

■ミニカー
MR2のミニカー、あまり種類は出ていません。

多くのMR2のミニカーはショーケースに入れて飾ってあるので、箱が物置にしまってあってグレードやメーカー名がはっきりしません。

AW11 Super Charger G-Limited 紺(MTEC)


AW11 Super Charger G-Limited 白(MTEC)


AW11 G 黒(MTEC)


SW20はI型~V型までそろっています。

SW20 I型 ダークターコイズマイカ(TOSA)


SW20 II型 スーパーレッドII(TOSA)


SW20 III型 スーパーブライトイエロー(TOSA)


SW20 IV型 スーパーホワイトII(TOSA)


SW20 V型 ブラック(TOSA)


SW20 I型 スーパーブライトイエロー(EBBRO)


これはリトラが開くようになっています。

SW20 I型 ブラック(MTEC?)


MRSpider (RESIN SPECIALIST)


TRD2000GT ストロングブルーメタリック(Hi-Story)


この色はIII型にしかありませんが、この車両はフェンダーにウインカーがあるのでIII型ではありません。う~ん...
最近、別のメーカーからもTRD2000GTが発売されたようですが、気づくのが遅れて予約できませんでした。
どこかに売っていないかなぁ...

SW20 SARD MC8R 1995年ルマン参戦車両


MR2のレース車両ははじめてみました。
オークションで落札し箱が付いていなかったのでメーカ不明です。
GT300の車両も発売してほしいなぁ。

■思い出話し

○1台目
良くも悪くも今の車中心の生活に踏み込むきっかけになった車両ですね。

この車に出会っていなければジムカーナを始めることもなかったでしょうし、もしかしたら一生スポーツカーを所有することもなかったかもしれません。

譲り受ける前の妄想では、最終的なゴールはTRD2000GTのエアロを組むことでしたが、大掛かりな作業になりそうだし、そもそもこの車両の状態はどの程度なのか自分では判断できないしということで、まずは専門家に確認してもらおうと八王子にあるTRDダイレクトショップ多摩に持って行き車両の点検をしてもらいました。

そこにデモカーとして黄色のTRD2000GTが飾ってありましたが、黄色だったのがいけなかったのか実車があまりかっこよく見えずに、お手ごろな値段でつけられるTom'sのエアロに行き着きました。

しかし、最初に乗るにはちょっと敷居の高いスポーツカーでしたね。
雨の日に峠でちょっと遊んでいて買ったばかりの左リアホイールを縁石にぶつけてだめにしてしまったり。
冬に雪が降ってないから大丈夫だと思って峠に走りに行ってスリップして歩道に乗り上げてTom'sのフロントバンパーをだめにしたり...
競技を始める前のことだったので、今ならぶつけずに回避できる自信はあるんですが、過去には戻れないのが残念です。

そのときのダメージがラジエター周りに残っているような気がするので、部品が買えるうちに交換しておこうかな。
タービンをはじめ、結構重要な部品も欠品し始めているので今後の維持が心配です。

現在は車検を切って隠居生活を送っていますが、ジムカーナのシリーズタイトルを追わなくなったら復活させる予定なので、それまでコンディションをキープしておかなければ...

すでに、かなりの部品を純正新品に交換してあるのでしばらくは問題なく走れると思うんですけどねぇ。

でも、自分が隠居後に乗る車両としてすでにエスプリも購入してしまっているしなぁ...
悩むなぁ...

○2台目
こちらは、完全にジムカーナ用の車両として購入した車両になります。
自分で交換しようかと思っていたパーツがほとんど交換されている車両だったので、即戦力のつもりだったのですが、やはりジムカーナに使うにはジムカーナ用にセッティングされている車両でないとダメですね、
結局外さなければいけなくなったパーツや、違うパーツに付け替えが必要になったものが少なくありません。

それ以前に、この車両はよく壊れました。
その際たるものがエンジンなんですが、O/H3回、載せ買え2回やっています。
それでも、まだ原因不明で調子が悪くなることが年に数回発生します。
なぜかしばらくすると直っちゃったりするので始末に悪いです。
結局現在もタービンが不調なのですが、すでに純正部品は欠品なので、今シーズンが始まるまでに社外品で修理しなければいけません。

しかし、なんだかんだ言っても、自分の競技人生のほとんどはこの子と一緒に歩んできた歴史なので、貴重な経験と思い出の宝庫です。

では、過去のジムカーナ参戦の年間順位をまとめてみますか。
2004年~2005年までは180SXなので除外して...
2006年 JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 2位
2007年 JMRC長野ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
      JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 2位
2008年 JMRC長野ジムカーナシリーズ  NTRクラス 4位
      JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 4位
2009年 JMRC長野ジムカーナシリーズ  NTRクラス 2位
      JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 2位
2010年 JMRC長野ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
      JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
      JMRC神奈川ジムカーナシリーズ BNRクラス 3位
2011年 JMRC長野ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
      JMRC山梨ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
      JMRC神奈川ジムカーナシリーズ BNRクラス 5位
2012年 JMRC甲信ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位
2013年 JMRC甲信ジムカーナシリーズ  NTRクラス 3位
2015年 JMRC甲信ジムカーナシリーズ  NTRクラス 1位

しかし、2009年後半と2010年は、ほとんど3台目で出ていたような気がするなぁ...

○3台目
結局、関東ミドルのさるくら戦で2勝したのも、FSWの神奈川戦で勝ったのもこっちの車両ですね。
あらためて、そのときの動画を見てみましたが、かなり失敗しているのに勝っているので、やはりこの車両は速かったんだなと今さらながら感じてしまいます。

また、狭いところに限って言えば、自分で乗っていても速いと感じていました。
成績も結構いいですねぇ。
さるくら 4戦中4勝
清里   5戦中3勝
ちょっとG6清里の相性が悪いですが、県戦では勝てているので、テクニカルの方が向いていたのかな。

今思うと、手放したのはちょっとはやまったかなぁ...(^^;)
でも、ABS無いと雨で乗れなかったんだよねぇ...

さて、次は180SXの順番ですねぇ。
乗っていた期間は短かったですが、もう一度乗りたい一台ですねぇ。
今乗れば、もうちょっとうまく扱えるんじゃないかと...

カタログ、ミニカーはシルビアを含めて大量に持っていますので、写真の構成はもうちょっと整理しますかねぇ。
Posted at 2016/01/16 18:56:30 | コメント(8) | トラックバック(0) | MR2 | 日記
2016年01月05日 イイね!

愛車遍歴 P11プリメーラ編

愛車遍歴 P11プリメーラ編「ミニカーとカタログで振り返る愛車遍歴」その3
はじめて新車で購入した愛車、P11プリメーラ編でございます。

今回も長文昔話ですので、この先は覚悟してお入りください。
一番付き合いの長い車両だったので、文章も相当長いです...(^^;)

P11プリメーラは2台乗り継ぎました。

■1台目
U11ブルーバードの後継車として新車で購入。

昔は日産車以外に乗ることが考えられないほどの日産党でした。
そのため、次の愛車候補として新しい日産車が出るたびにいろいろチェックしていました。

長年ブルーバードに乗っていたこともあり、サイズ的にはMクラスがターゲットでしたが、どれも決め手に欠け、中々「次に乗るならこれ」という車が決まらない。

U13ブルーバードはセダンにしかDOHCターボ搭載車がなく、セダンは垂れ尻ルックでデザイン的にNG。ハードトップは無難なデザインでしたが、NAエンジン搭載車ならプリメーラのほうが断然上なので候補にならず。

S14シルビアはS13のデザインが好きだったこともあり、デザインを見ただけでもうスペック云々抜きに拒否反応が...
180SXがまだ新車で買えた筈なのですが、なぜかまったく候補に上がっていませんでしたね...不思議だ...

2代目(R11)プレセア、実は初代(R10)プレセアがU11ブルーバードを買う前に、購入直前まで行っていました。当時、カリーナEDの大ヒットで、この手のスタイリッシュ4ドアハードトップが流行していて、デザイン的にはいいなぁと思っていました。
しかし、プレセア自体はMクラスですが、ベースがサニーと言うことでやはりブルーバードと比較すると、全体的なつくりでちょっと安っぽい感じがどうしても残ってしまっていて結局やめてしまいました。
モデルチェンジ後、これまた先代よりもデザイン的に退化しており、やはり購入候補にも挙がらず...

LクラスならR33スカイライン2ドアハードトップがいいと思ったのですが、かなり大柄なのと、やはり買うならDOHCターボが欲しかったので、予算的にちょっと無理。

その結果、最終的に候補として残っていたのがプリメーラでした。

あとはモデルチェンジ前にP10を買うかモデルチェンジを待つかという選択が残っていましたが、モデルチェンジを待つことにしました。

そうこうしているうちに、ブルーバードの故障が相次ぎ、待ったなしの状況になったことから、P11発表の翌日、まだ試乗車もない状態でハンコを押してきました。

デビュー当時は、プリンス販売系でプリメーラ、サニー販売系でプリメーラカミノという名でフロントグリルとテールランプのデザイン違いの2種類がありました。

この時期の日産車は、ウインググリルだったか、2分割のフロントグリルにデザインを統一する方向にありました。
プリメーラはその方向どおりのフロントグリルだったのに対し、カミノはオーソドックスなフロントグリルを採用しており、こちらの方が好みだったので、プリメーラカミノに決めました。

グレードは雪国なので、4WDのT4。
エアロパーツが、メーカーオプションのものとディーラーオプションのものが用意されていましたが、本格的なのはディーラーオプションの方。
しかしながら、予算の問題でメーカーオプションのフルエアロパッケージ搭載車にしました。
でも、結局このエアロでは満足できずに、後にインパルのエアロに変えてしまいましたけどね。

P11プリメーラカミノ T4
○主要緒元
車名: プリメーラカミノ 2.0 T4フルエアロパッケージ
型式: HNP11
駆動方式: 4WD
ボディ形状: 4ドアセダン
外形寸法: 4430mm × 1695mm × 1415mm
車両重量: 1330kg
エンジン型式: SR20DE
 形式: 水冷直列4気筒DOHC
 最大出力: 150PS/6400rpm
 最大トルク: 19.0kgm/4800rpm
ミッション: OD付き4速オートマチック(ロックアップ機能つき)
サスペンション: 前 マルチリンク
後 ストラット
ブレーキ: 前 ベンチレーテッドディスク
後 ディスク
タイヤサイズ: 195/65R14
燃費: 10.0km/l (10・15モード)
所有期間 1995/10/07 ~ 2014/03/20

■2台目
いろいろあって、1台目のプリメーラはそのままで増車です。

父親が車を買うというので、一緒にディーラーに行ったり選ぶのに付き合っていましたが、一向に決める気配がありません。

そしてあるとき、「乗りたい車がないからお前のプリメーラに乗る。だからお前が好きな車を買え」と言い出しました。

その結果1台目のプリメーラを父が乗ることになり、父が乗っていたセドリックを下取りに出して、こちらも新車で購入。

プリメーラカミノ購入後4年経っていましたが、未だにプリメーラを超える車両は日産から発売されておらず、第1候補はプリメーラのまま。

唯一、対抗としてあったのがS15シルビアでしたが、いまさらスポーツカーへの転身もないだろうということで、対して悩みもせずにプリメーラに決定。

当時、日産では本田のVTECに対抗すべく開発した、NEO VVLという可変バルブ機構を持ったSRエンジンを開発し、プリメーラに搭載していました。
今となっては、2000ccNAで190PSという1.0Lあたり100PSも超えていない、たいした事のないスペックでしたが、当時の自分にとってはものすごく魅力的に映りました。

しかし、すでにモデル末期に近く、趣味要素の強いNEO VVL搭載の試乗車がなく、またまた試乗なしで購入。

そもそも、前回プリメーラカミノを購入したサニー系列の店舗とは引き取ってもらったU11ブルーバードの名義変更をちっともやらなかったことからトラブルになっていたため、絶縁状態でした。
そのため、昔から付き合いのあったブルーバード販売会社で購入したので、どのグレードでもプリメーラの試乗車はなかったのですけどね。

U14ブルーバードはP11プリメーラとベースは同じなので、U14は試乗しましたけどねぇ。エンジンはおろか、CVTにはマニュアルモードすら付いていませんでした。

振り返ってみれば、新車で購入した車で、購入前に同じエンジンを搭載した車両に試乗したこと無いですねぇ...(ーー;)

しかし、肝心のNEO VVLエンジンとCVTの組み合わせがまったくもってミスマッチでした。
CVTには6速のマニュアルモードが付いていたのですが、マニュアルモードにしていても、レッドゾーンのはるか手前でCVT保護のために勝手にシフトアップしてしまいます。
詳しいスペックは覚えていませんが、レッドゾーンは7300rpmからですが、カムの切り換わりが6000よりはかなり上の回転だったと思います。
そして、自動的にCVTがシフトアップする回転数が7000rpmよりはるか下でしたので、上のカムのおいしいところはまったく封印された状態でした。

結局2年ほどして、父親が叔母の介護のために車椅子を乗せられる車に買い換えることになり、当時すでに、TバールーフのMR2も増車されていたため、3台のうちのどれかを下取りに出すことになりました。

実用性では4WDのプリメーラカミノに勝てず、走行性能ではMR2に軍配が上がり、2年ちょっとで手放すことになりました。

結局父親からセドリックをもらって、代わりにプリメーラをあげた形になりますが、当事、セドリックの下取り価格が60万、プリメーラの下取り価格が125万だったので、65万円損したような...

同じP11でしたが、プリメーラカミノは最初期型。
これは最終型だったので、随所に変更がありました。

良かったところから言えば、プリメーラカミノが発売された1995年と言えば、バブルがはじけて不況真っ最中の中で開発がされた車だったため、随所にコストダウンのためと思われる部分が感じられましたが、そのあたりは改善されていました。
特にシートはかなり良くなっていました。
あとはヘッドライトが4灯式のHIDに変っていたり、エアロパーツもメーカ純正でもそこそこかっこよいものになっていました。

しかし、肝心の走行性能のほうが、エンジンやミッションだけでなくステアリングのフィーリングも悪くなっていて、パワステ効きすぎ状態でした。
路面からのインフォメーションのフィードバックもあまり感じられず、限界がわかりにくくなっていました。
この辺は、今思い返せばタイヤを私がYOKOHAMAのDNA GPに変えていたという事情もありますので、必ずしも車両側だけの問題ではないと思います
DNA GP、MR2にも履きましたが、グリップはしないがライフは短い外れタイヤでした。

P11プリメーラ Te-V
○主要緒元
車名: プリメーラ 2.0 Te-V
型式: HNP11
駆動方式: 4WD
ボディ形状: 4ドアセダン
外形寸法: 4430mm × 1695mm × 1415mm
車両重量: 1330kg
エンジン型式: SR20DE
 形式: 水冷直列4気筒DOHC
 最大出力: 150PS/6400rpm
 最大トルク: 19.0kgm/4800rpm
ミッション: OD付き4速オートマチック(ロックアップ機能つき)
サスペンション: 前 マルチリンク
後 ストラット
ブレーキ: 前 ベンチレーテッドディスク
後 ディスク
タイヤサイズ: 195/65R14
燃費: 10.0km/l (10・15モード)
所有期間 1999/9/?? ~ 2001/11/28

■カタログ
P10プリメーラは、日産が901活動でしたっけ?90年までにシャーシー性能で世界1になるという目標の元生まれた車で、欧州で大ヒットしました。
日本でも欧州向けの車をほとんどそのまま持ち込んだものだったので、日産としては国内販売はそれほど期待していなかったと思われますが、欧州車っぽいところが逆に良かったのか、日本でも大ヒット。

ボディー形状は基本的には4ドアセダンですが、後に英国からの逆輸入で5ドアが追加されました。


エンジンも2機種のみでシンプルな構成でした。


プリメーラのSR20DEだけは、欧州仕様のためハイオク指定のままだとか...

サスペンションは、フロントがマルチリンク、リアがストラットでこの足回りが高い評価をされていました。


駆動方式は基本はFFですが、U12ブルーバードで採用された4WDシステムのアテーサもあり、これも良く出来ていました。
基本的にはセンターデフ式の駆動配分50対50の4WDですが、センターデフにビスカプカップリングを用いて、動的に配分が変えられる機構が組み込まれていました。
さらに後輪にもビスカスカップリングのLSDが付いていて、かなり本格的。
U12ブルーバードには、さらにオプションでフロントにもビスカスカップリングのLSDを選択できるモデルもありましたが、プリメーラには採用されませんでした。
GT-Rが採用しているアテーサETSほど高機能ではありませんが、スタンバイ方式ではなく常時4WDであることはポイント高いです。

P11は大きく分けると前期、中期、後期に分かれます。

前期はメカニズム的には、リアサスペンションがストラットからマルチリンクビーム式(トーションビーム式の変形)変更された以外、P10から変更はありません。


しかし、このサスペンションではドライブシャフトが通せないため、4WDではストラットが継続使用されています。
なので、うちのプリメーラさんはP10とは各部がリファインされているだけでほとんど変りません。

プリメーラカミノ(前期)


下のT4がうちのプリメーラさんのグレードですね。

前期のメーカーオプションエアロ(Teでは標準)


ディーラーオプションのエアロ


この後NISMOからもエアロが発売されて、結構日産気合が入っていました。
私はその後IMPULの物に交換しましたが、リアバンパーは4WD不可といわれ、リアバンパーだけメーカー純正品のままでした。
P11のパーツ、結構4WDは除くというものが多く、マフラーも社外品がありませんでした。

前期のボディーカラー


うちの子はグリーンパールでした。
何回か塗装を伴う修理をしていますが、その度に色が特殊だから高いといういい訳をされて、そのくせ塗装ムラがあったりで、この車両を購入した某サニー系列店は他にもいろいろやってくれました...

中期でワゴンが追加されました。
プリメーラワゴン(後期)


写真は後期のカタログのものですので、ヘッドライト周りとか若干違うかもしれません。
それ以外にもどこかで、英国からの逆輸入車5ドアのUKが追加されたはずですが、カタログには載っていませんねぇ。

中期では、それ以外にも可変バルブタイミング&リフト量のNEO VVL SR20VE型エンジンとHyper CVT搭載車が追加されました。


これもカタログは後期のものなので、中期のものと内容が若干異なるかもしれません。

それから約一年後に再びマイナーチェンジで、フロントとリア周りの若干のデザイン変更と1.8Lエンジンのラインナップが変更されました。


1.8Lエンジンが直噴のQG18DDと、リーンバーンのQG18DEに変更されました。


これで発売当初から残っているエンジンはSR20DEのみになりました。

後期のデザインはヘッドランプのデザイン変更とテールランプの周りに樹脂製のパーツが追加され、テールランプの形状が変更されたように見えるようになっています。
プリメーラ(後期)


うちの子は、写真上のTe-Vです。

純正エアロも少し派手になってます。


あと、前期はサイドモールがボディ同色だったのに、中期以降、ホワイト以外はすべて黒の樹脂製モールになりました。

これはP10が樹脂製だったので、P11の売れ行きが良くないから先祖がえりしたのかな?
私はボディ同色の方が良いのですが、ボディカラーは白はいやなのでちょっと困りました。

後期のボディーカラー


それで選んだのが、あまり黒のモールが目立たないミッドナイトパープルでした。
黒にすればもっと目立たないだろうと言われればその通りなんですが、ミッドナイトパープルと言うと日産のスポーツカー専用色のイメージがあって、走りをイメージできるかなぁという理由もあります。

後期に切り替わってしばらくして、日産の販売店再編成で、ディーラーがレッドステージとブルーステージの2系列に統合されました。

プリンス系列、サニー系列ともにレッドステージとなったので、プリメーラカミノはそこで消滅。
自分が2台目を買ったのはその後だったため、プリメーラカミノを選ぶことは出来ませんでした。

この後、先進的なデザイン(私とっては日産のデザインがあらぬ方向に迷走し始めた元凶以外の何者でもないですが)で話題になったP12プリメーラにモデルチェンジ。
この車がまったく売れなかったのは、セダン人気の低迷が原因だけではないと思いますよ、日産さん!
予想通りまったくの不人気車となり、この代でプリメーラも姿を消すことに。

現在、シルフィが唯一残る日産Mクラスセダンですが、この車も日産はまったく日本で売る気が無いようです。
高齢者の買換え需要のためだけにラインナップとして残してあるだけで、発売時にWebカタログを見て絶句しました。
車種専用のディーラーオプションがまったくといって良いほどなかったです。
今の日産にとっては、日本市場は北米向けやアジア諸国向けに作った車を日本にもってきて、お金をかけずに商売するだけの場所になっています。
本国向けに作った車両をそのまま持ってきて買えと迫る、某国のメーカーとなんら変りません。
一部、セレナとか日本市場に特化した車両だけで面子を保っていますが、それもいつまで続くやら...
こんなメーカーにしてしまった高級取りの某社長にはそろそろ退陣していただきたいと思うのですが...日産を立て直してくれたことには感謝していますが、役目は終わっていますよ。
おっと、つい感情的になってしまいました。

■ミニカー
P10プリメーラ(KYOSHO)


実車はかなりの人気を誇ったP10ですが、ミニカーは非常に少ないです。
ノーマル4ドアはこれ1種類しか見かけないです(トミカを除く)。

P10プリメーラ 5ドア(HiStory)


最近になって、5ドアが売られているのを見つけました。

P10のツーリングカーレース仕様車は何種類か発売されています。
JTCCでは、あまり活躍で出来ませんでしたね。
レギュレーションが日本独自だったため、最終的にはトヨタワンメークになっちゃいましたしね。コロナEXIV vs チェイサーって...どっちもトヨタじゃん...

P10プリメーラ JTCCテストカー(KYOSHO)


P10プリメーラ JTCCカルソニック(KYOSHO)


P10プリメーラ JTCCカルソニック(HPI)


これ以外にもカストロールカラーなど数種類出ています。

P11はツーリングカーレース仕様車以外を見たことがありません。
それも海外メーカーだけです。
BTCCで2年連続チャンピオンとっているのに扱いが低すぎませんかねぇ?
JTCCでも若かりし頃の本山選手がプリメーラカミノでアコードとチャンピオン争いしていましたが、最終戦でまさかの行為に出て...黒歴史ですね。
だからミニカーにもならないのかな...

P11プリメーラ BTCC(ONYX)


BTCCでチャンピオンを取ったVodafone日産ですね。

P11プリメーラ STW(ONYX)


こちらはスウェーデンツーリングカー選手権だったかな?
こっちも結構いい成績だったと記憶しています。

P12プリメーラ(KYOSHO)


この頃は、自動車メーカーが宣伝のためにミニカープレゼントしていたので、発売当初からミニカーが出ている車種がほとんどでした。
日産車はすべて、KYOSHOからJ-Correctionとして発売されていたような気がします。

■1台目プリメーラの思い出
愛車の中で唯一新車で買って、19年間付き合ってきて、最後のオーナーも自分という車両のため愛着も一番ありました。

最初乗ったときには、FFのフロントで引っ張り込んで曲がる感覚に慣れていたため、何だこの曲がらない車は!と感じ、しばらくは買ったことを後悔していました。

また、ブレーキの効きがあまりよくなくて、オプションでABSをつけたのに、フルブレーキしてもロックしませんでした。買ったディーラーに言ってもこんなもんですよと取り合ってくれず、なんか不満だらけの印象でした。

でも、その乗り味に慣れてしまうと、それが安定感に変り、峠の登りではコーナリング中でもアクセルを踏み続けていられるのが楽しくて。
エンジンブレーキも4輪で効くので、速度調節もアクセルとシフトチェンジだけで大抵は事足りてしまうのでブレーキもそれほど気にならなくなりました。
また、エンジンもはじめてのDOHCということもあって、回して楽しいエンジンでつい回しすぎで、最後の頃はリッターあたり8.0kmを割り込んでいました。
実に、MR2よりも悪い燃費でした。

でも、他がターボ車だったこともあり、同程度の加速を求めると、6000回転以上回してしまうのですよ。

しばらくして、いろいろパーツを変え始め、ブレーキも社外品に変える事でかなり改善されました。
でも、P10はたくさんパーツが出ていたのに、P11用はものすごく少なく実際にはほとんど選択肢がありませんでした。
しかも、その中には4WDは除くというものも少なくなく、結局は替えたいけど替えるものがないという状態で特に足回りやマフラーは最後までノーマルのままでした。

特にマフラーは、コストダウンのため防錆機能が弱いのか腐食で穴が開き3回も交換しています。
その度に社外品に変えたかったけど結局すべて純正品のまま。

ジムカーナにも何回か出場しました。
最初はMR2でエントリーしていたけど修理が間に合わなくて仕方なく参加したのですが、これが結構楽しい。
愛知のキョウセイドライバーズランドというところに行ったのですが、ここは、レイアウトによっては3速コーナーが作れます。
この車の高速コーナーリングの安定感と、限界域に近づくとアンダーが出るのではなくリアが滑り出すのですが、それでもアクセルを踏み続けられるというのが快感でした。

その後、次の車検で乗り換えるつもりで、思い出作りのため称してジムカーナに出ていたような気がします。
しかし、実際にはその度に車検を通してしまっていたので、結果的に毎年のようにジムカーナに出ていたような気がします。
最後には伊那サーキットも走りましたが、ギア比を変えて加速を良くするか、低速トルクをもっと出すかしないと低速コーナーでの立ち上がりが辛すぎます。
コーナリングスピードは速いので、突っ込みで詰められますが、立ち上がりでいともあっさり置いていかれます。

この車にSR20DET搭載車があったら、どんなに楽しかっただろうなと思いました。
ブルーバードにはあったのだから作れないはずないのにねぇ。

まだまだ思い出は尽きないのですが、キリがないので、この辺でやめておきます。

■2台目プリメーラの思い出
1台目のプリメーラへの思い入れがあるため、この車に対する期待は非常に大きいものがありました。
なんたって、1台目のプリメーラで感じていた一番の不満材料である、エンジンのパワー不足というのが改善されるのですから。
その期待が大きかったがために、ちょっと残念な気持ちが強いです。
先にも書きましたが、せっかく高回転型のハイスッペクなエンジンを積んでおきながら、それがまったく生かせないCVTと組み合わされたのが非常に残念です。

4速ATがマニュアルモード6速付きCVTになるというのも、2速と3速のギア比が離れていた1台目のプリメーラにとって朗報になるはずのものでしたから2重のショックです。

日産も反省したのか、P12プリメーラでは6速マニュアルとの組み合わせになっていました。
でも、P12のデザインはどう贔屓目に見ても走りを訴求するものではありませんでしたから、こちらも成功とは程遠かったですけどねぇ。

しかし、ピークパワーこそ封印されてしまいましたが、そこそこスポーティに走らせる分には十分速い車でした。
細かいところも改善されていて、車としての完成度は1台目のプリメーラよりも確実に上がっていました。
実際、最終型のT4に乗換えを考えたほどでしたから。

こちらの車を手放したのは、まだジムカーナを始める前でしたから、特に思い出創りのための競技出場とかサーキット走行をすることもありませんでした。

手放さなければいけないことが決まってから実際に手放すまでの時間も短かったので、あまり特別何かをやったということはありません。
ただ、嫁いでいくのにおなかをすかしたままではかわいそうなので、お別れの前日に燃料を満タンにした記憶があります。

さて、今回は2台分同時ということもあり、かなりの長文になってしまいました。
一緒に過ごした19年間を思い起こしてみると、いろいろなことがありすぎて、とても書ききれませんでしたので、これでも走りに関する感想だけにとどめたのですけどね。もう少し書きたい内容を要約できるようにしないといけませんね。
ここまで読んでいただいた方お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。

さて、次回からはいよいよ路線変更でスポーツカーに転身です。
まずは、SW20 MR2。
こちらは3台所有暦がありますので3台いっぺんに行きます。
といっても、うち2台はいまだに所有していますので、しんみりしなくて良いですね。
Posted at 2016/01/09 23:50:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | プリメーラ | 日記
2016年01月03日 イイね!

愛車遍歴 U11ブルーバード編

愛車遍歴 U11ブルーバード編「ミニカーとカタログで振り返る愛車遍歴」その2
2台目の愛車、U11ブルーバード編でございます。

また、自己満足の長文昔話ブログになってしまいました。
時間に余裕のある方だけお付き合いください。

はじめて自分で選んだ愛車になりますが、スポンサーは父親なので、父名義の車両でした。

社会人になり、はじめの3ヶ月間は試用期間ということで、車通勤は禁止。
その間に、通勤用の車の買い替えを検討していて、以下の3車種が候補でした。
①S12シルビアの中古
②S13シルビア
③U11ブルーバードマキシマ(V6エンジン搭載車)の中古
小さい頃あこがれたスポーツカーに路線変更するか、実用的な車両だけどちょっと走りもいい車両にするか、本人もかなり迷っていました。

①は、FJ20DET型エンジン(R30スカイラインRSに搭載されているエンジン)搭載車、または、CA18DETエンジン(S13シルビアがデビューしたときのエンジン)搭載車が希望でしたが、前者はマイナーチェンジ前にラインラップから消えていて台数が少なく、あっても手荒な扱いをされているものがほとんど。後者は最終マイナーチェンジで追加されましたが極度の玉不足で、まず見つけることが困難。
というか、S12自体がほとんど売れなかったので、グレードを問わずS12を探すのは難しい状況でした。リトラ好きにとってはちょっと残念ではありましたが...
ということでS12は候補から落ち...

②は大ヒットしていたので、中古でもそこそこの数が出回っていましたが、高値安定。新車でももちろん買えましたが、予算的にちょっと厳しい。
それに、親にお金を出してもらうので、親も乗せることを考えるとちょっとねぇ...

ということで、③に絞って付き合いのある日産ディーラーの営業マンに探してもらっていました。
でも、白い車が好きではないので、ボディカラーは白以外と言う条件をつけていました。

当時は新車販売台数のほとんどが白という状況で、ディーラー間の情報共有のシステムもなかったため、いつまで経っても見つかったと言う連絡はなし。
そうこうしているうちに、試用期間が終わり、車通勤が解禁されました。
そして、通勤初日から1速でかなりひっぱてからでないと前の車についていくことすら難しいという現実がまっており、うるさいだけでちっともスピードの出ないのが苦行のようでした...(^^;)

そんな状況で、父の知り合いの自動車屋さんに、4気筒ターボのSSSならあるという情報が入ってきたので、すでに夜でしたが試乗させてもらいました。
そこで、4気筒ターボでも十分過ぎるくらいのパフォーマンスがあったため、ボディカラーは白でしたが、即決で購入を決めました。

■主要緒元
車名:      ブルーバード 4ドアハードトップ TURBO SSS-X
型式:      KU11NAT
駆動方式:    FF
ボディ形状:   4ドアハードトップ
外形寸法:    4530mm × 1690mm × 1370mm
車両重量:    1260kg
エンジン型式:  CA18ET
 形式:      水冷直列4気筒OHCターボ
 最大出力:  135PS/6000rpm(グロス)
 最大トルク:  20.0kgm/3600rpm
ミッション:    OD付き4速オートマチック
サスペンション: 前 ストラット
         後 ストラット
ブレーキ:    前 ベンチレーテッドディスク
         後 ディスク
タイヤサイズ:  185/70SR14
燃費:      11.2km/l (10モード)
所有期間:    1990/07/10 ~ 1995/10/11

先代の910ブルーバード1800GFに比べると出力で約3割アップ
最大出力  105PS(グロス) → 135PS(グロス)
最大トルク 15kgm → 20kgm

その分重量も200kg以上重くなっています。
車両重量 1035kg → 1260kg

実際には、運動性能は数値の差以上に劇的に向上しました。
この車に乗り換えて、はじめて峠を走るって楽しいと感じ、車を走らせることに目覚めました。
タイヤを含めノーマルのまま何も変更することはありませんでしたが、3ウェイアジャスタブルショックアブソーバーと言って、車内からショックの減衰力を3段階に切り替える機能が付いており、峠ではハード、街乗りではソフトに切り替えるなどして走りを楽しんでいました。

また、駆動方式がFFに変ったこともあり、直進安定性も劇的に向上し、乗っていて楽な車でした。
しかし、時々コーナリング中にアクセルを踏み込むとトルクステアが顔を出して、ステアリングを戻すのに苦労したりと言うこともありました。

この頃に、愛車の写真をきれに撮りたいという理由で一眼レフカメラを購入しました。
しかし、現在肝心の撮影した写真があまり残っていません。
この時代まだフィルムだったということもありますが、生意気にも主にネガではなくポジフィルムを使用していたため、ほとんど写真をプリントしませんでした。
さらに、フィルム自体どこにしまってしまったのか、発見されず今日に至るという感じで、撮った写真のほとんどが行方不明です。
まぁ、出てきたところで撮影者の腕がへっぽこなので、大した写真はないんですけどねぇ。

■カタログ
中古で購入したこともあり、自分の愛車が載っているカタログは所有していません。
なので、マイナーチェンジ後のカタログになります。
スペック的には何も変更はなかったはずですが、SSSの最上級グレードにはDOHC Turboエンジン搭載車が追加されています。
また、V6エンジン搭載のMAXIMAもマイナーチェンジ後の追加車種になります。

グレード構成は、大きく分けると"MAXIMAシリーズ"、"SSSシリーズ"、"ELEGANTシリーズ"に分けられます。
そして、ボディタイプが、4ドアハードトップ、4ドアセダン、ワゴンの3種類

MAXIMAシリーズ


SSSシリーズ




なんかステアリングの形状だけで4種類もありますね。
それに、最上位グレードはデジタルメーターになっています。

ELEGANTシリーズ


AD WAGONシリーズ


この頃の日産は4ドアのピラーレスハードトップが売りだったので、グレード構成も4ドアハードトップが充実していました。
また、この頃はツートンカラーのボディが流行っていて、ファミリーカーであるブルーバードも例外ではなく、数種類ラインナップされていました。

うちの愛車のグレードはこの1800 TURBO SSS-X


動力性能も装備も十分で、価格も結構安かったので(うちの子は中古なので)、色が白なのを除けば、大満足の車両でした。

エンジン構成は、マイナーチェンジでDOHC TURBOのCA18DETとV6のVG20ET、VG20Eが追加されました。


マイナーチェンジ前は、うちの愛車に搭載されているCA18ETが最強スペックでした。グレードは、確かこの上に"TURBO SSS-XG"というのがあったような気がします。

そして、MAXIMAのみに搭載されている、"スーパーソニックサスペンション"というのが、当時先進装備でうらやましかった記憶があります。
センサーで路面の状態を読み取り、自動的にショックの減衰力を切り替えるというものでした。
はじめにMAXIMAを探していたのは、V6エンジン搭載と言うところよりも、この装備が欲しかったと言う方が強かったかなぁ。

愛車としてのブルーバード暦はこれが最後となりましたが、このあと、初のフルタイム4WD搭載のU12、ハードトップとセダンをまったくの別デザインとしてブルーバード×2計画と銘打ったU13と続きました。
U12は大ヒットとなりましたが、U13のセダンは北米デザインが採用され、日本では超不人気車となったレパードJフェリーと同じ垂れ尻ルックになり、大方の予想通り、まったく売れませんでした。販売比率はほとんどをハードトップが占めることになり、人気にもかげりがでていました。

U12ブルーバード SSSシリーズ ハードトップ


U12ブルーバード URBANシリーズ セダン


U13ブルーバード ARX(ハードトップ)


U13ブルーバード SSS(セダン)


その後、U14でプラットフォームがP11プリメーラと共通となり、時期を同じくして日本ではセダンの人気が低迷し、U14もP11も販売的には苦戦を強いられました。
そして、このU14が最後の純粋なブルーバードとなりました。
この後、まったく別の車として販売されていたシルフィにブルーバードの冠を取ってつけたりしましたが、シルフィのモデルチェンジとともにその名称もはずされ、ブルーバードの名は絶版となりました。

■ミニカー
910以降、1/43以上のスケールではU12のミニカーしか見たことがありません。
しかも、4ドアセダンのみ。
まぁアテーサ4WDを搭載したラリーベース車がセダンだったので、そのイメージなんでしょうが、個人的には売れていたのは圧倒的にハードトップだったので、ハードトップにして欲しかったです。

U12ブルーバード SSSセダン


■この車との思い出
車を走らせる楽しさを教えてくれた車ですね。
ターボ車ですのでそこそこのパワーがありましたが、かと言って扱いにくいところがあるわけでもなく、もうちょっとパワーがってもいいかなと思えるくらいの使い切れるパワー感がちょうど良かった気がします。
欲を言えばエンジンがもうちょっと高回転で気持ちよく回れば言うことなしでした。

この車はノーマルのままで何も弄ることはありませんでしたし、競技に出るようなこともありませんでしたが、良くも悪くも車中心の生活に踏み入るきっかけになった車ではありました。

まとまったお金があると、使い道に迷わないようにと、自然と使い道を決めてくれました...(^^;)と言うくらい、賞与をもらうタイミングでよく壊れた印象が残っています。

(1) まずはタービンブロー
常磐道で気持ちよ~くスピードを出して走った帰り道の中央道で、いきなりバックミラーに白煙が上がるのが見えたと思うと、しばらくしてオイルの焼けるいやなにおいが車内に流れ込んできました。
幸い、90km/hくらいまでは白煙を吐きながらも普通に走れたため、そのまま自走で帰宅。
修理に出したら、タービン交換とともにターボタイマーが取り付けられてかえってきました。高速走行のあと、すぐにエンジン停止するようなことは元々していませんでしたが、まぁ、安心料ですかね。

(2) 凍結路面で制御不能になり側溝に脱輪
このときに、まずはJAFに来てもらったのですが、JAFの車で引き上げようとすると側溝の向こう側にある石垣にボディを擦ってしまうということで、吊り上げるしかないということになりました。

そこで吊り上げるための別の車両を呼んで吊り上げて救出しました。
吊り上げてみてわかったのですが、脱輪する前に側溝の間にかかっていたコンクリートの渡し棒にフロントタイヤをぶつけ、その衝撃でドライブシャフトを破損。
ドライブシャフトが根元からはずれ、タイヤがフロントフェンダーにまで食い込んでいました。

こんなことなら、石垣でボディをこするくらいどうと言う事もなかったですね。

話しはちょっと脱線しますが、吊り上げるのにUNICを積んだトラックが呼ばれてきたのですが、あんた酔っ払っているだろうと言いたくなるような顔の赤い親父が乗ってきました。
#ちなみにJAFの隊員はもう帰ってしまっています。

私の愛車はピラーレスの4ドアハードトップですが、その屋根に木の柱を通して、その木の柱を吊り上げると言うのです。
ハードトップの屋根だけで1.3tの車両を持ち上げると...

また、ピラーレスですから、木の柱を固定する場所がありません。
しかしその親父は、シートベルトがあるから、それに引っかかって柱はずれないから大丈夫だといって柱を渡しただけで何の固定もしません...
えーとシートベルトがない側にずれたら一貫の終わりなんですけど...

さらに、吊り上げるときに車が車道側に振られないように手で押さえていろと...
機械の力で吊り上げている1.3tもあるものを人間一人の力で押さえていられるわけ無いだろうっと思いましたが、言われるままに車両を押さえていました。

峠に上るアクセス道路なので、道幅も狭いところに、私の車両が車線を半分以上塞いでいます。
本来、大型車両は指定車両以外通行禁止の道なのですが、そんなことは関係なくショートカットのために大型車両もたくさん入ってきます。

実際に、吊り上げ作業中、私のすぐ後ろを速度も落とさずにどんどん走り抜けていきました。

あのときに車に押されて1歩後ろに下がっていたり、柱が外れて愛車が降ってきたりしていたら、今自分はここに居なかったかもしれませんね。

(3) 通勤途中でフロントタイヤバースト
おまけに、バーストしたタイヤのナットがどうしても外れず、近くのガソリンスタンドまでそのまま自走して、スタッドボルトをねじ切ってもらいました。
だめになったタイヤは1輪だけですが、4輪とも新品交換

(4) ミッショントラブル
これも通勤途中での出来事ですが、交差点で信号待ちしていて、発進後右折しながら加速しようとしたとき、足元で何か金属が割れるような音がして、まったく加速しなくなりました。
ミッションが完全に壊れたようです。

会社が見えるくらいの場所で壊れたので、そのまま歩いて会社に行き、職場の先輩の知り合いの自動車屋さんに運んでもらいました。
(2)の時も通勤途中だったので、この後しばらく、会社に緊急で休むと言う連絡をすると、「また車が壊れたか」と言われるようになりました...orz

原因は(2)の修理が完全ではなく、常時ミッションに異常なストレスがかかったままであったと言うことです。
中古のミッションに交換してもらいましたが、かなり高額な修理代でした。

(5) 帰宅時にリアタイヤバースト
帰宅時に峠道ののぼりを走行していました。
登坂車線がある2車線の道路で、前を走っているレビンを追い抜いた瞬間、いきなり車が180度回り、そのままコーナー外側のガードレールに向かってまっしぐら。
幸い、レビンはうまく交わしてくれたので最悪の事態は免れました。

あと自分に出来ることはリアガラス越しにガードレールがどんどん迫ってくるのを見つめながら祈るだけ。
こちらも、運良くガードレールの30cm手前くらいで止まってくれました。

車を降りて見ると、左のリアタイヤがバーストしていました。

これも他の3輪は、まだ使えそうでしたが、4輪とも交換しました。

しかし、それから1ヶ月もしないうちに、また同じ左リアがパンク。
今度は走り始める前に気づいた普通のパンクでしたが、アルミホイールのリム部分のかけらのようなものが刺さっていました。

このときはその1輪だけ新品タイヤに交換し、まだ乗るつもりでいましたが、すぐにライトのバルブが切れたりということが続き、これは、もう乗るなという暗示かもしれないと思い、乗換えを決めました。

ということで、今のうちの競技車両が壊れまくるのは、このときのブルーバードの血を引き継いでいるのかも知れませんねぇ。
しかし、ブルーバードの魂は、この後プリメーラさんが引きついだはずなので、いつの間にMR2に乗り移ったのでしょう...(^^;)

次は、P11プリメーラカミノの順番ですが、その後にもう1台P11プリメーラに乗っているので、一緒に書きたいと思います。
Posted at 2016/01/04 17:21:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年01月02日 イイね!

あけましておめでとうございますm(__)m

年明け早々、昨日はニューイヤー駅伝~サッカー天皇杯。
本日は箱根駅伝~高校サッカーとテレビの前から動かない生活を送っております。

今年は曜日の並びがあまりよくないので、正月休みも明後日までですが、特にやることもないので、今までの車生活でも振り返ってみたいと思います。

題して、「ミニカーとカタログで振り返る愛車遍歴」ということで、過去の愛車の思い出などを、所蔵しているミニカーとカタログなどの写真とともに語っていこうかというものです。

第1回は、最初の愛車である「910型ブルーバード」
なぜ、"ミニカーとカタログで振り返る"なのかと言うと、最初の愛車である、この車の写真が1枚もないからというところで決まりました。

また、自己満足の長文になる可能性が高いです...(^^;)
昔を懐かしみたい方だけお付き合いください。

■主要緒元
車名: ブルーバード セダン1800GF
型式: PJ910HA
駆動方式: FR
ボディ形状: 4ドアセダン
外形寸法: 4350mm × 1655mm × 1385mm
車両重量: 1035kg
エンジン型式: Z18
 形式: 水冷直列4気筒OHC
 最大出力: 105PS/6000rpm(グロス)
 最大トルク: 15.0kgm/3600rpm
ミッション: 3速オートマチック
サスペンション: 前 ストラット
         後 4リンクコイル
ブレーキ: 前 ベンチレーテッドディスク
         後 リーディングトレーリング(ドラム)
タイヤサイズ: 165SR13
燃費: 10.5km/l (10モード)

所有期間
1987/04/29 ~ 1990/07/10
(自分が占有するようになってからの期間)

■カタログ
多分、この車両を買うときもらったものだと思います。
父親の手書きの価格が書き込まれていました。
それをなぜか私がとってあったらしいです。


カタログの表紙を飾っているのは沢田研二さん
時代を感じますねぇ。





この頃のファミリーセダンは、4ドアと2ドアをボディバリエーションとして持っているのが定番でしたがブルーバードにはワゴンもありました。
この頃のワゴンは、商用車のバンのイメージが強くて、人気ありませんでした。
日産ではサニーとセドリックにもあったかな?
そういえばスカイラインにもR30にはラインナップにありましたね。

エンジンラインナップは以下の通り


すべて4気筒で、ガソリンが6種類のディーゼルが1種類
それほどスペックに違いはないけど、これだけのラインナップがいるんでしょうかねぇ?
シングルキャブ仕様: Z16(1600cc:95PS)、Z18(1800cc:105PS)、Z20(2000cc:110PS)
電子制御インジェクター: Z18E(115PS)、Z20E(120PS)
ターボ: Z18ET(135PS)
ディーゼル: LD20(65PS)

ボディ形状3種類、エンジン7種類で、それに大きく分けるとSSS系とベーシック系のグレードに分かれるので、組み合わせると全部で31もグレードがあります。

トップグレードは、ターボ搭載のSSSですね。

うちのグレードは1800GF


ボディーカラーはシルバーで、内装もグレーでしたからこれに比べるとずいぶん落ちついた感じになりますけど。
GFはベーシック系では上級グレードになりますが、パワステはないはATも3速と今ではちょっと考えられないですね。

そういえば今では当たり前の装備でも、この頃はカタログのうたい文句になっているんですね。


ラック&ピニオンのステアリングなんて、今じゃ当たり前装備ですね。

さらにオプションは混沌としていますねぇ。


マイクを備えた録音機能付きのオーディオに、ドライブコンピュータですよ。
どんなシーンで使うことを想定しているんでしょねぇ。
ラリーでもやりますか?

■ミニカー
さすがに、自分と同じグレードのミニカーは無いですね。
北米向けの左ハンドルですが、1.8GLの4ドアセダンがありました。


こちらは4ドアハードトップのSSS


うちのカタログにはハードトップは2ドアしかありませんでしたが、マイナーチェンジで追加されたのかな?これは1982年式と言うことになっています。
うちのカタログは1980年のものでした。

こちらも4ドアハードトップのSSS


しかし、こちらは1979年式と言うことなので、うちのカタログよりも古い...
それとも輸出仕様には初めからあったとか?
いずれにせよ、内装も作れていないような出来のものなので、どこまで信用していいものか...

■この車の思い出
元々、この車、兄が海外赴任して乗り手がおらずに、ディーラーに預けられていました。
兄の赴任直後はまだ運転免許を取得していなかった自分も、大学1年の夏休みに免許を取得したため、誰も乗らないのなら乗るかと言う話しになりました。

自分の通っていた大学はキャンパスが3つに分かれていて、1年間だけ教養部のキャンパスに通う形になっていたので、半年後には引っ越すことが決まっていました。
アパートの大家さんには車持ってきても良いと言う了解はもらっていたのですが、自宅から自分の大学のあるところはかなりの距離があり、免許取立てでは危ないと言われ、結局1年生の間は乗る機会はありませんでした。

2年生のゴールデンウィーク中に、父が大学の下宿まで乗ってきてくれたので、それからは車で通学していました。
地方の郊外にあるキャンパスのため、車の乗り入れも特に規制はなく、学内の駐車場に止めることが出来ました。

この車両の購入には、まったく自分の意思が入っていないため、この車にはあまり思い入れがありません。
(ちなみに、この頃欲しかったのは、初代レパードです。)

そのため、写真は1枚もないし、洗車だって片手で数えるくらいしかしたことがありませんでした。

また、運転技術が未熟だったこともあり、自損事故を何回か起こしています。

今になって思えば、もう少し可愛がってあげるべきでした。

510型の再来と言われ、名車といわれている910ブルーバードですが、うちにあった車両はSSSではなく、1800GFのAT車両。
FRに重ステで一見硬派ですが、カタログスペックでは100PS超のZ型エンジンですが、頑丈が取り柄だけでまったく回らず、ATも3速と動力性能は見るべきものはありませんでした。サスペンションの型式もSSSとは異なり、街乗り重視のものでした。
それでも免許取立ての頃は恐々乗っていたこともあり、それで十分でした。

しかし、社会人になり、車通勤するようになって、通勤路が峠1つ越えていく状況であったため、動力性能にかなり不満がありました。
確か、車通勤をはじめて1週間経たないうちに次の車両に乗り換えたように記憶しています。

一番の思い出は、大学から帰省するときに碓氷峠を走っていて、重ステを回しきれずにガードレールに突っ込みそうになったことですね。
幸い突っ込む前にリアが滑り出して、リアバンパーをヒットしただけで済みました。
おつりで今度は反対側の壁に突っ込みそうになりましたが、そちらは曲がりきれました。
今と違ってモータースポーツの入り口にも立っていませんでしたから、特に飛ばしていたわけでもなかったんですけどねぇ。
その分テクニックを何も持ち合わせていませんでしたから、なすすべなく翻弄されました。

さて、次回はU11型ブルーバードになります。
FF化され、今の車と比べても遜色ないような車両でした。
Posted at 2016/01/03 03:26:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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「会社の自動車部のメンバーから発売されるという情報を聞いたんが発売日の朝。昼休みに通販サイトを見るとすでに転売ヤー価格になっていたので会社帰りに本屋をはしごして2件目でゲット。」
何シテル?   08/03 18:26
Blue SWです。 休みの日にはジムカーナをやったり、ミニサーキットに走りに行ったりしています。 スーパーカー世代なので、リトラクタブルライトで後ろにエン...
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ボルボ S60 ボルボ S60
アクセラの次はボルボにしようかなと、新モデルが出るたびに試乗に行っていました。 当初の ...
トヨタ MR2 トヨタ MR2
2代目MR2 主にジムカーナに使用している車。オークションで購入。 購入金額は安かったが ...
トヨタ アクア トヨタ アクア
ティーダ君の自動車税が割り増しになり、車両のトラブルも目立つようになったため乗り換え。 ...
ロータス エスプリ ロータス エスプリ
何台かある最もデザインが好きな車の中の一台で、唯一実際に所有が可能だと思っていた車。車を ...
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